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目次
![一級建築士/O.Fumihiro](/uploads/96/82/968232dd60844013f920e9e339e39311.jpg)
株式会社ユニテ 設計部
設計部門の責任者として年間20棟以上の新築住宅設計を手掛ける。
【 保有資格 】
一級建築士 / 建築施工管理技士一級 / 宅地建物取引士 / 応急危険度判定士
「おしゃれな増築をするにはどうしたらいいの?」
「家を広く見せる方法を知りたい!」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
おしゃれな増築を行うには3つのポイントを押さえておきましょう。
- 現在の家との調和を取る
- 増築後の外観イメージをしっかりと持っておく
- 床材にこだわる
ただ、家を広くできるのは増築だけではありません。
高いお金をかけて増築を行ったけど、実はリノベーションを行ったほうがよかったということもあります。
そのような状況にならないために、本記事では以下の内容をご紹介しています。
- おしゃれな増築事例
- おしゃれな増築にかかる費用
- おしゃれな増築にするために気を付けたいポイント
- 増築を行う際の注意点
- 増築をしなくても家を広くおしゃれにできる方法
- 増築をしないおしゃれなリノベーション事例
この記事を読んで、おしゃれに家を広くするためのヒントを見つけましょう!
おしゃれな増築事例3選!
おしゃれな増築事例を3つ厳選してご紹介します。
- 2LDKの居住空間の増築事例
- 和紙畳が映える和室の増築事例
- リビングにつながるサンルームの増築事例
それぞれ詳しく見ていきましょう。
2LDKの居住空間の増築事例
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✅この事例のポイント
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和紙畳が映える和室の増築事例
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✅この事例のポイント
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リビングにつながるサンルームの増築事例
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✅この事例のポイント
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おしゃれな増築にかかる費用
増築にかかる費用を広さ別、場所別に分けてご紹介します。
広さ別!増築の費用相場
6畳分のスペースを増築する場合、300万円ほどの費用がかかり、広さに応じてある程度の目安があります。
広さ別の増築費用は、
増築にかかる費用は〇〇万円!費用を抑える方法と増築の注意点もご紹介 の記事に記載していますので、ぜひご覧ください!
場所別!増築の費用相場
トイレやバスルームといった場所別の増築費用を表にまとめました。
ぜひ参考にしてみてください!
場所 | 費用相場 |
トイレ(1畳) | 50~150万円 |
バスルーム | 100~250万円 |
キッチン | 100~400万円 |
リビング | 200~300万円 |
ベランダ・バルコニー(1畳) | 20~50万円 |
サンルーム | 40~200万円 |
おしゃれな増築にするために気を付けたいポイント
おしゃれな増築を行うために気を付けたいポイントがあります。
今回は以下の2点についてご紹介します。
- 現在の家との調和を取る
- 増築後の外観イメージをしっかりと持っておく
- 床材にこだわる
ポイントを押さえておしゃれな増築を成功させましょう!
現在の家との調和を取る
増築をする際は、現在の家との調和を取ることを意識しましょう。
意識しなかった場合、増築箇所だけが妙に浮いてしまったりして後悔してしまうこともあります。
現在の家が古い場合には増築する際に同じ材料が手に入らないことがあり、完成時に増築部分が悪目立ちしてしまうこともあるので注意が必要です。
増築後の外観イメージをしっかりと持っておく
増築後の外観イメージをしっかりと持っておきましょう。
通常、家の外観は建てる段階で完成されているため増築することによって外観のバランスが崩れてしまうこともあります。そのため、増築後の外観イメージを具体的に持っておくことが大切です。
床材にこだわる
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おしゃれな増築にするためには、床材にこだわりましょう。
床材は家の中で多くの面積を占めており、床の雰囲気が家の雰囲気を決めることもあるからです。
例えば、実際に以下のような失敗例もあります。
- 費用を抑えるために一番安い床材を選んだ
→ 部屋全体が安っぽい雰囲気になってしまった
- シックな部屋にしたいと思い、ダークな床材を選んだ
→ サンプルを見ていた時はいいと思ったが、床全体に張ると予想以上にダークすぎて部屋が暗い印象になってしまった
当たり前だと思われるかもしれませんが、「床一面に張る」ということを考慮して床材を選ぶのがとても大事なポイントです。意識して選ぶようにしましょう!
