
「リノベーションって具体的にはどんな工事?」その疑問を専門家が解決します!リノベーションの定義や具体的な施工内容、さらにリフォームとの違いを詳しくご紹介。「リフォームとどう違うのか」を明確にして、自分に合った施工を選びましょう!
目次

株式会社ユニテ 設計部
設計部門の責任者として年間20棟以上の新築住宅設計を手掛ける。
【 保有資格 】
一級建築士 / 建築施工管理技士一級 / 宅地建物取引士 / 応急危険度判定士
「リノベーションとはどんな工事?」
「リノベーションとリフォームの違いがよく分からない…」
こんな疑問をお持ちではないでしょうか?
今の住まいに手を加えて新しくしたい・今よりもっと住みやすい家を作りたいと考えている方なら、一度は感じる疑問ですよね。
リノベーションとは、既存住宅に新たな価値を加える大規模な改修のことです。リフォームが「元に戻す工事」なのに対し、リノベーションは「暮らしをアップデートする工事」という違いがあります。
両者の違いは、「新たな機能や価値を付け加えるか否か」という点なのです。この違いによって、「工事期間」「費用」「選ぶべき業者」が変わってきます。
あなたが求めている「理想の住宅」を手に入れるためにも、おこなうべきなのは「リノベーションなのかリフォームなのか」をしっかりと理解しておきましょう!
【3つのポイント】リフォームとリノベーションの違い
リノベーションとは、既存の住宅に新たな価値や機能を加える大規模な改修工事のことです。老朽化した部分を修繕する「リフォーム」とは異なり、間取り変更や性能向上によって、暮らしに合わせた住まいへアップデートできる特徴があります。
- 3DKから1LDKへ変更し、広いリビングをつくる
- 壁を撤去して対面キッチンに変更する
- 在宅ワーク用のスペースを新設する
- 収納を増やして家事動線を改善する
- 子どもの成長に合わせて間取りを変更する
上記の事例からもわかるように、リノベーションは「元々は無かった機能や価値を追加する」ことを意味します。そのため、間取りの変更から内装、配管などの全面的な見直しも含まれる形です。
つまりリノベとは、住む人の暮らしやニーズに合わせて住宅機能を刷新し、古い建物に新たな価値や魅力を与える施工だと言えます。
まずは、リノベーション工事の3つの特徴について詳しくみていきましょう。
- 中古住宅に付加価値をつけられる
- 資産価値の目減りを抑えやすい
- ライフスタイルに合った住まいを実現できる
中古住宅に付加価値をつられける
リノベーションの大きな特徴として、まず「中古住宅に付加価値をつける」ことが挙げられます。リノベーションは単に内装を改修するだけでなく、住む人の生活に合わせた間取りや機能の刷新を目的としている工事です。
特に、「フルリノベーション」や「スケルトンリノベーション」と呼ばれる方法では、住宅の価値が大幅に向上します。室内を完全に解体し、配線や配管などのインフラ部分から見直すことも可能です。
リノベーションをおこなうことにより、単に見た目がおしゃれになるだけでなく、機能的にも大きな改善が見込めます。スケルトン状態からリノベーションをおこなえば、住宅に新しい命を吹き込むこともできるのです。
スケルトンリノベーションの費用や注意点について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
「スケルトンリフォームの基礎知識!費用相場・業者依頼のコツを徹底解説します」
「フルリノベーションの費用を徹底解説!物件タイプ別に実例やシミュレーションを紹介」
資産価値の目減りを抑えやすい
リノベーションの特徴の1つとして、「資産価値の目減りが少ない」ことも挙げられるでしょう。築年数が経過した物件でも、リノベーションによって物件の資産価値を高めたり、その減少を抑えたりすることが可能です。
これは長期的なライフプランを考える上で重要なポイントになります。建物の資産価値は通常築年数とともに減少していき、約20年で価値が下がり、土地の価値に近づく傾向です。特に、築25年〜30年経過した中古マンションは、資産価値が横ばいになります。
これらの物件にリノベーションをおこない、室内の使用状態や設備を改善することで、資産価値が高い状態を保つことができるのです。
そのため、築浅のマンションを購入するよりも、資産価値が落ちにくい中古物件をリノベーションしたほうが、賢い投資になるケースもあります。
