
リフォームをしたいけど、施工内容や間取りにお悩みの方に向けて、弊社の施工事例を19選ご紹介します。お悩みに合わせてお伝えしているため、きっと役に立つアイデアが見つかるはずです。
目次
「リフォームをしたいけど、アイデアが沸かない」
「どんな施工ができるのか分からない」
など、リフォームの構想についてお悩みの方は多いでしょう。
リフォームは既存の建物を新築時と同等に改修や修繕する工事を意味します。
それに合わせて、理想の内装や設備を取り入れられる点もメリットです。
自由度が高い分、イメージや希望の施工内容がはっきりしていないという方もいるでしょうそこで本記事では、リフォームアイデアを19件、弊社の施工事例を交えてご紹介します。
一軒丸ごと改修するフルリフォームと、気になる箇所だけ施工する部分リフォームの両方を載せています。
ご希望に合わせてご覧いただけるよう、4つのジャンルに分けてみました。
- フルリフォームのアイデア6選
- 収納リフォームのアイデア5選
- 水まわりリフォームのアイデア5選
- 暮らしを心地よくするリフォームアイデア3選
フルリフォームのアイデア6選
まずは、一軒丸ごと改修するフルリフォームをご検討中の方に向けたアイデアを6つ紹介します。
ライフスタイルに合うアイデアが見つかるよう、さまざまなパターンを用意してみました。
- 子どもと暮らすリフォーム
- 2世帯で暮らすリフォーム
- 吹き抜けを叶えたリフォーム
- 和のある暮らしリフォーム
- バリアフリーを叶えたリフォーム
- 犬と暮らすリフォーム
各ケースごとに、おすすめの施工と実際の事例を紹介します。
子どもと暮らすリフォーム
お子さんがいらっしゃる方は、できるだけ明るい色調で、収納も十分に備えた家がおすすめです。
また、洗濯物などの家事の負担も増えることから、生活動線がよい間取りを考えておくといいでしょう。
ここでは、おうち時間が楽しくなるフルリフォームをした事例を紹介します。

まずはリビング。濃い目の木材とパステルを基調としたインテリアが、明るくも落ち着いた雰囲気を演出。 一家が集まって、家族団らんのひとときを過ごすのに、ぴったりな空間です。

こちらは、ウォークインクローゼット。大人部屋と子ども部屋のあいだに設置し、どちらからも入れるという設計です。 洗濯物を片づける際に部屋に移動する手間が省け、家事の負担が軽減されるでしょう。

こちらは、オープン式の靴置きを兼ね備えた玄関。家族全員分の靴を、十分に収納できます。 土間部分を大きくとり、自転車を置けるように工夫しました。
2世帯で暮らすリフォーム
既存の家を二世帯住宅にリフォームする場合は、お互いのプライバシーへの配慮が大切です。
生活スペースや水まわりは共有するのか、入口はふたつ作るのかなどを事前に話し合うようにしましょう。
ここでは、2世帯の生活空間を分けるために、間取りごと変更した例を紹介します。

1階を半分に仕切り、半分を親世帯の居住スペースにしました。

もう半分は子世帯のリビングダイニングとして使用。 ソファを置いてくつろげる空間を用意したほか、キッチンの奥には勉強机も設置しています。

水まわりも2つ用意。お互いに気を遣わなくて済むのはもちろんのこと、混雑も避けられます。
二世帯住宅にリフォームするときに考えておくべき点などは、以下の記事にまとめています。ぜひ、参考にしてください。
記事を読む:https://school.yunite.co.jp/column/tips-for-two-family%20house
吹き抜けを叶えたリフォーム
フルリフォームに際して、吹き抜けを作ることも可能です。
家全体が広々とし、開放感に包まれます。
また、天井からの自然光も入ってくるため、明るいリビングダイニングを叶えたい人にはぴったり。
ここでは、自然光と木のぬくもりを感じられる施工事例をご覧ください。

高窓から光が降り注ぐダイニング。角にはペレットストーブを設置し、冬でも温かく過ごせるように工夫しました。

2階の廊下から見る様子。ダイニング同様、高窓や天窓から自然光が差し込みます。 天井にはファンがついているため、エアコン使用時に効率的に室温を快適にする効果も。 廊下も暑さや寒さに悩まされず、心地よくお過ごしいただけます。
和のある暮らしリフォーム
洋風の作りであっても、和の雰囲気に仕上げたいという方もいますよね。
その場合は、暖色系の落ち着いた木材を使用することをおすすめします。
また、一部の空間に畳を設置することもできますよ。
ここでは、築28年の戸建てを子世帯に受け継ぐためにリフォームした事例を紹介します。

