
二間続きの和室をおしゃれな洋室にリフォームしたいけど分からない、失敗したくないという想いをお持ちではないでしょうか?私たち株式会社ユニテが30年間の様々な経験から、和室を洋室にリフォームした事例や費用相場・注意点などをまとめてみました。
目次

株式会社ユニテ 設計部
設計部門の責任者として年間20棟以上の新築住宅設計を手掛ける。
【 保有資格 】
一級建築士 / 建築施工管理技士一級 / 宅地建物取引士 / 応急危険度判定士
「使っていない二間続きの和室を活用したい」
「広いLDKにリフォームしたい」
「古い和室が使いづらい」とお悩みではありませんか?
近年は、ライフスタイルの変化に合わせて、二間続きの和室を洋室へリフォームする方が増えています。和室を一体化して開放的なLDKにしたり、フローリング化して掃除しやすい空間へ変更したりと、使い方に合わせたリフォームが可能です。
しかし、「どのくらい費用がかかるの?」「工事期間は?」「マンションでもできる?」など、不安を感じる方も多いでしょう。
そこでこの記事では、二間続きの和室を洋室へリフォームした施工事例をもとに、費用相場や工期の目安、おしゃれに仕上げるコツ、後悔しないための注意点まで詳しく解説します。
二間続きの和室リフォームのイメージが具体的になれば、ご自宅に合ったリフォーム計画を立てやすくなりますよ。
二間続きの和室を洋室にリフォームした施工事例
当社では、二間続きの和室を洋室に変更したいというご相談を数多くお受けしてきました。実際に二間続きの和室を洋室にリフォームされたお客様の事例を写真付きで4件ご紹介します。
| 特徴 | 向いている人 | |
|---|---|---|
| 事例① | 二世帯・20帖LDK | 広いLDK希望 |
| 事例② | ブルックリン風 | デザイン重視 |
| 事例③ | マンション | 子育て世帯 |
| 事例④ | 家事動線重視 | 共働き世帯 |
事例①暮らしやすさにこだわるシックな和室リノベーション
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after
二間続きの和室を一体化し、家族が自然と集まりやすい約20帖のLDKへリフォームした事例です。娘さんご家族とのご同居をきっかけに二世帯住宅にリフォームされました。
共有スペースのメインになるのがLDKです。リフォームの難しい特殊な構造の住宅でしたが、和室同士の間仕切りを撤去し、床をフローリングへ変更することで、開放感のある空間を実現しています。
日当たりの良い客間だった3つの部屋はひとつづきにし、約20帖の広々としたLDKにしました。
【リフォーム概要】
| きっかけ | 娘さん家族と同居するため |
| 要望 | 二世帯にしたい |
| 施工箇所 | 家全体(築30年・60㎡) |
| 費用目安 | 2,500万円〜(家全体の施工費用) |
| ポイント |
プレキャスコンクリート造で特殊だったものの、間取りをできる範囲で変更 |
- 二間続きの和室を広いLDKにしたい方
- 二世帯住宅へリフォームしたい方
- 築古住宅を使いやすくしたい方
K様邸のリフォーム事例は、以下よりご覧ください。
https://school.yunite.co.jp/works/4
事例②おしゃれなブルックリン風の和室リノベーション
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after
和風のコンクリート住宅を、お孫さん夫婦へ受け継ぐためにリフォームを行った事例です。
二間続きの和室を洋室テイストへリノベーションし、ヴィンテージ感のあるLDK空間へ仕上げています。 収納力を確保しながら、家族がゆったり過ごせるリビング空間を実現しました。
ヴィンテージを用いた上質なブルックリンスタイルがお好きな施主様に合わせ、至るところにそのテイストを散りばめました。押入れ収納や建具も洋風デザインに統一することで、和室特有の印象を軽減しています。
【リフォーム概要】
| きっかけ | 祖母から受け継いだ家を改装したい |
| 要望 | ・暖かく過ごしやすいリビングにしたい ・ブルックリンスタイルを取り入れたい |