ライフスタイルに合った住まいを実現できる
リノベーションには、「ライフスタイルに合った工事」ができるという利点もあります。リノベーションとは、わかりやすく言うと「現代のライフスタイルに合わせた、より快適な住まいづくりの実現」です。
中古住宅は、もともとその時代の生活様式に合わせて建てられたものであり、現代のライフスタイルや家族構成の変化に適応しているとは限りません。
リノベーションで既存の物件における間取りや住宅性能を刷新することで、古い間取りや内装を、現代の暮らしに合わせた快適なものに変えることができます。
たとえば、家族の増減に応じたリビングの広さの調整、耐震性や耐久性の向上、デザイン性の高い空間の創出などが可能です。
また、既存の仕切り壁を取り払い、光と風が通る開放的なリビングを作ることもできます。一人暮らしに適した機能的な間取りへの変更など、住む人のニーズに合わせた自由度の高いアレンジが魅力です。
このようにリノベーションは、単なる修繕ではなく、暮らしに合わせて住宅の価値や性能を高める工事です。「理想の住まいを実現したい」「中古住宅を自分好みに変えたい」という方に向いている選択肢といえるでしょう。
リノベーションとは?特徴と意味
リフォームとリノベーションの定義はしばしば混同されがちですが、主に工事の規模や目的、住宅の性能における大きな違いがあります。
リノベーションとリフォームの具体的な違いは以下の通りです。
| リノベーション | リフォーム | |
|---|---|---|
| 目的 | 価値・性能の向上 | 老朽部分の修復 |
| 工事規模 | 大規模(間取り変更あり) | 小規模(部分的) |
| 費用 | 高め | 比較的安い |
| 工期 | 長い(数週間~数ヶ月) | 短い(数日~数週間) |
| 自由度 | 高い | 制限あり |
| 向いている人 | こだわりの住まいを作りたい人 | 手軽に修繕したい人 |
リノベーションは、間取り変更や性能向上などを通して、住まいに新たな価値を加える工事を指します。一方、リフォームは老朽化した部分を修繕し、新築時に近い状態へ戻す工事です。
理想の住まいを実現したいのか、現在の住まいを修繕したいのかによって、選ぶべき工事は異なります。このように、両者は「工事の目的」や「工事規模」に大きな違いがあるのです。
まずは以下の3つの観点から、リノベーションとリフォームの違いについて解説していきます。
- 言葉や目的の違い
- 工事の規模の違い
- 居住性能の違い
「リノベーション」の定義は、既存の建物に大規模な工事を施し、住まいの性能を新築時よりも向上させることです。わかりやすく言うと、中古住宅を現代のライフスタイルに合わせて改修し、新しい価値を生み出すことを目的にしています。
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リノベーションの事例 ✔️間取りを2DKから1LDKにすることで1部屋を大きくする ✔️生まれてくる子供を見越して見通しの良い間取りにする ✔️将来孫ができた時のために新たにキッズルームを作る |
上記の事例からもわかるように、リノベーションは「元々は無かった機能や価値を追加する」ことを意味します。そのため、間取りの変更から内装、配管などの全面的な見直しも含まれる形です。
つまりリノベとは、住む人の暮らしやニーズに合わせて住宅機能を刷新し、古い建物に新たな価値や魅力を与える施工だと言えます。
まずは、リノベーション工事の3つの特徴について詳しくみていきましょう。
- 中古住宅に付加価値をつける
- 資産価値の目減りが少ない
- ライフスタイルに合った工事
リノベーションとリフォームの違い①言葉や目的
リフォームとリノベーションでは、まず言葉の意味や施工の目的が異なります。以下は英語における各単語の意味を比較したものです。
| リフォーム(reform) | リノベーション(renovation) |
|---|---|
| 悪い状態からの改良 | 革新、刷新、修復 |
この定義を建築における用語に置き換えると、「リノベーション」は既存の建築物に改修を加え、新たな価値を生み出すことを指します。また「リフォーム」は、壊れたり老朽化したりした部分を修理・改善することです。
