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【施工事例あり】リビングリフォームのビフォーアフター8選|種類や注意点も紹介

リビングは毎日生活する場なので、リフォームを成功させて快適な空間を手に入れたいですよね。 この記事では弊社ユニテでのリビングリフォームのビフォーアフターを8事例紹介するためぜひ参考にしてみてください。

監修者
一級建築士/O.Fumihiro
一級建築士
O.Fumihiro

株式会社ユニテ 設計部

設計部門の責任者として年間20棟以上の新築住宅設計を手掛ける。

【 保有資格 】

一級建築士 / 建築施工管理技士一級 / 宅地建物取引士 / 応急危険度判定士

「リビングをリフォームしたいけど、どんなビフォーアフターになるかな?」

 

「リビングのリフォームを実際にした事例が知りたい!」

 

リビングは毎日生活する場なので、リフォームを成功させて快適な空間を手に入れたいですよね。

 

この記事では弊社ユニテでのリビングリフォームのビフォーアフターを8事例紹介します。

 

リビングリフォームの種類や注意点についても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

リビングリフォームのビフォーアフター8選

まずは弊社ユニテでのリビングリフォームのビフォーアフターを8事例紹介します。

 

弊社ユニテでのリビングリフォーム事例
  • 車いすで移動できる家事動線を考えた家
  • ウッドデッキのある和モダンの家
  • くつろぎを生む家事ラク間取りの住まい(旧高岡モデル)
  • 家族のプライベート空間と家事のしやすさにこだわった間取り
  • 収納スペースが充実したシンプルな住まい
  • カフェ風×オールドアメリカン風な家
  • 20年先でも安心して暮らせる家
  • 受け継いだ実家をナチュラルテイストな子育て向きの間取りに

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①車いすで移動できる家事動線を考えた家

ご高齢のお母様がいらっしゃるため、将来を見据えてバリアフリーのお家にリノベーションしました。

 

車いすでも移動できるように、広々とした動線に設計しています。

 

施主様のご要望で、光を多く取り入れられるリビング窓に。大きな窓からは、いつでも庭を眺めることができます。

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詳しくは「【高岡市】車いすで移動できる家事動線を考えた家」で解説しているため、参考にしてみてください。

②ウッドデッキのある和モダンの家

施主様の要望は「使える部分は残してコストを抑えつつ、新しい素材と調和する統一感のある雰囲気にしたい」「ワンルームのLDKで2世帯が一緒にくつろげるような空間にしたい」とのことでした。

 

ワンルームのLDKはキッチンを中心にリビングとダイニングを分けてレイアウトすることで「くつろぎの空間」と「食を楽しむ空間」をゆるやかに仕切り、より居心地の良い空間をご提案いたしました。

 

廊下部分をウッドデッキにしたことで光と風を取り込むことができます。

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After

畳のスペースがある事で和を感じられるリビングです。 建具などを極力活かし、昔の面影が残る落ち着いた雰囲気になりました。

 

詳しくは「【LIXIL(旧INAX)プランニングコンテスト最優秀賞受賞】ウッドデッキのある和モダンの家【魚津市】」で解説しているため、参考にしてみてください。
 

③くつろぎを生む家事ラク間取りの住まい(旧高岡モデル)

元デザイン事務所をリノベーションしたお家です。

 

家事に子育てに…お若い夫婦はやることが山積み。忙しない毎日の負担を少しでも軽減し、ほっとくつろげる家づくりのポイントが随所に込められています。

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LDKが一望でき子供たちの所在を簡単に把握することができます。

 

友人たちが訪問する事を考え家族の動線とお客様の動線を分離し、来客時もストレスなく生活できるよう動線を設計しました。

 

詳しくは「【高岡市】くつろぎを生む家事ラク間取りの住まい(旧高岡モデル)」で解説しているため、参考にしてみてください。

④家族のプライベート空間と家事のしやすさにこだわった間取り

高岡市にお住まいのS様邸。

 

子どもの成長を機に、間取りを変更し子供部屋を作りたい。もっと家事がしやすい間取りにしたいとご希望がありました。

 

また、冬の寒さにも悩まれており、リノベーションで暖かく住みやすいお家になりました。

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限られたスペースを広く感じられるように、高さのある窓をご提案しました。光を取り入れ、中庭を見渡すことができます。

 