| 施工箇所 | 家全体 |
| 施工費用 | 1,500万円〜2,000万円(家全体の施工費用) |
| ポイント | ・収納スペースを多く設けた ・インテリアのイメージにあわせた存在感のあるドア |
- ブルックリンスタイル・ヴィンテージテイストが好きな方
- 和室の雰囲気を壊しすぎず、洋風のLDKへ変更したい方
- 収納力も重視しながらリフォームしたい方
T様邸のリフォーム事例は、以下よりご覧ください。
事例③二間続きの洋室へリフォームしたマンションリノベーション
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after
生活の変化から水回りを一新した、二間続きの洋室リフォーム事例です。二間続きの和室をフローリング化し、リビングとつながりのある開放的な空間へ変更しています。
親子が集うリビングをというご要望に応え、対面式キッチンも導入させていただきました。マンションリフォームでは、防音性や間取り制限にも配慮しながら施工を行っています。
【リフォーム概要】
| きっかけ | 生活の変化 |
| 要望 | ・水回りを一新 ・親子が集うリビング |
| 施工箇所 | マンション全体(築40年以上・3LDK) |
| 施工費用 | 500〜1,000万円(マンション全体の施工費用) |
| ポイント | 親子の会話がしやすい対面キッチン |
- マンションの和室を使っていない方
- 和室をLDKと一体化したい方
- 子育てしやすい間取りにしたい方
A様邸のリフォーム事例は、以下よりご覧ください。
事例④広々としたLDKにしたマンション和室二間リフォーム
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after
最後にご紹介するのは、広いLDKをというご要望があったマンションの事例です。二間続きの和室を洋室化し、家事動線にも配慮した広々としたLDKへリフォームしています。
畳からフローリングへ変更することで、掃除のしやすさや家具配置の自由度も向上しています。家事動線を考慮しつつ、広いLDKで快適に生活できるご提案を行いました。
【リフォーム概要】
| きっかけ | ・広いLDKがほしい |
| 要望 | ・使い勝手がよいフローリングの部屋をご希望 |
| 施工箇所 | ・マンション全体 |
| 施工費用 | 約700万円(マンション全体の施工費用) |
| ポイント | ・家事導線を考慮した快適に過ごせる広いLDKを提案 |
- 広いLDKとして活用したい方
- 家事動線を意識した間取りにしたい方
- 掃除しやすいフローリング空間へリフォームしたい方
二間続きの和室を洋室にリフォームする費用相場
二間続きの和室をリフォームする際の目安金額は、以下の通りです。
| 二間続きの和室を洋室にリフォームする場合 | 下限として100万円弱ほど ※基本的な壁・床のリフォームのみ |
内装や断熱をどこまで行うかで金額は変わるため一概に言いにくい点ではありますが、二間続きの和室を洋室にリフォームする場合、基本的な床および壁の工事の下限目安金額が100万円弱であることを覚えておくと役立ちます。
ここからは、和室リノベーションの施工費用の目安について詳しくみていきましょう。
- リフォーム内容別の費用相場
- 二間続きの和室をLDK化する費用相場
- 子供部屋へ変更する費用相場
- 工期の目安
リフォーム内容別の費用相場
まずは、工事内容ごとの費用相場を確認してみましょう。 和室リノベーションにおける施工内容別の費用については、以下を参考にしてください。
【和室を洋室にリノベーションする際の費用相場】
| 施工内容 | 費用相場 |
| 畳をフローリングに | 10〜35万円 |
| 壁や天井を洋風に | 10〜20万円 |
| 押し入れをクローゼットに | 10〜25万円 |
| 間仕切りを洋風建具に | 3〜22万円 |
なお、ユニテに依頼した場合の費用相場は以下の通りです。
| 施工内容 | ユニテの施工費用の目安 |
| 壁の撤去 | 20万円〜 |
| 床の段差を解消する (和室と洋室をリノベーションする場合) |
