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増築リフォームのおしゃれな事例4選!成功のコツと注意点、費用相場を紹介

増築リフォームをおしゃれにしたい方必見!弊社ユニテが担当したおしゃれな増築事例を紹介し、気を付けるべきポイントやかかる費用を詳しく解説していきます。増築できない場合の対処法もご紹介しますので、おしゃれに家を広くしたい方はぜひご参考ください。

監修者
一級建築士/O.Fumihiro
一級建築士
O.Fumihiro

株式会社ユニテ 設計部

設計部門の責任者として年間20棟以上の新築住宅設計を手掛ける。

【 保有資格 】

一級建築士 / 建築施工管理技士一級 / 宅地建物取引士 / 応急危険度判定士

「増築リフォームをおしゃれに見せるコツが知りたい!」
「いかにも増築しました!って雰囲気にならないようにしたい…」
「増築以外にも家を広く見せる方法があれば知りたい!」

 

結論から言うと、おしゃれな増築をおこなうためには以下の3つのポイントが重要です。

 

  • 現在の家との調和を取る
  • 増築後の外観イメージをしっかりと持っておく
  • 床材にこだわる

 

しかし、増築が適しているかどうかはケースバイケースです。中には、「高いお金をかけて増築をおこなったけど、実はリノベーションをおこなったほうがよかった…」という失敗例もあります。

 

そこでこの記事では、リフォーム・リノベーション業に30年以上携わってきた弊社ユニテが、失敗せずにおしゃれな増築を叶えるコツをご紹介しています。

 

この記事を読むとわかること
  • おしゃれな増築事例
  • おしゃれな増築にするために気を付けたいポイント
  • おしゃれな増築にかかる費用
  • 増築をおこなう際の注意点
  • 増築をしなくても家を広くおしゃれにできる方法
  • 増築をしないおしゃれなリノベーション事例

 

 この記事を読んで、おしゃれに家を広くするためのヒントを見つけましょう!

おしゃれな増築リフォーム施工例4選!

まずは、弊社ユニテが施工した、おしゃれな増築事例を4つ厳選してご紹介していきます。

 

ユニテが担当したおしゃれな増築事例
  1. 2LDKの居住空間の増築事例
  2. 和紙畳が映える和室の増築事例
  3. リビングにつながるサンルームの増築事例
  4. 掃き出し窓を建て増ししたおしゃれな家の増築事例

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

平屋のおしゃれな増築例|2LDK15坪1400万円

築20年の一軒家に、2LDKの居住空間を増築した事例です。2018年当時15坪を1,400万円で増築し、2LDKの居住空間を作りました。
 

この事例のポイント

  • カーポートを解体し、2LDKの居住空間を増築した事例
  • 内装は白と木の色合いを基調としたナチュラルな印象
  • 内観に対して外観はモノトーンでスタイリッシュな印象に
  • 増築部分と屋根の色を揃えることで統一感を持たせている

おしゃれな和室の増築例|5坪520万円

築21年の物件に、おしゃれな和紙畳の和室を増築した事例です。2018年当時、5坪の増築を520万円で対応いたしました。
 

この事例のポイント

  • 8畳の和室を増築した事例
  • ネイビーの和紙畳をお部屋のアクセントに
  • 大容量の収納スペースを造作

サンルームのおしゃれな増築例|2坪180万円

築23年の一戸建てに、リビングにつながるおしゃれなサンルームを増築した事例です。2018年施工当時、2坪のサンルームを180万円で施工いたしました。
 

この事例のポイント

  • サンルームを増築した事例
  • 採光性が抜群のサンルーム
  • リビングにつながる形で増築することでより広く奥行きを感じる仕上がりに

掃き出し窓を建て増ししたおしゃれな家の増築事例

築24年・36坪の吹き抜け物件を増改築し、内装・外装も含めて一新したフルリノベーションの事例です。増築したのはリビング奥(画像正面)の掃き出し窓の部分で、奥行きのある広々とした吹き抜けリビングへと生まれ変わりました。