壁と床には吹き付け断熱を加え、床暖房も設置したことで冬でも陽だまりのような温かさを実現しました。

 

詳しくは「【富山市】家族のプライベート空間と家事のしやすさにこだわった間取り」で解説しているため、参考にしてみてください。

⑤収納スペースが充実したシンプルな住まい

中古で購入されたマンションのリノベーションを行いました。建具はすべて白で統一し、部屋を広くみせるようにしています。

 

家具も置かないようなシンプルな暮らしをされたいとの事でしたので、収納スペースを充実させました。

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After

家具をあまり置きたくないという施主様のご要望で、収納棚を増やしました。LDKには大きな収納スペースを設けています。

 

詳しくは「【富山市】収納スペースが充実したシンプルな住まい」で解説しているため、参考にしてみてください。

⑥カフェ風×オールドアメリカン風な家

築40年以上の祖父母のお家を受け継ぎ、30代夫婦がリノベーションを行いました。リビング・ダイニングには裏庭を眺められるように大きな窓を配置しました。

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キッチンから裏庭を眺められる大きな窓や、光を取り入れやすいリビングを意識してリノベーションしました。

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詳しくは「【富山市】カフェ風×オールドアメリカン風な家」で紹介しているため、参考にしてみてください。

⑦20年先でも安心して暮らせる家

築35年のT邸。50代のご夫婦と80代のお父様が住むお家をリノベーションさせていただきました。

 

5つもあった和室はそれぞれ使い勝手が良い部屋に生まれ変わりました。リビングに生まれ変わった和室は広々としたLDKに。構造上とれなかった柱は敢えて利用し飾り棚を設け、見せる収納にリフォームしました。

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詳しくは「【富山市】20年先でも安心して暮らせる家」で解説しているため、参考にしてみてください。

⑧受け継いだ実家をナチュラルテイストな子育て向きの間取り

富山市にお住まいのO様邸。

 

ご実家を引き継ぎ、子育て向きの間取りにしたい。子供と過ごせるスペースや収納スペースを増やしたいとのご希望がありました。

 

施主様のご要望で、お子さんがのびのびと遊べる広々としたリビングになりました。

 

リビング横にはウォークインクローゼットを設けています。お子さんの遊び道具などがすぐに収納できるようになりました。

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詳しくは「【富山市】受け継いだ実家をナチュラルテイストな子育て向きの間取りに」で解説しているため、参考にしてみてください。

 

その他のリビングリノベーションの事例は「おしゃれなリビング実例18選!インテリアやレイアウトにこだわる家づくりのヒント」で解説しているため、参考にしてみてください。

リビングリフォームの種類5つ

ここではリビングリフォームの種類について詳しく紹介します。

 

リビングリフォームの種類
  • クロスの張り替え
  • フローリングの張り替え
  • リビングを広くする
  • 和風リビングから洋風リビングにする
  • 床暖房の設置

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それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.クロスの張り替え

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リフォームでは部屋の壁紙を変えることができます。

 

壁紙などの内装を選ぶときはデザイン性だけでなく、機能性も重視して選びクロスを選びましょう。クロスには防水機能や消臭機能を持つものを選ぶとより快適に生活できます。

 

クロスの張り替えは5〜10年が目安です。防水や消臭機能は数年の経過によって効果が薄れてくるため、定期的に張り替えを検討しましょう。

 

汚れやシミが目立ったり、タバコを室内で吸う場合は早めに取り替えておくと安心です。

 

また、クロスの表面にカビがついている場合は下地からリフォームが必要となる場合があるので早めに相談しましょう。

2.フローリングの張り替え

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リフォームではフローリングの張り替えもできます。フローリングの張り替えはクロスと同時に行うと、部屋の統一感を出すことができるためおすすめです。

 

同時に工事を行うことで手間を省けたり、費用を抑えることができるためセットでリフォームを検討しましょう。

 

壁紙とフローリングをセットにした工事メニューを取り扱っている業者も多いため、チェックしておくとコスパよく工事できる可能性があります。

3.リビングを広くする

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リフォームでは壁や柱などを取り除き、リビングを広くさせることもできます。キッチンや仏間などのリビングに接している部屋の壁を取り除き、2部屋を1部屋にすることが多いです。

 

リビングを広くする場合、クロスやフローリング、天井などもリフォームとなるケースが多数。2つの部屋を合わせるため、統一感を出すための全体的なリフォームが必要になります。