50万円〜 |
| 天井の工事 | 要相談 |
| 建具取付けなど | 要相談 |
| モダンな琉球畳にする | 10万円〜 |
| 壁紙クロスを貼る | 10万円〜 |
| 押し入れをクローゼットにする | 15万円〜 |
| 押し入れをウォークインクローゼットにする | 18万円〜 |
実際に間仕切り撤去をする場合は、撤去の施工に伴いフローリングとクロスの張り替えが必須になります。床の段差を解消する場合は、和室の床を解体して洋室と揃える作業が必要です。
さらに、部屋の大きさだけでなく、断熱材を入れる、押入をクローゼットにする、床の間・仏間を解体するなどによって費用が変動しますので、費用を考える際はよく施工業者に確認しましょう。
ユニテで施工した場合のリフォーム・リノベーション費用については、以下の記事も参考にしてみてください。
二間続きの和室をLDK化する費用相場
二間続きの和室を一体化し、広々としたLDKへリフォームする場合は、間取り変更を伴うため費用が高くなる傾向があります。
畳の撤去やフローリング工事だけでなく、壁や天井の仕上げ変更、電気配線の移設などが必要になるケースが多いためです。
| リフォーム内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 6畳+6畳の和室をLDKにする | 80〜150万円 |
| 8畳+6畳の和室をLDKにする | 100〜180万円 |
| 戸建てのLDK化リフォーム | 100〜250万円 |
| マンションのLDK化リフォーム | 80〜200万円 |
6〜8畳の和室1室を洋室にフルリフォームする場合、25〜100万円が相場です。そのため、二間の和室を洋室にフルリフォームする場合は、100万円以上かかるケースが多いでしょう。
また、マンションでは管理規約によって使用できる床材や工事内容が制限されるケースもあるため、事前確認が欠かせません。
子供部屋へ変更する費用相場
二間続きの和室を子供部屋として活用するために、1部屋を2部屋へ分けるリフォームも人気です。
主な工事内容と費用相場は以下を参考にしてください。
| リフォーム内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 間仕切りの新設 | 10〜25万円 |
| ドアの新設 | 5〜15万円 |
| エアコン設置工事 | 8〜20万円 |
壁を設けるだけでなく、それぞれの部屋に照明やコンセントを追加する場合はさらに費用がかかります。将来的に子どもの独立を見据えている場合は、可動式間仕切りを採用することで柔軟にレイアウトを変更できるでしょう。
工期の目安
二間続きの和室リフォームは、工事内容によって工期が大きく変わります。
一般的な工期の目安は以下の通りです。
| リフォーム内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 畳交換のみ | 半日~1日 |
| 畳からフローリングへの変更あり | 3~5日 |
| 二間続き和室の一体化 | 1~2週間 |
| 間取り変更や断熱工事を含む | 2週間~数ヶ月 |
和室リノベーションの工期は、施工内容の部位や規模によって変動します。たとえば、床を畳からフローリングにする場合はおおよそ3〜5日、内装をすべて変更する場合は1〜2週間程度必要です。
ただし、和室とリビングを一体化するケースや、二間続きの和室を洋室に変更する工事は間取り変更を含むため、施工に時間がかかります。数か月は見込んでおく必要があるでしょう。
また、マンションでは工事可能な曜日や時間帯が決められているケースもあるため、工期に余裕を持って計画することが大切です。
【和室を洋室に】和室二間をリフォームするメリット
ここからは、和室二間のリフォームをおこなうことによるメリットや、具体的な使い方について紹介していきます。和室二間をリフォーム・リノベーションするメリットは以下の通りです。
- 広いLDKとして活用できる
- 掃除・メンテナンスが楽になる
- 家具配置の自由度が上がる
- バリアフリー化しやすい
ここからは、和室二間のリフォームをおこなうことによるメリットや、具体的な使い方についてみていきましょう。