つまり、リノベーション工事は、既存の状態よりも物件の機能や魅力を向上させることを目的にしています。中古物件を購入し、間取りや設備を工夫して自分好みの家に作り変えたり、ライフスタイルの変化に合わせて住まいを再構築したりするのが特徴です。
一方、リフォーム工事は、「マイナスの状態をゼロに戻す機能の回復」としての意味合いが強まります。具体的には、外装の塗り替えやキッチン設備の変更、壁紙の張り替えなどの工事が該当するでしょう。
長期にわたり使用された住居の老朽化した箇所を修復し、新築に近い状態へと回復させるのがリフォームの役割です。
リノベーションとリフォームの違い②工事の規模
リノベーションとリフォームの主な違いの1つは「工事の規模」です。
リノベーションは、間取りの変更や水道管・排水管の交換、冷暖房換気設備の改善など、より大規模な工事を含みます。建物を「フルスケルトン」状態に解体し、躯体構造だけを残して全面的な改修をおこなうことも可能です。
一方リフォームは、システムキッチンやユニットバスの交換、壁紙の貼り替えなど、比較的小規模な工事に分類されます。これは、既存の建物の一部分を更新することを重視しており、特定の機能や外観の修復・改善に焦点を当てているためです。
このように、リノベーションは部分的な修復にとどまらず、建物全体の性能向上や機能の刷新を目指す点がリフォームとは異なります。
リノベーションとリフォームの違い③居住性能
リノベーションとリフォームには「居住性能」の違いもあります。
リノベーションは、新築時以上の性能を目指しておこなわれる改修工事です。以下のような、居住性能を根本から改善するための大規模な工事を目的としています。
- 断熱性
- 採光
- 通風
- 省エネルギー性能
- 耐震性能
この過程で、オーダーメイドの素材を選択したり、収納スペースを増やしたりするなど、住宅の価値を高める改修もおこなわれるのが特徴です。リノベーションによって、居住性能が大幅に向上し、住み心地や快適性が格段に改善されます。
一方リフォームでは、新築当時と同等か、それ以下の居住性能になる工事が主です。老朽化した設備の修理や更新に焦点を当てている工事のため、壊れた水回り設備の交換や壁紙の張り替えなどが含まれます。これらの工事は、建物を新築時の状態に戻すことが目的です。
リノベーションが向いている人
リノベーションは自由度が高い一方で、費用や工期も大きくなりやすいため、すべての人に最適な選択とは限りません。ここでは、リノベーションが向いている人の特徴を解説します。
間取りやデザインにこだわりたい人
リノベーションは、間取り変更や内装デザインの自由度が高い点が大きな魅力です。壁を撤去して広いLDKをつくったり、対面キッチンへ変更したりと、ライフスタイルに合わせた住まいづくりができます。
そのため、「既製品の家では物足りない」「自分好みの空間にしたい」という方に向いているでしょう。
中古住宅を購入してコストを抑えたい人
中古住宅を購入してリノベーションすることで、新築よりも費用を抑えながら理想の住まいを実現できる場合があります。
物件価格を抑え、その分を内装や設備に充てられるため、コストとこだわりのバランスを取りやすい点がメリットです。立地や広さの選択肢が広がる点も魅力といえます。
ライフスタイルの変化に合わせた住まいを作りたい人
リノベーションでは、以下のような具体的な改修がおこなわれます。
- 3DKの間取りを1LDKに変更し、広いリビングを確保する
- 壁を撤去して対面キッチンにし、家族とのコミュニケーションを取りやすくする
- 和室をフローリングに変更し、現代的な内装にする
- 在宅ワーク用のスペースを新たに設ける
このように、リノベーションは単なる修繕ではなく、暮らしそのものを変える工事です。在宅ワーク用のスペースを設けたり、収納を増やして家事動線を改善したりと、生活スタイルに合わせた改修ができます。
また、子育てや働き方の変化に対応したい方にも向いているでしょう。
リノベーションが向いていない人
一方で、短期間で入居したい人や、できるだけ費用を抑えたい人には、リノベーションが向いていない場合があります。大規模な工事では数週間〜数か月かかることもあり、仮住まいが必要になるケースもあるためです。
また、中古物件では追加工事が発生する可能性もあり、予算に余裕を持った計画が必要になります。
リノベーションのメリットとは?
