目次
「リノベーションローンって結局どこで借りれば良いの?」
「リノベーションをするためのローンが複雑で分かりづらい...」
こんなことでお悩みではないでしょうか。
リノベーションをする上でのローンは確かに色んな金融機関が様々な特徴のローンを提供しているので非常に複雑で、分かりづらいです。
しかし、しっかりとしたローンを組まなければ以下の様な状況になることもあります。
リノベーションローンでよくある失敗
・本来であれば金利0.5%で借りられるのに3%で借りてしまった ・ローンを組むスケジュールを間違って他の人に目当ての中古住宅を取られてしまった |
私自身これまで、多くの方のローンのご相談を受けてきましたが、しっかりとリノベーションのローンについて知っている方は多くありませんでした。
そんな方を見るたびに「これからせっかくのリノベーションをする方には絶対に損して欲しくない」と強く思っていました。
そこで今回は、リノベーションローンで損しないために「ローンについては何も知らない」という方でも簡単に分かる様に解説していきます。
この記事を読んで、あなたに最適なローンを組みましょう!
注意! リノベーションローンは、「リフォームローン」と同じ意味です。 本文中に出てくる「リノベーションローン」は「リフォームローン」だと捉えて読み進めて下さい。 |
リノベーションで活用できるローンは2種類!
リノベーションで活用できるローンは以下の通り2種類あります。
・住宅ローン(一体型ローン) ・リフォームローン |
住宅ローン(一体型ローン)は、住宅購入と同時にリノベーションをする際に活用できるローンです。
対してリフォームローンは、リノベーションに対しての活用するためのローンです。
それぞれの違いは以下の通りです。
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住宅ローン(一体型ローン) |
リフォームローン |
概要 |
住宅を購入する際のローン。 住宅購入とリノベーションを同時に行う際に活用できる。 |
リノベーション(またはリフォーム)をする際専用のローン |
担保 |
有担保 |
無担保 |
金利 |
0.5%~ |
2~5% |
借入期間 |
最大35年 |
10~25年 |
審査 |
(比較的)厳しい |
(比較的)容易 |
メリット |
・金利が低い ・借入期間が長い |
・審査が比較的容易 ・ほとんどの金融機関での取扱いがある ・抵当権設定の必要がない |
デメリット |
・審査が厳しい ・抵当権を設定する必要がある ・リノベーション費用を満額出してくれる金融機関が少ない |
・金利が高い ・借入期間が短い |
ローン例 |
・各民間金融機関 ・以下の様な公的ローン フラット35 財形住宅融資 各自治体独自のローン |
各民間金融機関 |
おすすめの人 |
・住宅の購入と同時にリノベーションを行う人 ・長期的な借入期間が必要な人 ・担保として金融機関に申告できる物がある人 |
・すでに保有している住宅のリノベーションを行う人 ・担保として金融機関に申告できる物がない人 |
それぞれのローンの詳細を見ていきましょう。
住宅ローン(一体型ローン)
概要 |
住宅を購入する際のローン。住宅購入とリノベーションを同時に行う際に活用できる |
担保 |
有担保 |
金利 |
0.5%~ |
借入期間 |
最大35年 |
メリット |
・金利が低い ・借入期間が長い |
デメリット |
・審査が厳しい ・抵当権を設定する必要がある ・リノベーション費用を満額出してくれる金融機関が少ない |
ローン例 |
・各民間金融機関 ・以下の様な公的ローン フラット35 財形住宅融資 各自治体独自のローン |
おすすめの人 |
・住宅の購入と同時にリノベーションを行う人 ・長期的な借入期間が必要な人 ・担保として金融機関に申告できる物がある人 |
住宅ローンは、基本的には「住宅を購入する際に活用するローン」です。
そのため、通常では「リノベーションのための借入」として活用することはできません。