 

特に和室と洋室を合わせる時には内装費が高くなりやすいため、業者と相談しておくと安心です。

 

狭いリビングの対処法は「狭いリビングを広く見せたい!原因や空間を広く見せる工夫を解説」で解説しているため、参考にしてみてください。

4.和風リビングから洋風リビングにする

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畳や障子、ふすまを取り入れた「和風リビング」が主流でしたが、近年はフローリングやソファを取り入れた「洋風リビング」へのリフォームが人気です。

 

和風リビングから洋風リビングにするには以下のようなリノベーションになります。

 

和風リビングから洋風リビングのリフォーム方法
  • 床材を畳からフローリングへ
  • 建具はふすまや障子からドアやカーテンへ
  • 壁や天井を木目天井からクロスへ
  • 照明器具を和紙の照明からダウンライトなどへ

 

和の雰囲気を残しつつ、現代の暮らしに合った空間にリニューアルすることも可能です。たとえば、フローリングの中に畳スペースを一部残す「畳コーナー」なども人気です。


和室から洋室のリフォームは「和室を洋室にリフォームした実例をもとにおしゃれに仕上げるポイントを解説!」で解説しているため、参考にしてみてください。

5.床暖房の設置

床暖房を設置し、家を暖かくすることもできます。

 

床暖房のリフォームでは「電気ヒーター式」と「温水式」の2タイプがあります。

 

電気ヒーター式は床下に電気式発熱体を設置し、床面から部屋を温める暖房方式です。初期費用が安いですが、光熱費が高くなりやすいためキッチンや脱衣所など一時的に使う場所に検討するとよいでしょう。

 

温水式床暖房とは、床板材の下に組み込まれたパイプに温水を循環させることで床を温める方法です。温水式は設置費がかかりますが、光熱費を抑えやすいためリビングやダイニングなど広い面積で長時間使う場所に向いています。

 

冬に足元が冷えやすいと感じている人は床暖房のリフォームを検討しましょう。

 

寒い床のリフォームは「寒い床で悩んでいませんか?床からの冷えを解消する床断熱のメリットと費用」で解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

 

その他のリビングリノベーション方法は「リビングのリノベーション方法は?おすすめ方法5選と注意点を紹介」しているためぜひ参考にしてみてください。

リビングリフォームをするときの注意点

リビングリフォームをするときの注意点は以下です。

 

リビングリフォームをするときの注意点
  • リフォーム業者の実績を確認しておく
  • 部屋を広くする場合は空調効率を考えておく
  • 耐震・断熱工事も検討する

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

リフォーム業者の実績を確認しておく

リビングリフォームは施工する業者の技術や経験によって仕上がりが大きく異なります。施工する前に業者の実績を確認し、希望しているリフォームが実施できるか調べておくと安心です。

 

業者のサイトには過去の施工事例を掲載している場合もあるため、自分の希望するリフォームと似た事例があるかチェックしておくとよいでしょう。

 

また、口コミや評判なども調べることで、実際に工事を受けた後に後悔なく依頼できます。

 

リフォーム業者によっては得意な工事もあるため、どのような技術を持っているか調べておきましょう。

部屋を広くする場合は空調効率を考えておく

リビングを広くすることで空調の効率が悪くなってしまうことも。

 

部屋の面積が広くなることでエアコンが対応できず、工事後に過ごしにくい空間になる可能性があるため、空調効率を検討しておきましょう。

 

場合によってはエアコンを取り替えたり、空調設備を検討することもあるためあらかじめ予算に入れておくと安心です。

 

リフォームと同時に部屋の空気を循環させるシーリングファンを検討することで、冷暖房の効率を上げることに繋がるため検討してもよいでしょう。

耐震・断熱工事も検討する

リビングのリノベーションを行うときは耐震・断熱工事も検討しておきましょう。

 

築年数が経過した家は耐震性が十分でない可能性があるため、リノベーションを機に見直しておくと安心して過ごすことができます。

 

リビングを広くした後は、柱や壁が少なくなるため耐震性が低くなりかねません。耐震についても業者と相談し、安心した家づくりを心がけましょう。

 

また、断熱材は経年劣化している可能性があるため、リフォームする際に業者に確認してもらうとよいでしょう。

 

必要に応じて二重窓や断熱材を追加するなどの工事を行うことでより快適な住まいを実現できます。

 

断熱工事については「断熱工事の費用や種類は?効果や補助金についても徹底解説」で解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

リビングリフォームのビフォーアフターでよくある質問

リビングリフォームのビフォーアフターでよくある質問をまとめてみました。

 

リビングリフォームのビフォーアフターでよくある質問
  • リビングリフォームで間取りを変えることはできる?
  • リビングをリフォームするときはどこに相談すべき?
  • リビングのリフォームで優先順位が高いものは?
  • リフォームはローン組める?
  • マンションのリビングをリフォームするときの注意点は?