既存の建材の状態がよかったため、使用。水まわりなど、一部の使用のみを変更しました。 暖色系の温かみのあるライトが、和を感じる落ち着いた雰囲気を演出しています。

部屋の一区画には、ユニット式の畳タイルを敷いて和室風に。 痛んできても取り換えやすく、手入れが手軽な点がポイントです。
バリアフリーを叶えたリフォーム
ご高齢の方や身体に障害がある方がお住まいの場合は、バリアフリーを取り入れることをおすすめします。
バリアフリーとは、生活を送る上で支障となるバリアを取り除くこと。
例えば、玄関や階段の段差を低くしたり、スロープを設置するなどです。
ここでは、今後の生活を見越して車いすで移動できる設計をした事例を紹介します。

玄関は、土間も廊下もスペースを広くとり、車いすのまま移動できるようにしました。 必要に応じて、スロープをあとから設置することもできます。

洗面所は、車いすに乗ったままでも使いやすいよう、低めに設置。 シンク下が空洞になっているため、車いすをしっかりと前まで押して使えます。

お手洗いも十分な広さを確保しました。便器の横に手すりを設置しています。
リフォーム時にできるバリアフリー施工の内容や費用相場は、以下の記事に詳しくまとめています。ぜひ、参考にしてください。
記事を読む:https://school.yunite.co.jp/column/barrier_free-reform
犬と暮らすリフォーム
愛犬がいらっしゃる家庭は、掃除しやすく安全に走り回れる設計や、体を洗いやすい設備がおすすめです。
犬の快適性や安全性があがるほか、飼い主のお世話の手間も省けます。
ここでは、2匹の愛犬がいるご依頼主様のリフォーム事例を紹介します。

リビングダイニングは広々としており、余計な段差もありません。 そのため、愛犬が安全に走り回れるのはもちろんのこと、毛の掃除も簡単です。

キッチンの近くに、愛犬用の洗面所を設置しました。シンクが広いため、1匹がすっぽりと入るサイズです。飼い主の体が濡れる心配がなく、非常に使いやすい洗い場です。
収納リフォームのアイデア5選
この章では、収納スペースのリフォームアイデアを5つ、紹介します。
- 引き出しいらずのクローゼット
- 動線が便利なウォークインクローゼット
- 備蓄品を隠せるキッチン
- 家電も片づけられるパントリー
- 大家族も安心のシュークローゼット
実際の事例を中心に、工夫点やおすすめポイントを解説します。
ぜひ、参考にしてください。
引き出しいらずのクローゼット

こちらのご家庭では、クローゼットの半分に棚板を設置。
Tシャツなど、折りたたんで収納するのもよし。カバンや小物類を置くのもよし。
引き出しなどの収納用家具を追加で買う必要がありません。
動線が便利なウォークインクローゼット

こちらのご家庭では、ウォークインクローゼットをサンルームの近くに設置。
洗濯物を取り入れたあと、すぐに片づけることができます。
十分なスペースを確保しているのもうれしいポイントです。
備蓄品を隠せるキッチン

こちらの家庭では、リビングやダイニングの死角になる場所にパントリーを設置。
食料品や備蓄品などが目に入らないため、生活感を隠せます。
また扉がない分、必要なものを取り出すときに開け閉めの手間が省けて大変便利です。
家電も片づけられるパントリー

こちらのご家庭では、キッチンのすぐ後ろにウォークインパントリーを設置しました。
パントリーは、食料品や備蓄品、日用品を収納することが一般的です。
ですが今回は、棚板の近くにコンセントも2個設置しました。調理器具を収納しておき、必要になったら、そのまま取り出さずに使えます。
大家族も安心のシュークローゼット

こちらのご家庭では、玄関の真横にシュークローゼットを設置。
棚板を十分に設置しているので、お子さんが多いご家庭でも収納場所に困る必要がありません。
また、面積そのものが広いため、自転車やスーツケースも置くことができます。
壁側には窓を設置し、定期的に換気できるように工夫。臭いや蒸れの防止に役立ちます。
水まわりリフォームのアイデア5選
この章では、水まわりリフォームのアイデアを5選、紹介します。
- 収納力バツグンの洗面所
- プライバシーを守れる洗面所
- 洗濯物が外から見えないサンルーム
- 子どもを見守れるキッチン
- 掃除が楽になるお風呂
実際の事例を中心に、工夫点やおすすめポイントを解説します。
ぜひ、参考にしてください。
収納力バツグンの洗面所