しかし、近年「一体型ローン」と呼ばれる住宅ローンの一種で、住宅の購入費用と同時に借入できるリノベーション用のローンが一般化してきています。
これにより、「住宅ローンのメリット」を受けながら、リノベーション用の費用として借入ができる様になりました。
住宅ローン(一体型ローン)のメリット
住宅ローン(一体型ローン)でリノベーション費用を賄うメリットは以下の通りです。
●低金利
●長い借入期間
リノベーションローンとは違い、抵当権を設定し借入を行うため、低金利でかつ長い借入期間があるのがメリットです。
住宅ローンのデメリット
リノベーションをする際に住宅ローンを活用するデメリットとしては、以下の通りです。
・審査が厳しい ・抵当権を設定する必要がある ・リノベーション費用を満額出してくれる金融機関が少ない |
●抵当権を設定する必要がある
住宅ローンは「有担保ローン」なので、土地や住宅などの担保を金融機関に申告し、信用を得ることで組めるローンです。
具体的な担保としては、「物的担保」と「人的担保」というモノとヒトの両方があります。
物的担保 |
人的担保 |
土地、建物、有価証券など |
連帯保証人、連帯債務者など |
これら両方を担保としてかけることで、ローンを組めることになります。
この様に担保が必要な点は、住宅ローンを組む際のデメリットとなります。
●リノベーション費用を満額出してくれる金融機関が少ない
住宅ローンはあくまで、「住宅を購入するのに対するローン」であるため、リノベーション費用を満額出してくれる金融機関は多くないのが現状です。
基本的には、リノベーション費用全額を賄えるプランを提供している金融機関でローンを組めば、デメリットにはなりません。
しかし、なんらかの理由で、リノベーション費用全額をまかなえない金融機関を利用しなければならない場合、デメリットとなる可能性があります。
リノベーションローン
概要 |
リノベーション(またはリフォーム)をする際専用のローン |
担保 |
無担保 |
金利 |
2~5% |
借入期間 |
10~25年 |
メリット |
・書類審査が住宅ローンに比べて少ない ・ほとんどの金融機関での取扱いがある ・抵当権設定の必要がない |
デメリット |
・金利が高い ・借入期間が短い |
ローン例 |
各民間金融機関 |
おすすめの人 |
・すでに保有している住宅のリノベーションを行う人 ・担保として金融機関に申告できる物がない人 |
リノベーションローンは、リフォームやリノベーションのためのローンです。
こちらは、住宅ローンと比較して金利が高く、借入期間が短いため住宅の購入と一緒にリノベーションローンを組む人にはおすすめできません。
しかし、担保が必要ないなどのメリットもあるため、以下で解説しているメリット・デメリットを鑑みて判断しましょう。
リノベーションローンのメリット
リノベーションローンのメリットは3つあります。
・審査が比較的容易 ・ほとんどの金融機関での取扱いがある ・抵当権設定の必要がない |
リノベーションローンは、住宅ローンと比較して審査が通りやすい傾向にあります。
抵当権設定の必要もないため、比較的借りやすいという点がメリットとなります。
リノベーションローンのデメリット
リノベーションローンのデメリットは以下の通りです。
・金利が高い ・借入期間が短い |
リノベーションローンは、借入期間が最長でも25年ほど(実際には長くても15年ほど)で、かつ金利も2~5%と返済に対するハードル高いというデメリットがあります。
あなたに最適なリノベーションローンを選ぶ方法
リノベーションをする際のローン選びは、「地元に根差したワンストップリノベーション施工会社」に相談するのがおすすめです。
ワンストップリノベーション施工会社とは? 「ワンストップリノベーション施工会社」とは、物件探し、住宅ローン選び、設計・施工を全て一括で行う施工会社のことです。施工会社の中でも、「施工」以外のリノベーションにかかる業務まで一括で依頼することができるため、スムーズな施工をすることが可能です。 |
ワンストップリノベーション会社であれば、以下の2点によりあなたに最適なローンを組むことが可能になります。