リノベーションには、既存の住宅を活かしながら理想の住まいを実現できるという大きな魅力があります。ここでは、主なメリットを解説します。
- 工事設計の自由度が高い
- 中古物件を活用することで選択肢が広がる
- コスト削減につながりやすい
- 資産価値の維持・向上が期待できる
工事設計の自由度が高い
まず挙げられるのが、設計の自由度が高いことです。壁の撤去や間取り変更が可能なケースも多く、ライフスタイルに合わせて空間を柔軟に設計できます。
たとえば、複数の部屋をつなげて広いリビングを作ったり、対面キッチンに変更したりと、自分好みの住まいを実現しやすいのが特徴です。
弊社ユニテでは、これまでに多くのお客様のリノベーションをおこなってきました。お客様の中には「ライフステージの各段階に合わせて、家を自由に設計したい!」という方が多くいらっしゃいます。
リノベーションの理由例
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✔️孫ができた時のために子どもが遊べる部屋を増築したい ✔️生まれてくる子どもが怪我をしない様に段差のない家にしたい ✔️夫婦二人暮らしになるので、部屋を減らして暮らしやすくしたい |
上記のように、その時々のライフステージに合わせて自由に家を設計できることがリノベーションをおこなう上での大きなメリットだと言えるでしょう。
中古物件を活用することで選択肢が広がる
中古物件を活用することで選択肢が広がる点もメリットです。新築にこだわらなければ、立地や広さなど条件に合う物件を見つけやすくなります。さらに、物件価格を抑えつつ必要な部分にだけコストをかけられるため、費用配分の自由度も高まります。
中古住宅でも、リノベーションをすれば新築同様の住宅が実現でき、かつ選べる住宅の数が数倍にまで広がることは大きなメリットでしょう。
コスト削減につながりやすい
新築よりもコストを抑えられる可能性があることも魅力です。すべてを一から建てる新築と比べて、既存の構造を活かせる分、トータルコストを抑えられるケースがあります。
もちろん、必ずという訳ではありませんが、物件は「新築」というだけで価格が高くなることがよくあります。
特に、築年数の経った物件を購入してリノベーションする場合、価格面でのメリットを感じやすいでしょう。
リノベーションを安く済ませるコツは以下の記事にまとめています。
「リノベーション費用を抑えるには工事内容の見直しが大切!」
プロの視点で損しないためのリノベーション術をまとめていますのでぜひご覧ください。
資産価値の維持・向上が期待できる
資産価値の維持・向上が期待できる点も見逃せません。築年数が経過した物件でも、性能や設備をアップデートすることで価値の下落を抑えたり、場合によっては価値を高めたりすることが可能です。
このようにリノベーションは、「自分らしい住まいを実現したい」「コストと理想を両立させたい」と考える方にとって、大きなメリットのある選択肢といえます。
リノベーションのデメリットと注意点
リノベーションには多くのメリットがある一方で、事前に理解しておくべき注意点も存在します。ここでは、代表的なデメリットを解説します。
- 工期が長くなりやすい
- 想定外の追加費用が発生する可能性がある
- 物件や建物の条件によっては希望通りの工事ができない
- ローンの金利が高くなる場合がある
これらのデメリットを踏まえた上で、リノベーションを進める計画を立てることが大切です。
工期が長くなりやすい
リノベーションのデメリットとして、まずリフォームと比較すると工期が長いことが挙げられます。
間取り変更や配管工事などを伴う場合、数週間から数か月にわたるケースもあり、その間は住めないことも少なくありません。状況によっては仮住まいが必要になるため、スケジュールには余裕を持つ必要があります。
リフォームと比較した工期の目安は以下の通りです。
| リフォーム | リノベーション | |