こちらのご家庭では、リフォーム時に収納力のある洗面所を設置しました。
シンク下には、左側に引き出しも設置。鏡も扉式になっており、裏に化粧品やドライヤーを収納できるデザインです。
足元の隙間は、置き場に困る体重計を片づけられます。
プライバシーを守れる洗面所

こちらの洗面所には、お風呂場に続く脱衣所とのあいだにカーテンを設置しました。
家族の誰かが入浴中や着替え中でも、気兼ねなく洗面所を使ったり、手前の洗濯機に汚れた洋服を入れることができます。
二世帯住宅やお子さんが多い住宅におすすめのデザインです。
洗面所リフォームの事例や費用目安は、こちらの記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。
洗濯物が外から見えないサンルーム

こちらのご家庭では、脱衣所の横にサンルームを設置しました。
洗濯機から取り出してからすぐ、洗濯物を干せます。
スペースが十分にあるので、一家全員分の洗濯物や布団も干すことが可能。
半透明の波板を設置することで、1階でもプライバシーが守れます。
子どもを見守れるキッチン

こちらのキッチンは対面式にし、調理の最中でもリビングで遊ぶお子さんの様子を見守れるようにしました。
また、左右の入口に柵を置けば、お子さんのキッチンへの侵入も防げます。
そのため、お子さんが小さいご家庭であっても、火や油を使っているときも安心です。
対面キッチンの特徴や事例は、以下の記事にまとめています。ぜひ、参考にしてください。
記事を読む:https://school.yunite.co.jp/column/ideas-for-peninsula-kichens
掃除が楽になるお風呂

こちらのお風呂では、皮脂の汚れがつきにくい「クリンフロア」と呼ばれる床を使用。
カウンターは取り外し式のため、掃除もしやすいです。
また、断熱性に優れた浴室と暖房機を設置し、冬場でも寒さが気になりにくいです。
お風呂リフォームの費用相場や施工事例は、こちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
記事を読む:https://school.yunite.co.jp/column/164
暮らしを心地よくするリフォームアイデア3選
この章では、ライフスタイルに合わせたアイデアや機能性に優れたアイデアを紹介します。
- 光あふれるリビングダイニング
- 寒さを防ぐ断熱ドア
- 隙間スペースで書斎作り
ほんの少しの工夫で、ご自宅で過ごす時間の快適度は大きく変わります。
ぜひ、参考にしてください。
光あふれるリビングダイニング

こちらのご家庭では、リビングとダイニングの両方に、小型のダウンライトを設置。
裏庭を眺められる大窓を設置することで、自然光が入りやすく工夫しました。
朝やお昼は電気いらずで、明るくお過ごしいただけます。
自然光を取り入れる「採光」については、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ、参考にしてください。
寒さを防ぐ断熱ドア

(左)ビフォー(右)アフター
こちらの玄関は、隙間風がひどく室内が冷えやすかったことから、断熱性の高いドアに取り換えました。
リフォーム前と同様のデザインを選ぶことで、光を取り入れながらも寒さが気にならない空間に。結露が発生しやすいという悩みも改善されました。
断熱ドアの概要や施工事例など、詳しい詳細は以下の記事にまとめています。ぜひ、参考にしてください。
隙間スペースで書斎作り

こちらのご家庭では、リモートワークをしている施工主様に合わせて、和室の横に書斎を設置。
さらにキッチンの手前にもワーキングスペースを作ることで、家族との会話と仕事の両方を楽しめる工夫しました。
オンオフの切り替えをしやすい設計です。
富山県でリフォーム内容にお困りなら、ユニテにご相談ください!
紹介したリフォームアイデアのなかに、気になるものはありましたか?
弊社では、今回紹介した事例以外にも、豊富な施工実績があります。
これまで、間取りや構造、そして家族構成やライフスタイルなど、さまざまな要素を考慮し、施工してきました。
「こんなリフォームをやってみたい!」という案がある方も、
「まだ案はないけど、相談したいことがある」とお悩み中の方も、
ぜひ、一度見学会へお越しください。
まとめ
今回は、「リフォームをしたいけど何をしていいのか分からない」とお悩みの方に向けて、以下の項目ごとにアイデアを紹介しました。
- フルリフォームのアイデア6選
- 収納リフォームのアイデア5選
- 水まわりリフォームのアイデア5選
- 暮らしを心地よくするリフォームアイデア3選
理想の住まいづくりの参考になれば、幸いです。