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洗面所リノベーションを成功させるコツは?施工事例や費用についても解説

洗面台リノベーションは収納を増やして整頓された空間にしたり、お掃除がラクになることでキレイな洗面台をキープできるメリットもあります。 この記事では洗面台リノベーションについて紹介します。弊社の施工事例も紹介するため参考にしてみてください。

監修者
一級建築士/O.Fumihiro
一級建築士
O.Fumihiro

株式会社ユニテ 設計部

設計部門の責任者として年間20棟以上の新築住宅設計を手掛ける。

【 保有資格 】

一級建築士 / 建築施工管理技士一級 / 宅地建物取引士 / 応急危険度判定士

「洗面台をリノベーションしたいけど、どんな感じになるのかな?」

 

「洗面台をリノベーションする費用を知っておきたい!」

 

洗面台は毎朝使う場所だからこそ、キレイで気持ちのよい空間にしたいですよね。

 

洗面台のリノベーションでは、収納を増やして整頓された空間にしたり、お掃除がラクになることでキレイな洗面台をキープできるメリットもあります。

 

この記事では洗面台リノベーションについて詳しく紹介します。弊社ユニテでの施工事例や費用についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

洗面所のリノベーション事例

まずは弊社ユニテでの洗面所リノベーション事例を紹介します。

 

弊社ユニテでの洗面所リノベーション事例
  • スタイリッシュな木造カウンターへ変わった事例
  • LIXILピアラと間取りを変えた事例

 

それぞれ詳しく解説します。​​​​​​​

スタイリッシュな木造カウンターへ変わった事例

Before

After

こちらは弊社ユニテのスタイリッシュな木造カウンターへ変わった事例です。

 

元々あった木の温もりを感じられる空間に、木造カウンターの洗面所を設置しました。空間と調和した洗面所にすることで、木の温もりを活かしつつ、毎日の身支度が心地よくなるスペースとなりました。

​​LIXILピアラと間取りを変えた事例

Before

After

こちらは弊社ユニテの​​LIXILピアラと間取りをリノベーションした事例です。

 

洗面所が狭い空間に設置されていたため、間取りを広くし解放された空間に変身しました。グレーやホワイトを基調にすることで、さらに広く感じられる洗面所に。

 

朝の身支度の時間も家族と圧迫することなく、快適に使える空間となりました。

洗面所のリノベーション方法と費用

洗面所のリノベーション方法と費用を以下の3つに分けて紹介します。

 

洗面所のリノベーションの
  • 洗面台のみ交換
  • 内装工事も同時に行う
  • 洗面台を移動させる

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

洗面台のみ交換

洗面台のみ交換することもできます。汚れがつきにくい素材にしたり、収納力の高い洗面台にリノベーションすることでより使いやすい洗面所になります。

 

洗面台のみの交換であれば、サイズや素材によって異なりますが予算は10〜15万程度と見ておくとよいでしょう。

 

同じサイズの洗面台への交換であれば、現在ある配管や電気配線をそのまま使えるため半日〜1日で完成することが多いです。

 

床や壁の補修が必要な場合は1〜2日程度かかることもあるため、長めに見ておくと安心です。

内装工事も同時に行う

洗面所の内装工事も同時に行うことができます。内装とは洗面所の壁やクロス、床のことを指します。

 

洗面所は水を使うためカビが生えやすく木材が劣化しやすい場所であるため、洗面所のリノベーション時に点検しておくとよいでしょう。

 

壁紙のクロスや床材の交換のみであれば、25万程度の予算に収まることが多いです。

 

工期も1日で済むことが多いため、洗面台だけでなく内装リノベーションも検討してみましょう。

洗面台を移動させる

洗面台を移動させることもできます。

 

しかし、洗面台の移動は本体だけでなく、排水管や電気配線の移動も必要になるため別途工事が必要になることは押さえておきましょう。

 

洗面台の移動と追加工事を含めるとおおよそ約20万程度必要になります。

 

新しい洗面台を設置するか、現在ある洗面台を移動させるかのどちらがよいか検討し、コスト的にムダがない方を選ぶとよいでしょう。

 

洗面台は消耗品であるため、新しく設置する方がおすすめのパターンが多いです。

 

工期は工事内容によって差がありますが、おおよそ1〜3日程度です。内装や壁・床の工事も同時に行う大幅な改修は5日程度かかることもあるため、業者と相談しておきましょう。

洗面台をリノベーションする3つのメリット

洗面台をリノベーションする3つのメリットは以下になります。

 