増築を行う際の注意点
増築を行う際には、以下のような注意点があります。
- 増築費用が通常よりも高くなるケースがある
- 固定資産税が増額になる
- 親から増築資金をもらう場合は贈与税がかかる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
増築費用が通常よりも高くなるケースがある
増築は、工事内容によって高くなる場合があります。
具体的には以下の2つがあります。
- 2階に増築するケース
- 水回りの工事を行うケース
知らずに予算を超えてしまった…ということがないように、費用が高くなるケースを覚えておきましょう!
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2階に増築するケース
2階に増築をする場合は、1階に増築するよりも費用が高くなります。2階部分に増築をするためには、1階部分の補強も同時に行う必要があるからです。
そのため、2階に増築する際は費用が高めになります。
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水回りの工事を行うケース
キッチンやトイレなどの水回りの工事は費用が高くなることがあります。これは、増築工事だけでなく配管工事や電気工事の費用も別途必要になるからです。また、増築と同じタイミングで間取りを変更したり設備を新しくすることも多く、その場合は増築費用にプラスしてお金がかかることになります。
そのため、水回りの工事の場合は費用が高くなることが多いです。
固定資産税が増額になる
増築によって床面積が増えた場合、増築前よりも固定資産税は増額になります。
増築を行うと、その建物を改めて調査し直し、新たな評価額を付けられることになるからです。
固定資産税は、固定資産評価基準で決められているルールに基づいて評価額が算出され、この評価額に標準税率1.4%をかけることで固定資産税が算出されています。
平均としては、工事費の40%×1.7%で固定資産税のおおよその増額分が分かるとされています。
ただ、増築する面積や建物の構造などによって、増える金額は異なります。規模の大きい工事の場合は年間10万円を超える増額になりますが、小さな規模の増築などの工事では年間数千円の増額で済む場合もあります。
以上のような費用が工事後にかかってくるということを覚えておきましょう。
親から増築資金をもらう場合は贈与税がかかる
親から増築資金を援助してもらう場合は、贈与税がかかります。贈与税は、増築する住宅の所有者ではない人が、費用を負担した場合に発生するためです。
通常の贈与の場合、110万円以上になると税がかかります。ですが、「相続時精算課税制度」を使用すると2500万円までは控除され、住宅取得等のための資金として認められた場合3500万円までは無税となります。
親から費用を援助してもらう方もいらっしゃると思うので、贈与税が発生するということにも注意しておきましょう。
税金については専門家でないと分かりにくいことが多いため、税理士に相談することをおすすめします。
増築をしなくても家を広くおしゃれにできる方法!
増築をしなくても家を広く、そしておしゃれにできる方法があります。
具体的には以下の方法があります。
- リノベーションを行う
- インテリアを工夫する
では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
リノベーションを行う
リノベーションを行うことで、増築をしなくても家を広く使えたり、広く見せたりすることができます。
具体的には以下のような工夫をすることが出来ます。
- 間取りを変える
- 壁を取り払いパーテーションを設置する
- 窓の数を増やす
- 内装の色を明るくする
それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。
■間取りを変える
間取りを変えることで家を広くすることが出来ます。
以下のような例があります。
リノベ前 | リノベ後 |
キッチンとリビングが別々の空間になっている |
キッチンとリビングを同じ空間にし、開放感のあるLDKに |
収納スペースがなく物が雑多になってしまう | デッドスペースやただの押入れを大容量の収納スペースにしたり、壁面収納を設置 |
■壁を取り払いパーテーションを設置する
壁を取り払い、パーテーションによって間仕切りをすることで家を広く使うことができます。ただ壁を取り払い広い空間にしただけでは、逆に家具の配置が難しくなってしまったり、雑多な印象になってしまうこともあります。
しかし、パーテーションなどの可動式扉を設置することで開け放てば広いスペースとしても使うことができ、閉め切れば部屋を分けて使うこともできます。
例えば以下のような事例があります。
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〈パーテーションを開けてワンルームとして〉
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〈閉めれば落ち着く個室に〉
このように、壁の代わりにパーテーションを用いるのがおすすめです。
■窓の数を増やしたり採光性のあるドアにする
窓の数を増やしたり、採光性のあるドアを取り入れることで家が広く感じます。
窓は外につながるものだけでなく、室内窓でも効果的です。
視線が抜ける場所を作ることで空間が広く感じるのです。
以下の写真をご覧ください。
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いずれも空間に抜けが生まれ、広がりがあるように感じませんか?