・リノベーションに特化した最適なローン設計に関するノウハウが豊富
・全ての金融機関を公平に判断できる
(金融機関にローンの相談をすると、営業のために自社サービスの弱みを公にしないことがあります。)
また、ワンストップリノベーション施工会社の中でも「地元に根差した企業」を選ぶ様にしましょう。地元に根差した企業であれば、以下の様なメリットがあります。
・そのエリアならではのリノベーションを提案して貰える
・そのエリアの信用金庫や銀行との繋がりがあるため、お得なローンの情報が豊富
この様にローンの相談は、「地元に根差したワンストップリノベーション施工会社」に相談するのことが、損をしないローン申請のためには必須です。
富山県に特化したリノベーション施工会社であるユニテにぜひご相談ください。
リノベーションのローンを組むタイミング
スムーズにリノベーションのローンを組むためには、しっかりと前もってローン申請のタイミングを知っておく必要があります。
今回は、以下の2パターンに分けて適切なタイミングを解説します。
・既存の自宅をリノベーションする場合
・住宅の購入と同時にリノベーションする場合
それぞれについて解説していきます。
既存の自宅をリノベーションする場合
現在お住まいの住宅をリノベーションする場合は、リノベーションプランが確定し、設計図と見積もりが作成されたタイミングでローン申請をしましょう。
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注意! ローン審査がまだ通っていないタイミングで、リノベーション施工会社に対して施工を依頼しても取り合ってくれないことがあります。 なぜなら、リノベーション施工会社からすると、ローン申請に落ちた場合に見積書や設計図を制作した時間が無駄になる可能性があるためです。
しっかりとした設計図と見積書を作成してもらうためにも、以下の2つのいずれかをしっかりと行うことが重要です。 ・ワンストップリノベーション会社に依頼をし、ローン申請の段階から相談をする ・リノベーション施工会社に対して事前に状況説明を行う |
住宅の購入と同時にリノベーションする場合
住宅の購入と同時にリノベーションをする場合には、理想の住宅を見つけてからいち早くリノベーションローンを申請する必要があります。
当然、住宅ローンの一体型ローンを組むためには、住宅ローンと一緒にリノベーションローンの申請が必要(設計図と見積書が必要)であるため、「住宅を見つけた瞬間にリノベーション内容を決める」必要があるのです。
しかし、当然住宅を見つけたばかりでは、具体的にどの様なリノベーションを行えば良いのかは分からないでしょう。
そんな時には、ワンストップリノベーション施工会社に依頼することがおすすめです。
なぜなら、ワンストップリノベーション施工会社であれば、物件探しからローン申請や施工までを一括で行うため、「いつ何をすれば確実に住宅を手に入れ、ローンを通すことができるのか」を全て相談することができるためです。
もし物件探し・ローン申請・施工を全て別々の会社に依頼したら、各社との連絡や業務の受け渡しなどの管理を全てあなたが行う必要があります。
例えば、物件が見つかり別会社でローンの相談をするために連絡をするなどしていると、その間に他の人がその物件に対するローン申請を行い、あなたが物件を取得できない可能性が大いにあります。
せっかく見つけた理想の物件で、しっかりとローンを通すためにもワンストップリノベーション施工会社に依頼することをおすすめします。
リノベーションでローンを組むために準備するもの
リノベーションのローンを組むために必要なものは以下の通りです。
・金融機関への必要書類 ・設計図 ・リノベーションの見積書 ・頭金 |
それぞれ解説していきます。
金融機関への必要書類
ローン申請には、以下の通り金融機関への提出義務がある必要書類複数あります。
金融機関への提出書類 ・写真付きの身分証明書(運転免許証・パスポートetc...) ・源泉徴収票(2年分以上) ・健康保険証 ・(確定申告をしている場合のみ)確定申告所2期分以上 |
設計図