洗面台をリノベーションするメリット
  • 毎朝気持ちのよい朝を迎えられる
  • 掃除がしやすくなり衛生的になる
  • 収納が増えることで家が整う

​​​​​​​

それぞれ詳しく解説します。

①毎朝気持ちのよい朝を迎えられる

洗面台は毎朝使う場所であるため、リノベーションすることで毎朝気持ちのよい朝を迎えることができます。

 

家族全員が使う場所だからこそ、きれいに使いやすくすることで家族の満足度も高めることができるでしょう。

 

また、ライフスタイルの変化によって必要なサイズが変わりやすい場所です。例えば以下のようなリノベーションは朝の忙しい時間を快適にできます。

 

ライフスタイルに合わせた洗面所のリノベーション
  • 子育て世代では朝に洗面所が混雑するため、ツインボウルなど2つ洗面台を設置するとスムーズに
  • 老後はバリアフリーとして手すりを設置したり、開戸で使いやすさを重視した洗面台に

​​​​​​​

定期的に見直しやリノベーションを行うことで、暮らしにフィットした空間を保つことができ、日常のストレスを軽減できます。

②掃除がしやすくなり衛生的になる

洗面台をリノベーションすることで掃除がしやすくなるメリットがあります。

 

昔ながらの洗面所は汚れが落ちにくく、掃除に時間がかかるものも多くあります。また、蛇口式は周りが汚れやすく掃除しにくいデメリットも。

 

近年では壁に蛇口が埋め込まれている「壁つけ水栓」もあるため、より洗面台のお手入れがラクになります。

 

カウンターもフラットなものが多いため、溝に汚れがたまることも少なくサッと拭くだけでお手入れができるため掃除の時短にもなるでしょう。

 

掃除がしやすいため、清潔な洗面台をキープしやすくより快適に使えるというサイクルを得られるようになります。

③収納が増えることで家が整う

昔ながらの洗面台は配管が収納スペースを圧迫しているものも多いですが、現在はコンパクトなものが多いです。

 

排水管を横や壁の背面に寄せたり、引き出しがより収納しやすいものに進化したことで、限られたスペースでも無駄なく収納を確保できるようになるでしょう。

 

洗面台の収納が増えることにより、ドライヤーやストック品を収納できるため家が整います。

 

見える場所に物を置かなくなったり、ストック品を収納できることで生活感が薄い「整う家」を実現できるのは洗面所リノベーションの大きなメリットと言えるでしょう。

洗面所をリノベーションを成功させるための5つのコツ

洗面所リノベーションを成功させるためのコツは以下になります。

 

洗面所リノベーションを成功させるためのコツ
  • 設置スペースのサイズを把握しておく
  • コンセントの位置を確認しておく
  • 収納を把握しておく
  • 湿気対策をしておく
  • 実績がある業者を選ぶ

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①設置スペースのサイズを把握しておく

洗面台のリノベーションをするときは現在使用しているサイズをチェックしておくと導入後に後悔なく設置できます。

 

洗面台のサイズの測定方法や機能性については以下の通りです。

 

場所

測定方法

機能性

おすすめサイズ

洗面台の幅

正面から見たときの幅を測る

幅を広くすることで化粧品や家電を出しっぱなしても邪魔にならない 

 

石鹸などもおきやすくゆとりがある洗面台に

60〜90cm  

 

2人以上で使用する場合は60cm以下だと難しいため広めを選んでおくと安心

洗面台の奥行き

洗面台の前後の幅を測る

奥行きがある洗面台はゆったり使えるため水はねがしにくい

40〜60cm

洗面台のボウルの高さ

ボウルの一番低いとこから上辺までを測る

ボウルは高さがあると水はねが少なく掃除をラクにできる

 

サイズが大きいとペットを洗ったり、汚れた服を手洗いできるなど生活の幅が広がる

12cm程度

 

それぞれのメリットも考慮しながらサイズを決めておきましょう。

②コンセントの位置を確認しておく

コンセントはドライヤーや電動歯ブラシ、美顔器などを使うときに必要です。

 

洗面台の中に収納する際は家電を収納できる高さや幅があるか確認しておきましょう。

 

高さや幅が足りず収納できないと、使い勝手が悪かったり家電の置きっぱなしになり破損の原因となります。

 

洗面所を明るくするには窓の検討も必要です。プライバシーな空間であるため外から見えにくいガラスを採用しておくと安心なので検討しておきましょう。

③収納を把握しておく

洗面所はストック品や化粧品などを収納することが多いため、スペースを確保しておきましょう。

 