広いLDKとして活用できる
二間続きの和室を洋室へリフォームする最大のメリットは、広々としたLDKとして活用できることです。
間仕切りを撤去して空間を一体化することで開放感が生まれ、家族が自然と集まりやすい住まいになります。ソファやダイニングセットも配置しやすくなり、ライフスタイルに合わせた使い方ができるでしょう。
掃除・メンテナンスが楽になる
洋室へリフォームすると、日々の掃除やメンテナンスがしやすくなります。畳は定期的な交換や湿気対策が必要です。
しかし、フローリングなら掃除機やフロアワイパーで手軽にお手入れできます。畳より掃除が簡単で汚れにくく、断熱性が高いため空調効率も向上するでしょう。
また、ダニやホコリが気になる方にとっても衛生的な環境を維持しやすく、家事負担の軽減につながります。
家具配置の自由度が上がる
和室は畳や床の間、押入れなどの影響で家具の配置が制限されることがあります。一方、洋室はベッドやソファ、テレビボードなどを自由にレイアウトしやすい点が魅力です。
インテリアの選択肢も広がるため、自分好みの空間づくりを楽しみながら、より快適な住環境を実現できます。
バリアフリー化しやすい
和室から洋室へリフォームする際は、床の段差を解消しやすいため、バリアフリー化にもつながります。特に高齢者や小さな子どもがいる家庭では、つまずきによる転倒リスクを軽減できる点がメリットです。
将来を見据えた住まいづくりとしても有効で、長く安心して暮らせる住環境を整えやすくなります。
詳しいメリットの内容について知りたい方は、「【プロ監修】和室を洋室にする際のポイントは?リフォームの相場と費用を抑えるコツ」もチェックしてみてください。
二間続きの和室を洋室にして後悔しやすいポイント
二間続きの和室を洋室へリフォームすると、使い勝手やデザイン性が向上する一方で、事前に確認しておきたい注意点もあります。
- フローリング化で寒く感じることがある
- 防音性が下がる場合がある
- 仏間や来客スペースがなくなる
- 柱や段差が残るケースもある
- 冷暖房効率が悪くなる場合もある
完成後に「思っていたイメージと違った」「もっと検討すればよかった」と後悔しないためにも、リフォーム前にデメリットや起こりやすいトラブルを把握しておくことが大切です。
フローリング化で寒く感じることがある
畳には断熱性や保温性がありますが、フローリングは足元が冷えやすい傾向があります。特に築年数の古い住宅では床下断熱が不十分な場合も多く、冬場に寒さを感じることも少なくありません。
快適な住環境を維持するためには、床材の選定だけでなく、断熱材の追加施工もあわせて検討するとよいでしょう。
防音性が下がる場合がある
畳は音や振動を吸収する効果がありますが、フローリングへ変更すると生活音が響きやすくなることがあります。特にマンションでは、足音や物を落とした際の衝撃音が下階へ伝わりやすくなるため注意が必要です。
防音性能の高い床材を選んだり、防音工事を取り入れたりすることで、騒音トラブルを防ぎやすくなります。
仏間や来客スペースがなくなる
二間続きの和室には仏間や客間としての役割を持つ住宅も少なくありません。洋室化によって空間の使い勝手は向上しますが、法事や親族の集まり、来客時に使える和室がなくなる可能性があります。
将来的なライフスタイルも考慮し、本当に和室が不要かどうかを検討したうえでリフォームを進めることが大切です。
柱や段差が残るケースもある
間仕切りを撤去して広い空間にしたいと考えていても、住宅の構造上重要な柱は撤去できない場合があります。また、和室と隣接する部屋の床の高さが異なることで、段差解消工事が必要になるケースもあるため注意が必要です。
完成後のイメージとギャップが生じないよう、事前に現地調査を行い、施工範囲を確認しておきましょう。
冷暖房効率が悪くなる場合もある
二間続きの和室を一体化して広いLDKにすると、開放感が生まれる反面、空間が広くなることで冷暖房効率が低下する場合があります。
特に、断熱性能が低い住宅では、エアコンの効きが悪くなり光熱費の増加につながることもあります。快適に過ごすためには、断熱改修や高性能な空調設備の導入も検討すると安心です。