 

掃き出し窓を含む増築には、おおよそ350~400万円ほどの費用がかかっています

 

この事例のポイント

  • 玄関・外観・内装・浴室・外構を含むフルリノベーション
  • リビングの外壁だった部分を拡張し掃き出し窓を設置
  • 玄関とキッチンは明るく開放感のある雰囲気に

 

 詳しい施工内容については、以下をご覧ください。
ペレットストーブで冬もあたたかい吹き抜けの家

おしゃれな増築を成功に導くためのポイント

おしゃれな増築をおこなうために気を付けたいポイントは以下の通りです。

 

おしゃれな増築を成功に導くためのポイント
  1. 現在の家との調和を取る
  2. 増築後の外観イメージをしっかりと持っておく
  3. 床材にこだわる
  4. 採光性にこだわる

 

おしゃれな改築・増改築をおこなう際は、デザイン性だけでなく暮らしやすさにも着目することが大切です。ポイントを押さえておしゃれな増築を成功させましょう!

現在の家と増築する部分との調和を取る

増築をおしゃれに仕上げるなら、まず現在の家と新たに増設する箇所との調和を取ることを意識してください。増築後の外観イメージをしっかりと持っておきましょう。外壁・屋根・窓の素材や色を既存部分と合わせることで、自然な仕上がりになります。

 

また、リビングの延長として増築する場合などは、内装との調和も意識しましょう。床材や天井の仕上げを既存の部屋と揃えることにより、違和感なくつながる空間を演出することが大切です。

 

ただし、現在の家が古い場合には、増築する際に同じ材料が手に入らないことがあります。完成時に増築部分が悪目立ちしてしまうこともあるので注意が必要です。

あえてモダンなアクセントにする

通常、家の外観は建てる段階で完成されているため、増築することによって外観のバランスが崩れてしまうことがあります。しかし、それを逆手に取って、既存部分とはあえてコントラストをつけることで、モダンでおしゃれな雰囲気に仕上げることも可能です。

 

モダンなアクセントを作る方法の例
  • 既存部分とは異なる素材を採用する(木材・金属パネル・大判ガラスなど)
  • 外壁や屋根の色にアクセントカラーを取り入れる
  • 大きな窓やガラス面で開放感と採光性をUP
  • 外構や植栽もモダンテイストに整える など

 

たとえば、木目とブラックパネル・白壁とダークグレーなど、ハッキリとしたコントラストを作ってあげることで、メリハリのあるおしゃれな印象が作れます。

床材にこだわる

おしゃれな増築にするためには、床材にこだわりましょう。床材は家の中で多くの面積を占めており、床の雰囲気が家の雰囲気を決めることもあるからです。たとえば、実際に以下のような失敗例もあります。

 

失敗例①
費用を抑えるために一番安い床材を選んだ→部屋全体が安っぽい雰囲気になってしまった


失敗例②
シックな部屋にしたいと思い、ダークな床材を選んだ→ サンプルを見ていた時はいいと思ったが、床全体に張ると部屋が暗い印象になってしまった

 

当たり前だと思われるかもしれませんが、「床一面に張る」ということを考慮して床材を選ぶのがとても大事なポイントです。意識して選ぶようにしましょう!

採光性にこだわる

増築リフォームで忘れがちなのが「採光性」です。外に面する増築なら、大きな外窓を設置して光を取り入れる工夫をしましょう。屋内も室内窓を付けて、室内を明るくすることが大切になります。平屋や最上階であれば、天窓を作るのもおすすめです。

 

また、一般的なガラス窓ではなく、ステンドグラスや泡入りのガラスを採用すると、アンティークな雰囲気が出ておしゃれに仕上がります。

おしゃれな家の増築にかかる費用

増築にかかる費用を把握する前に、「増築」と「増改築」の違いについてご紹介していきます。

 

増築

床面積を増やす工事(建物を大きくする)

例:離れを増設する・平屋から2階建てにする

改築

床面積を変えずに構造部に手を加える工事(物件の大きさはそのまま)