| キッチン |
5.6日 (キッチン台の変更など) |
2.5~3週間 (キッチンの位置変更など) |
| トイレ |
2.3日 (トイレの本体交換など) |
1~2週間 (配管工事を含めた大規模工事) |
|
浴室 |
3.4日 (浴室の取替など) |
2~3週間 (浴室の場所変更や広さの変更など) |
※上記は目安です。実際の工事期間は状況によって変化しますのでご注意ください。
リフォームは一部屋のみの施工だったり、設備本体の交換をおこなうだけだったりします。そのため、長くても1週間以内には施工完了するケースがほとんどです。
しかし、リノベーションは壁を取り壊すなどの作業が入ることがあるため、工期が長い傾向す。施工期間は工事している箇所は使えないため、デメリットとなり得るでしょう。場合によっては仮住まいに引っ越す必要性も出てきます。
想定外の追加費用が発生する可能性がある
次に、想定外の追加費用が発生するリスクです。
中古住宅は、物件の外観や表面的な部分は良好に見えることが多々あります。しかし、実際に施工に着手してみると、壁や床の内部など、目に見えない部分に想定外の損傷や劣化が見つかることがよくあるのです。
その場合、当初の見積もりには含まれていない補修工事が必要となり、費用が膨らむ可能性があります。そのため予算管理が難しくなり、場合によっては新築購入費用よりも高くなってしまうこともあるため、注意が必要です。
物件や建物の条件によっては希望通りの工事ができない
物件や建物の条件によっては、希望通りの工事ができないこともあります。マンションの場合は管理規約によって間取り変更や水回りの移動に制限があるほか、建物の構造によっては壁を撤去できないケースもあります。
さまざまな問題が起こる可能性があるため、物件の見極めは非常に重要です。
ローンの金利が高くなる場合がある
ローンの金利が高くなる場合がある点にも注意が必要です。リノベーションローンは住宅ローンと比較して金利が高いという特徴があります。一般的な住宅ローンとは違い、リフォームやリノベーションをする際に活用できるローンです。
以下は、具体的な金利を比較したものになります。
| 住宅ローン(一体型ローン) | リフォームローン | |
| 概要 |
住宅を購入する際のローン。 住宅購入とリノベーションを同時に行う際に活用できる。 |
リノベーション(またはリフォーム)をする際専用のローン。 |
| 担保 | 有担保 | 無担保 |
| 金利 | 0.5%~ | 2~5% |
| 借入金額 | 最大35年 | 10~25年 |
| 審査 | (比較的)厳しい | (比較的)用意 |
| メリット |
金利が低い 借入期間が長い |
審査が比較的容易 ほとんどの金融機関での取り扱いがある 抵当権設定の必要がない |
| デメリット |
審査が厳しい 抵当権を設定する必要がある リノベーション費用を満額出してくれる金融機関が少ない |
金利が高い 借入期間が短い |
| ローン例 |
各民間金融機関 以下のような公的ローン
|
各民間金融機関 |
| おすすめの人 |
住宅の購入と同時にリノベーションを行う人 長期的な借入期間が必要な人 担保として金融機関に申告できるものがある人 |
すでに保有している住宅のリノベーションを行う人 担保として金融機関に申告できるものがない人 |
リノベーションローンは、住宅ローンと比較すると金利は高いものの、審査が比較的容易であったり、ほとんどの金融機関での取り扱いがあったりと、メリットが多いのも事実です。
リノベーションをする際のローンは、金利を低くするコツがあります。詳しい内容は以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
「【リノベーションローン】2024年最新版|リフォームに使える住宅ローンの種類とメリット」
リノベーションにかかる費用相場はいくら?