二間続きの和室をおしゃれにリノベーションするコツ
二間続きの和室を洋室へリフォームするなら、使いやすさだけでなくデザインにもこだわりたいところです。床や壁を変更するだけではなく、内装のテイストや照明、収納計画を工夫することで、より洗練された空間に仕上げられます。
ここでは、二間続きの和室をモダンでおしゃれな空間にするためのポイントをご紹介します。
- 内装のテイストを統一する
- 和モダンデザインを取り入れる
- 間接照明を活用する
- 押し入れをクローゼット化する
- 畳コーナーをあえて残す
1.内装のテイストを統一する
おしゃれな空間に仕上げるためには、内装のテイストを統一することが大切です。床材や壁紙、建具の色味やデザインがバラバラだと、まとまりのない印象になってしまいます。
ナチュラル、北欧風、インダストリアルなど好みのテイストを決めたうえで、素材や色を統一すると、リフォーム後の空間に一体感が生まれます。
おしゃれな内装のテイストについては、以下の記事を参考にしてください。
「【2024年版】気分が上がる!おしゃれなリノベーション事例27選 」
2. 和モダンデザインを取り入れる
和室の魅力を活かしたい場合は、和モダンデザインを取り入れるのもおすすめです。木目や格子、アースカラーなどを活用することで、和の落ち着きと洋室の快適さを両立できます。
すべてを洋風に変えるのではなく、障子風の建具や木の質感を残すことで、上質で温かみのある空間を演出できるでしょう。
- 壁紙クロスではなく塗り壁やエコカラットを採用する
- 和室ならではの真壁を洋風の大壁に変更する
- 日本の伝統色を部分的に取り入れる
- スリット格子を目隠しに採用する
- 障子風の内窓をつける
- 襖や障子を洋風に変更する
特に、襖や障子などは和室の象徴的な建具なので、洋風の部屋にしたい場合は建具を変更するだけでも雰囲気が変わります。
和モダンリビングの事例や、おしゃれなリノベーションのコツについては「かっこいい和モダンリビングの実例3選|理想を叶えるインテリアコーディネートのコツも伝授」を参考にしてください。
3. 間接照明を活用する
間接照明を取り入れると、空間に奥行きが生まれ、ホテルライクな雰囲気を演出できます。天井や壁を照らす柔らかな光は、リビングや寝室として使用する際にも落ち着いた空間づくりに効果的です。
ダウンライトや間接照明を組み合わせることで、二間続きの広い空間をよりおしゃれに見せられます。
4.押し入れをクローゼット化する
和室特有の押し入れは、洋室のライフスタイルに合わない場合があります。押し入れをクローゼットへ変更することで、洋服や日用品を収納しやすくなり、使い勝手が向上します。
また、扉や収納内部のデザインを洋室に合わせることで、空間全体の統一感も高まり、見た目もすっきりとした印象になります。
さらに、おしゃれな洋室を目指すなら「フローティング収納」を取り入れるのもおすすめです。 「フローティング収納」とは、床から浮いているように見える収納設備のことを指します。
- 空間が広く見える
- 床の掃除がしやすくなる
- 使いやすい高さに調節できる
- 間接照明をプラスして枕元の灯りにできる
使いやすい高さに設置できるため利便性が高く、収納下に間接照明を組み合わせれば、ホテルライクな雰囲気を演出することも可能です。収納力とデザイン性を両立したい方は、ぜひ検討してみましょう。
【ケース別】二間続き和室リフォームの注意点
最後に、和室リノベーションの注意点について解説していきます。和室リノベーションでは、以下の3つに注意してください。
- 和室とLDKを一体化する場合
- 築30年以上の住宅をリフォームする場合
- マンションでリフォームする場合
上記3つのケースでは、それぞれ留意すべきポイントが異なります。それぞれ詳しくみていきましょう。
和室とLDKを一体化する場合
和室を洋風のリビングと一体化する際には、以下の2点に注意しましょう。
- 床の高さ
- 天井の高さ
- 柱の問題
リビングと隣接する和室を一体化して広いLDKを作りたい場合は、和室と洋室の構造の差をなくす施工が必要になります。それぞれみていきましょう。