 

詳しく見ていきましょう。

リビングリフォームで間取りを変えることはできる?

リビングリフォームで間取りを変えることはできますが、以下の注意点があります。

 

リフォームで間取りを変えるときの注意点
  • 家の構造を理解しておく:木造は可能であるが、鉄骨造や鉄筋コンクリートは難しいケースがある
  • 耐震壁があるか:リビングに耐震壁があると取り除けずオープンなリビングは難しい

 

洗面台やトイレなどは配管の位置が変えられないこともあるため業者に相談しておくと安心です。

リビングをリフォームするときはどこに相談すべき?

リビングをリフォームする場合は以下の場所で相談できます。

 

リビングリフォームを相談できる場所

1.リノベーション専門会社

2.大手建築・リフォーム会社

3.リノベ済み物件販売会社

4.工務店

5.ワンストップリノベーション会社

 

リノベーションの目的によっておすすめのリノベーション会社は異なるため、自分に合った業者の特徴を把握することが大切です。

 

不動産仲介・中古物件探し・プランニング・設計・施工など、自分がどのフローを依頼したいかも明確にしておくとよいでしょう。

 

リノベーション会社の選び方は「リノベーション会社の選び方を徹底解説!失敗しないための6つのポイント」で解説しているためぜひ参考にしてみてください。

リビングのリフォームで優先順位が高いものは?

リビングのリフォームで優先度が高いものは、使い勝手を向上させること、快適さ・機能性を高める工事が高いです。

 

具体的な優先度が高いリフォームは以下になります。

 

優先度が高いリフォーム
  • 間取りの変更
  • 水回りの設備更新
  • 断熱性の向上

 

特に毎日使う水回りや、過ごす時間が長いリビングを優先的にリフォームすることで満足したマイホーム生活に近づくでしょう。

リフォームはローン組める?

リフォームではローンを組むことができます。しかし、リフォームローンは住宅ローンと異なり以下のようなデメリットもあります。

 

リフォームローンのデメリット
  • 金利はリフォームローンの方が高め
  • 借入年数はリフォームローンの方が短い
  • 借入可能金額はリフォームローンの方が少ない(〜1500万円以内)

 

借入金額や期間を決めてローンを組むことをおすすめします。また、補助金の対象となっているリフォームもあるため、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

 

リノベーションの費用については「リノベーション費用を抑えたい!効果的な方法とコストダウンした事例を紹介」で解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

マンションのリビングをリフォームするときの注意点は?

マンションのリビングをリフォームする時には建物構造を把握しておきましょう。

 

マンションの構造にはラーメン構造と言われる柱や梁で構成された部屋と、壁によって支えている壁式構造があります。

 

部屋の間にある壁は「耐震壁」と呼ばれる取り除けない壁もあるため注意が必要です。

 

また、リフォームするときにはマンション管理規約をしっかり読んでおきましょう。マンションは共有物件であるため、リノベーションに制約がかかることもあります。

 

フローリングの変更や、水回りの位置変更などはよく記載されているため必ず確認しておきましょう。

 

中古マンションのリノベーションのコツについては「【後悔しない】中古マンションのリノベーション実現のコツ!費用相場や物件選びのポイントを解説」で解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

リビングリフォームのビフォーアフターまとめ

リビングリフォームでは、壁紙やフローリングの張り替え、間取り変更、床暖房の導入などさまざまな方法で快適な空間を実現できます。

 

壁紙や床材はデザイン性だけでなく機能性も重視し、統一感のある内装にすると効果的。広くする場合は空調や耐震性にも配慮が必要です。

 

弊社ユニテではお客様の希望に沿ったリビングリフォームが可能です。リフォームを検討している場合はぜひご相談ください。