家を広く見せたい場合は窓や採光性のあるドアを取り入れてみてくださいね。
■内装の色を明るくする
家を広く見せたいときは、内装の色を明るくしましょう。
なぜなら、淡く明るい色は空間を広く見せてくれる効果があるからです。寒色系よりも暖色系のほうが、また、鮮やかな色よりも彩度が低めの落ち着いた色合いのほうがより広く見せてくれると言われています。
内装の色を明るくした事例をご紹介します。
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柔らかい雰囲気で空間に広がりがあるように感じますね。
そのため部屋を広く見せたい場合は壁や床を明るい色にしたり、意外と広い面積を占めているカーテンを薄い色にするのがおすすめです。
また、全体的に明るい色を使用し、ポイントとして暗い色を用いるとより奥行きが出て広い空間を演出できるという工夫もあります。
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こちらはキッチン裏とカップボードをダークトーンのブラウンにすることで奥行きを演出できていますね。このような工夫もぜひ取り入れてみてください!
インテリアを工夫する
インテリアを工夫することで、家を広く見せることができます。
例えば以下のような方法があります。
- 背の低い家具を配置する
- インテリアの色を統一させる
- 鏡を活用する
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
■背の低い家具を配置する
家具は目線よりも低いものにすることで圧迫感を軽減させ、広く見せることができます。
反対に背の高い家具や棚は圧迫感が増してしまいます。
以下の事例では、比較的背の低い家具でまとめています。
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背の低いものを部屋の隅や壁に沿って配置することでさらにスペースを広く使うことが出来ますね。お部屋を広く見せたいときは、家具の高さにも気を付けてみてください。
■インテリアの色を統一させる
インテリアの色を統一させましょう。
部屋の中に何色もの色があるよりも、少ない色数にしたほうがすっきりとした印象になるからです。また、少ない色数でも、似たような色の系統でまとめるのがおすすめです。
以下の事例では、白と淡い木の色を基調として少ない色数でまとめています。
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家を広く見せたいときは、インテリアの色を統一するようにしましょう!
■鏡を活用する
鏡を活用することで部屋を広く見せることができます。
なぜなら、鏡は部屋が続いているように錯覚させる効果があるからです。
おしゃれなカフェなどでも使われているテクニックで、鏡は壁やインテリアに取り入れることができます。
部屋を広く見せたい方は、鏡を取り入れてみてください!
増築をしないおしゃれなリノベーション事例
上記の増築をしなくても広く、おしゃれにすることができる工夫を施した事例を「間取りを変更しないケース」と「間取りを大幅に変更したケース」に分けてご紹介します!
間取りを変更しないケース
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間取りは変更していませんが、設備を新しいものに入れ替えたり、クロスや床材を張り替えることで全く異なった雰囲気になっていますね。
間取りを大幅に変更したケース
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以前はキッチンとリビングが別の空間になっていましたが、一つのお部屋にすることでより広く快適に過ごせる家になりました。
増築・改築をお考えの方はユニテにお任せください!
増築すべきか、リノベーションすべきか、どれがいいのか分からないという方でも当社の経験豊富なプロがお客様の状況を判断し、最適なご提案をさせていただきます。
増築をしたい方、リノベーションをしたい方、どちらにすればよいか分からないという方も、ぜひユニテにご相談ください!
まとめ
おしゃれな増築をするには、以下3点に気を付ける必要があります。
- 現在の家との調和を取る
- 増築後の外観イメージをしっかりと持っておく
- 床材にこだわる
また、家を広くする方法は増築だけではありません。
ご希望やご自宅に適した工事を一緒に考えていきましょう!