1.床の高さ
洋室と和室を一体化する際に注意すべきなのが「床の高さ」です。畳を洋風のフローリングに変更する際は、適切な床下処理が必要になります。床材の構造や厚みが異なるため、床との段差を調整しなければならないのです。
築年数が経過している建物の場合は、断熱性や遮音性を向上させるための追加工事が発生する可能性もあるため、よく検討してください。
2.天井の高さ
洋室と和室の「天井の高さを合わせる」ことも大切です。間仕切りを撤去して空間を繋げても、天井の高さが異なると一体感が出にくいため、事前にしっかりチェックしておきましょう。
また、照明にダウンライトを採用したい場合は、天井の内側に照明を取付けなければならないため、下地が入っている天井でなければ設置できません。場合によっては照明が入る分だけ天井を下げる必要も出てくるでしょう。
そのため、天井を施工する前に希望する照明の種類についてもよく検討しておかなければなりません。
3.柱の問題
二間続きの和室を一体化する際は、柱を撤去できるかどうかも重要なポイントです。住宅によっては、柱が建物を支える構造上重要な役割を担っている場合があり、完全に撤去できないケースもあります。
その場合は、柱を活かしたデザインにしたり、部分的に壁を残したりするなど、建物に合わせたリフォーム計画を立てることが大切です。
築30年以上の住宅をリフォームする場合
築30年以上の住宅では、見た目だけでなく住宅性能にも目を向けながらリフォームを検討する必要があります。
- 断熱
- シロアリ
- 耐震
- 下地劣化
特に、断熱性や耐震性などは、快適性や安全性に大きく関わる重要なポイントです。
1.断熱
せっかくリフォームするなら、快適性の向上も視野にいれましょう。古い住宅は断熱材が十分に入っていないケースも多く、和室を洋室化しても「冬は寒く夏は暑い」と感じる場合があります。
特に、LDKとして広い空間にする場合は冷暖房効率にも影響するため、断熱性能にこだわることが大切です。床や壁を解体するタイミングで断熱材を追加しておくことをおすすめします。
2.シロアリ
築古住宅では、床下や柱部分にシロアリ被害が発生している場合があります。特に和室は湿気がこもりやすく、畳の下地部分に被害が見つかるケースも少なくありません。
リフォーム工事中に発覚すると追加費用が発生する可能性もあるため、事前調査を行うと安心です。
3.耐震
築年数が古い住宅では、現在の耐震基準を満たしていない場合があります。二間続きの和室を一体化するために壁を撤去する場合は、耐震性に影響するケースもあるため注意が必要です。
必要に応じて耐震補強を行うことで、安心して長く住み続けられる住まいになります。
4.下地劣化
床や壁を解体した際に、下地材の腐食や劣化が見つかることがあります。特に湿気が多い住宅では、見えない部分の傷みが進行しているケースもあるため、築古住宅のリフォームでは追加補修を想定しておくことが大切です。
マンションをリフォームする場合
マンションにお住まいで二間続きの和室を洋室にリフォームする場合、一戸建てと異なり以下の点に気をつけなければなりません。
- 管理規約
- 防音
- 撤去不可の壁
マンションの和室リノベーションに関しては「【マンション】和室リフォームのポイント!費用相場とコーディネートのコツ」もチェックしてみてください。
1.管理規約
和室のリノベーションやリフォームを計画する前に、お住まいのマンションの管理規約などを確認し、理想とするリフォーム可能な物件かどうかを前もって把握しておきましょう。
マンションの和室リフォームでは、一般的なリフォームと同様、管理会社へリフォームの可否確認が必要です。管理会社ごとに規約が決まっており、内容に則らないとご近所トラブルや訴訟にまで発展する恐れがあります。
また、マンションの構造によっては撤去できない壁や間仕切りが存在するため、希望する間取りが実現できないケースもあるのです。
以下の記事ではマンションのリノベーション工事に関わる内容について詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
マンションリノベーションで間取りを変えたい!住みやすさのポイントとは?