リノベーションの費用は、その住宅の状況やどのような価値を追加するのかによっても異なります。以下はリフォームやリノベーションの費用相場を一覧にしたものです。
| 施工箇所 | 施工内容 | 費用相場 |
| 水回り | お風呂 洗面所 トイレ キッチン |
10〜400万円 |
| 内装 | 床や壁 間取り |
6〜400万円 |
| 外装 | 屋根 外壁 基礎 |
20〜2,500万円 |
| その他 | ウッドデッキ 太陽光発電システム オール電化など |
10〜300万円 |
参考:国土交通省「事業者団体を通じた適正な住宅リフォーム事業の推進に関する検討会第1回配布資料「部位別リフォーム費用一覧」
ここからは、施工箇所別に費用の目安を紹介していきます。リノベーションの予算組みをおこなう際などに役立ててください。
また、以下の記事では実際の事例を基に費用を解説しています。詳しく知りたい方はそちらもぜひご覧ください!
「実例で見る!リノベーションにかかる費用と抑えるコツ」
水回りのリノベーション費用相場
水回りのリノベーション費用については、以下を目安にしてください。
【水回りのリフォーム・リノベーション費用相場】
| 施工箇所 | 施工内容と費用の目安 |
| お風呂 | バスタブ交換:15〜20万円 システムバスの交換:50〜150万円 |
| 洗面所 | 洗面台交換:20〜50万円 洗面所改装:20〜100万円 |
| トイレ | 温水洗浄便座設置:8〜16万円 トイレ全体改装:20〜100万円 タンクレストイレへの交換:30〜50万円 |
| キッチン | IHコンロ交換:20〜80万円 システムキッチンの交換:40〜200万円 キッチン全体リフォーム:80〜400万円 アイランドキッチンへ改修:300〜450万円 |
水回り設備は、主に新しく導入する設備のグレードによって価格が変動する形です。たとえば、I型のシステムキッチンを交換する場合は最大80万円が目安金額になります。一方、壁付タイプから対面型に交換・改修する場合には、最大200万円の工費が必要です。
また、間取り変更や配管の再配置を含む場合は、より割高になりますので注意しましょう。
内装のリノベーション費用相場
内装に関するリフォーム・リノベーション費用の目安は以下の通りです。
【内装のリフォーム・リノベーション費用相場】
| 施工箇所 | 施工内容と費用の目安 |
| 床 | 畳の交換:5〜12万円 畳からフローリングへ:15〜60万円 段差解消:8〜20万円 床暖房設置:50〜150万円 |
| 壁 | クロス交換:6〜30万円 |
| 間取り | 2室を1室に改修:50〜80万円 和室から洋室へ:50〜200万円 リビング改修:200〜400万円 廊下の改修:20〜100万円 |
内装の場合は、施工する範囲や規模によって価格が変動します。1つの部屋を丸ごと施工するケースでは100万円以上かかる場合もあるので、内容の検討と予算組みはしっかりおこないましょう。
外装や増築のリノベーション費用相場
外装や増築にかかるリフォーム・リノベーション費用は以下を参考にしてください。
【外装・増築のリフォーム・リノベーション費用相場】
| 施工箇所 | 施工内容と費用の目安 |
| 屋根 | 塗り替え(ストレート屋根):20〜80万円 重ね葺き(金属屋根):90〜250万円 瓦屋根交換:70〜120万円 |
| 外壁 | 外壁材重ね塗り:50〜150万円 サイディング上貼り:80〜200万円 |
| 基礎 | 耐震補強(金物):20〜60万円 基礎からの耐震工事:100〜200万円 |
| 増築 | 300〜2,000万円 |
| その他 | シロアリ防止処理:15〜30万円 ウッドデッキ新設:10〜80万円 太陽光発電システム導入:200〜300万円 オール電化移行:100〜200万円 |
エコに関連するリフォーム、たとえば太陽光発電や高効率給湯システムの設置には、特定の条件を満たせば補助金を利用できます。設備導入には大きな費用が必要なため、補助金やローンを活用して賢く予算計画を立てることも検討しましょう。
リノベーション工事の流れと期間の目安
最後に、実際にリノベーション工事がおこなわれる際の簡単な流れを紹介していきます。
- ヒアリングや住まい探し
- 現地調査
- 概算見積もり(ファーストプランニング)
- リノベーション工事正式申し込み
- 構造調査や耐震診断
- 素材や設備選びと詳細見積もり
- リノベーション工事請負契約
- 着工
- 完工・引き渡し
- 引っ越し
中古住宅を探してリノベーションする場合は、まず物件探しからスタートします。物件選びと住宅ローンの事前審査をおこない、問題なければ「物件売買契約」を締結して中古住宅を購入する形です。
物件購入後は住宅ローンの本審査とローンの契約まで完了させ、その後リノベーションプランの打ち合わせに移行していきます。
上記の一連の流れには、おおよそ4〜6か月ほどの期間が必要です。さらに、物件探しには約1〜2か月ほどかかります。そのため、入居したい日がある場合は、1年前を目安に動き始めることを意識するといいでしょう。
リノベーションに関するよくある質問
ここからは、リノベーションに関するよくある質問をご紹介していきます。
- マンションのリノベーションとは?