ものが溢れていると使い勝手が悪く、見た目も悪い洗面台になるため注意が必要です。

 

現在、洗面所に置いてあるものを確認し、どれくらいのスペースに何を置くか考えておくとスムーズなリノベーションになります。

 

片付ける時は動線を考慮したリノベーションも大切です。使ったものをサッと戻せる配置にしておくと、自然とキレイな状態を保ちやすくなるため意識してみましょう。

④湿気対策をしておく

洗面所は水回りであるため、湿気対策をしておかないとカビが発生し、家の耐久性を低下させる原因になりかねません。

 

洗面所での湿気対策は以下になります。

 

洗面所での湿気対策
  • 換気ができるよう窓を設置しておく
  • 床や壁材を湿気に強い素材にリノベーションする
  • 入浴後はドアを閉めて洗面所に湿気が入り込まないようにする

 

リノベーションに加えて日々の使い方を見直すことで、より効果的に湿気をコントロールすることができます。

⑤実績がある業者を選ぶ

洗面台などの水回りの設備は専門的な知識が必要になるため、業者選びは重要になります。

 

業者は施工する場所によって得意不得意があるため、自分が希望しているリノベーションと似た事例があるか確認しておきましょう。

 

また、リノベーションの見積もりを提示されたときにわからない箇所を丁寧に説明してくれたり、希望のリノベーションに応えてくれるかもしっかり見ておくことが大切です。

 

リノベーション後もメンテナンスが必要であり、業者とやりとりが続くため安心できる業者を選んでおくと施工後も安心して使うことができます。

洗面所のリノベーションでよくある質問

洗面所のリノベーションでよくある質問をまとめてみました。

 

洗面所のリノベーションでよくある質問
  • 洗面台は何年使ったらリノベーションすべき?
  • 洗面所と一緒にリノベーションすべき場所は?
  • 洗面所を長持ちさせるコツは?

 

詳しく解説していきます。

洗面台は何年使ったらリノベーションすべき?

洗面台のリフォームが必要なサインは以下の3つです。

 

洗面台のリフォームが必要なサイン
  • 経年劣化により排水口からニオイがする、パッキンなどがひび割れしている
  • ライフスタイルの変化にあった洗面台が欲しいと感じたとき
  • 大がかりな改修でなくちょっとしたリノベーションで気分転換をしたいとき

 

水回りの設備は劣化しやすいため、定期的に点検や改修を行うとよいでしょう。

 

また、洗面台は水を使用するため周りのクロスも劣化しやすく、カビの原因となります。

洗面台だけでなく壁や床下などもチェックしておくと長年安心して生活できるため確認しておきましょう。

洗面所と一緒にリノベーションすべき場所は?

洗面台と一緒にリノベーションするべき場所はお風呂や、近くにある収納スペースなどがおすすめです。

 

洗面台のみでなく壁も修理することになると、隣にあるお風呂や収納スペースにも影響があるからです。

 

また、お風呂は洗面台と同じく水回りであるため劣化が早い場所。洗面台をリノベーションするときに一緒に行っておくと工事も1回で済むため検討しておきましょう。

洗面所を長持ちさせるコツは?

洗面台を長持ちさせるには定期的な掃除が必要になります。防水スプレーを使用して水アカやカビを防止する方法もおすすめです。

 

また、洗面台のお手入れは素材によって方法が異なるため、以下の方法を押さえておきましょう。

 

洗面台のお手入れ方法
  • 陶器製:中性洗剤を使って柔らかいスポンジで拭き取る
  • ステンレス:ステンレス製のクリーナーを使用し、水気を拭き取っておく
  • 人工大理石:柔らかいスポンジや布で拭き取り、汚れがひどい場合は中性洗剤を布に染み込ませて拭き取る

 

金属タワシなど傷がつきやすいもので擦ると劣化の原因になるため、優しく手入れをすることで洗面台を長持ちさせることができます。

洗面所リノベーションのまとめ

洗面所のリノベーションは見た目がキレイになるだけでなく、使い勝手や掃除のしやすさ、収納力の向上など、毎日の暮らしに嬉しい変化をもたらしてくれます。

 

費用や工期はリノベーションの規模によって異なりますが、ポイントをおさえて進めれば、満足度の高い空間に仕上げることができます。

 

「毎朝を気持ちよく迎えたい」「もっと使いやすい洗面所にしたい」と感じたときは、ぜひ洗面所のリノベーションを検討してみてください。

 

弊社ユニテでは、お客様の暮らしに寄り添ったご提案を行っています。施工事例も豊富にご紹介しておりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。