2.防音
費用を抑えるコツでも触れましたが、畳からフローリング材にしたことで遮音性が下がり、騒音トラブルになる場合があるため慎重に検討しましょう。
費用を抑えようと遮音性の低い素材を使用することで、下の階の方へ振動がより伝わる可能性があります。
使用するフローリング材や住環境次第では、防音工事も視野に入れると安心です。
地方在住者が防音室付きマンションを探すのは困難?後から設置する方法も解説
また、畳とフローリングのメリット・デメリットについては「【事例紹介】和室リノベーションの基本!施工費用の相場や失敗しないためのポイントも紹介」も参考にしてみてください。
3.撤去不可の壁
マンションでは、建物の構造上撤去できない壁が存在する場合があります。特に、鉄筋コンクリート造のマンションでは、耐力壁によって間取り変更が制限されるケースも少なくありません。
そのため、「二間続きの和室を完全に一体化したい」と考えていても、希望通りの間取りにできない場合があります。まずは現地調査を行い、どこまで変更できるのかを確認したうえでリフォーム計画を立てることが大切です。
「二間続きの和室を洋室にするリフォーム」に関する質問にユニテが答えます
ここからは、「二間続きの和室を洋室にするリフォーム」に関するよくある質問に、リノベーション業に約30年間携わってきたユニテがお答えしていきます。
- 二間続きの和室リフォームは何日かかる?
- 賃貸で二間続きの和室を洋室にしたい場合は?
- 二間続き和室を2部屋に分ける費用はどのくらい?
上記のような疑問を持っている方は、あわせて参考にしてみてくださいね。
二間続きの和室リフォームは何日かかる?
二間続きの和室を洋室へリフォームする場合の工期は、工事内容によって異なります。畳をフローリングへ変更する程度であれば3〜5日ほどが目安ですが、間仕切りの撤去やLDKとの一体化、断熱工事などを伴う場合は1〜2週間程度かかることもあります。
築年数や建物の状態によっては追加工事が発生するケースもあるため、事前に施工業者へ確認しておくと安心です。
賃貸で二間続きの和室を洋室にしたい場合は?
賃貸の場合は、退去時に原状回復義務があるため、規模の大きいリフォームなどはできません。先ほど紹介したような、セルフリノベーション程度の小規模なものがおすすめです。
畳が気になるようであれば、ウッドカーペットを敷くのがいいでしょう。ウッドカーペットは6畳用で15,000〜20,000円程度が相場です。特殊加工やヴィンテージ加工が施されているものだと、相場よりも高くなる可能性があります。
二間続き和室を2部屋に分ける費用はどのくらい?
二間続きの和室を2部屋に分ける場合は、おおよそ35〜45万円程度の費用がかかります。壁や扉の造作だけでなく、エアコン・照明を取り付けるための電気工事・配管工事が必要なためです。
なお、さらに別の施工が発生する場合は、上記費用よりも高くなる可能性があります。あくまでも目安程度にお考えください。
二間続きの和室を洋室にリフォームしたい方はユニテにご相談ください!
富山県内で二間続きの和室を洋室にリフォームの検討をしている方は、100件以上の施工事例を持つユニテへお気軽にご相談ください。
当社には一級建築士が在籍しておりますので、建築のプロがご自宅の状態を確認したうえでお客様にもっとも適したリフォームのご提案をさせていただいています。
些細な事でも構いませんので、二間続きの和室を洋室に変更する際にお困りごとがあれば、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回は二間続きの和室を洋室にリフォームする際に知っておきたい費用や注意点について、実際の施工事例を交えながらご紹介しました。
二間続きの和室を洋室にリフォームする際の費用感は、基本的な壁・床のリフォームのみの場合、下限として100万円弱ほどを指標にしてください。
素材・リフォームを希望する箇所などによって料金が上乗せになるため、見積もりを取ったうえで検討しましょう。
二間続きの和室をリフォームして納得のいくお部屋を作るためにも、この記事を参考に費用やイメージに具体性を持たせながら、実際にどのようなリフォームを行うかを決める指標にしてみてください。