- スケルトンリノベーションとは?
- 古民家のリノベーションとは?
マンションのリノベーションとは?
マンションのリノベーションについては、以下の記事で詳しく解説しています。
「マンションリノベーションで人気の間取り変更をご紹介!住みやすさのポイントと注意点」
また、リノベーション向きの中古マンションを見極める方法については、以下の記事もご覧ください。
「【実例付き】中古マンションをおしゃれにリノベーションする3つのコツ!」
スケルトンリノベーションとは?
スケルトンリノベーションは、スケルトンリフォームとほぼ同義で使われる言葉です。どちらも建物を骨組みまで解体してスケルトン状態にし、躯体から強化しつつ施工します。詳しい内容については以下の記事をご覧ください。
古民家のリノベーションとは?
古民家は一般的な中古物件よりも築年数が経過している物件が多いため、性能や耐震性などの懸念を払拭するための改修工事が必要です。間取りや断熱性なども今の暮らしに合ったものにアップデートすることも大切になるでしょう。
詳しい内容については、以下の記事をご覧ください。
「【古民家リノベーション完全バイブル】まず知るべきことを把握しよう」
「【実例付き】古民家を再利用!古民家リノベーションの費用相場と工事のポイント」
富山県のリノベーションならユニテにお任せください
リノベーションは、間取り変更や性能向上など自由度が高い一方で、物件の状態や建物の構造によって、できる工事・できない工事があります。また、リフォームとどちらが適しているかは、予算やライフスタイルによっても異なります。
理想の住まいづくりを実現するためには、物件選びから施工内容まで、専門家と相談しながら進めることが大切です。
わたしたちユニテでは、富山県で30年以上にわたり、戸建て・マンションのリフォーム・リノベーションを手掛けてきました。これまでの豊富な施工実績を活かし、お客様一人ひとりの暮らしやご要望に合わせたご提案を行っています。
「リノベーションとリフォーム、どちらが向いているかわからない」という段階でも、お気軽にご相談ください。
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まとめ|リノベーションとは「価値を高める工事」
リノベーションは、建物をただ元の状態に戻すのではなく、性能や付加価値をつける工事です。そのため、自分だけの特別な住まいを手に入れる手段として非常に注目されています。
リノベーションのメリット・デメリットを以下にまとめました。
| メリット |
自由度が高い 選べる物件が豊富 新築を購入するよりも安価になる可能性がある |
|---|---|
| デメリット |
工期が長い リノベーション用のローン金利が高い |
紹介した内容と上記を比較しながら、「リノベーションするべきか?リフォームするべきか?」をよく検討してみてください。
また、弊社ユニテでは、リフォーム・リノベーションにお悩みの方のご相談も受け付けております。富山県で改修工事にお悩みの方は、ぜひお気軽にユニテまでご相談ください。