リノベーション後の設計図だけでなく、現在お住まいの住宅の見取り図の提出を求められることもあります。
リノベーションの見積書
リノベーションの見積書も必須です。施工会社から送付されたものをそのまま金融機関に提出しましょう。
頭金
リノベーション施工会社に対する頭金が必要なケースもあります。
頭金に関しては、施工会社によってピンからキリまであるので、しっかりと確認をし、準備をしておきましょう。
リノベーションローンで損をしないために知るべき2つのこと
リノベーションローンを実際に組む際に、損をしないためにも以下の2つを確認しておきましょう。
リノベーションローンで損をしないために知るべきこと ・状況に合わせて金利は固定か変動かを選択する ・物件のエリアのリノベーションローン補助金を調べる |
状況に合わせて金利は固定か変動かを選択する
いざ、ローンを組むとなると、金利を「固定」にするか「変動」にするかといった選択があります。
それぞれ、金利のパーセンテージが「固定」されているか「変動」されているかの違いですが、どちらを選択するべきか判断が難しい場合もあるのでしょう。
それぞれの特徴をまとめましたので、ぜひご参照ください。
|
固定 |
変動 |
概要 |
返済期間中、金利はずっと固定されている |
市場の動向にあわせて年2回金利が変動する。 しかし、月の返済金額が最低でも5年間は変わらない。 また、返済金額は前期間の1.25倍までという上限が設定されている。 |
メリット |
返済額のプランが立てやすい |
市場が低金利になれば、返済額が減少する |
デメリット |
市場が低金利の際に恩恵を受けられない |
市場の金利が上がれば、返済額も上昇する 金利の額が変わるため、プランが立てづらい |
おすすめの人 |
・金利の上昇幅を常にチェックするのが面倒な人 ・金利が今後上昇していくと考えている人 ・世界情勢など経済状況に対して興味がない人 |
・常に金利の変動幅を確認することができる人 ・チェックの手間などがかかっても、金利を減らしたいと考えている人 |
固定金利にするか、変動金利にするかはその時の状況や、残りの返済額によっても変わります。
もし、判断に自信がない方はぜひ、一度私たちユニテにご相談ください!
年間数百件のリノベーションローンの相談を受けている私たちからローンのノウハウをお伝えできます!
※ご相談は富山県でのリノベーションを考えている方に限ります。
物件のエリアのリノベーションローン補助金を調べる
リノベーションのローンを組む際には必ず、物件のエリアの自治体に相談し、補助金の有無を調べましょう。
まとめ
リノベーションをする際のローン申請について解説していきました。
最後におさらいです。
リノベーションをする際に活用できるローンは以下の2つ。
|
住宅ローン(一体型ローン) |
リフォームローン |
概要 |
住宅を購入する際のローン。 住宅購入とリノベーションを同時に行う際に活用できる。 |
リノベーション(またはリフォーム)をする際専用のローン |
担保 |
有担保 |
無担保 |
金利 |
0.5%~ |
2~5% |
借入期間 |
最大35年 |
10~25年 |
審査 |
(比較的)厳しい |
(比較的)容易 |
メリット |
・金利が低い ・借入期間が長い |
・審査が比較的容易 ・ほとんどの金融機関での取扱いがある ・抵当権設定の必要がない |
デメリット |
・審査が厳しい ・抵当権を設定する必要がある ・リノベーション費用を満額出してくれる金融機関が少ない |
・金利が高い ・借入期間が短い |
どちらを活用するべきかは、状況に応じて変わるため、プロに相談する様にしましょう。
おすすめは「地元に根差したワンストップリノベーション施工会社」です。
もし、あなたが富山県の物件にリノベーションを考えているのであれば、私たちユニテにご相談ください。
これまで25年間富山県に特化してリフォーム・リノベーションを行ってきました。
富山県内でのリノベーションに関するノウハウを全て活用して、あなたの理想の住宅を叶えるお手伝いをさせて頂きます。
まずは、ぜひ無料相談からご連絡ください!