増改築

増築+構造部の施工で、間取り変更を伴う増築をおこなう工事

例:増築部分と既存の家との間に動線を確保する

 

一般的に、増築よりも増改築のほうが難易度が高く、また工事の規模感も大きくなります。増改築をおこなう場合は施工費用も高くなるため注意が必要です。


詳しい内容については、以下の記事をご覧ください。

6畳増築リフォームにかかる費用相場はいくら?坪・場所・建物別の相場や安く抑えるコツ


ここからは、増築にかかる費用を広さ別、場所別に分けてご紹介します。

広さ別!増築の費用相場

施工規模別の増築費用の目安は以下の通りです。
 

 

増築目安費用

増改築目安費用

2畳

100万円

140~170万円

4畳

200万円

270~330万円

6畳

300万円

400~500万円

8畳

400万円

530~670万円

 

たとえば6畳分のスペースを増築する場合、300万円ほどの費用がかかります。詳しい施工費用は、先述したこちらの記事に記載していますので、ぜひご覧ください!

施工場所別!増築の費用相場

トイレやバスルームといった場所別の増築費用は以下の通りです。

 

施工場所

増築目安費用

ベランダ・バルコニー

1畳あたり25~50万円

トイレ

70~200万円

キッチン

50~100万円

浴室

45~180万円

和室または洋室

和室:200~300万円

洋室:70~130万円

平屋→2階建て

1畳50~100万円

ガレージ・カーポート

ガレージ:100~300万円

カーポート:20~70万円

 

施工箇所別の詳しい増築内容については、先述したこちらの記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。ここでは弊社ユニテが実際に担当した施工事例を2つ紹介していきます。

190万円で庭に一部屋増築した実例

浴室だった部分を脱衣所に改築し、1坪ぶんの浴室を庭に増築リフォームした事例です。施工費用の190万円は、配管工事・電気工事代や、新しい浴槽設備のコストも含む費用になります。

340万円で2階に8畳を増築リフォームした事例

車庫の上に8畳ぶんの居室を増築し、既存の2階部分と引き戸でつないだ増築リフォームです。8畳ぶんの室内には、ミニキッチンを設置しています。

増築のメリットとデメリット

増築費用が通常よりも高くなるケースがある

ここからは、増築をおこなうメリットとデメリットについて解説していきます。

 

メリット デメリット
延べ面積が広くなる
建て替えよりもコストが安い傾向
愛着のある家に住み続けられる
住みながらリフォームできる
見た目や強度が悪くなる
登記や確認申請が必要
固定資産税が高くなる

 

それぞれ簡単に解説していきますので、「建て替えとどちらがいいんだろう」「増築する際の注意点を知っておきたい」という方はぜひ参考にしてください。

 

また、増築のメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
増築の意味や定義とは?基礎知識をわかりやすく解説

増築するメリット

増築するメリットは以下の通りです。

 

増築するメリット
  1. 延べ面積が広くなる
  2. 建て替えよりもコストが安い傾向
  3. 愛着のある家に住み続けられる
  4. 住みながらリフォームできる

 

増築の最大のメリットは、人生の中で変化していく家族構成やライフスタイルにあわせた居住スペース拡張ができることです。必要に応じた空間をピンポイントで追加できるため、新築や建て替えよりもコストが安く、引っ越し費用などもかかりません。

 

また、住み慣れた家の雰囲気や思い出を残したまま、現代の暮らしに合った快適な空間を作れるのもメリットです。これらのメリットにより、増築はコストパフォーマンスと利便性を両立した住まいの拡張方法として多く選ばれています。

増築するデメリット

増築するデメリットは以下の通りです。

 

増築するデメリット
  1. 見た目や強度が悪くなる
  2. 登記や確認申請が必要
  3. 固定資産税が高くなる

 

増築のデメリットとして、まず既存部分と増築部分の調和が難しいことが挙げられます。接合部が弱点となり、耐震性や耐久性のバランスが崩れることも懸念されるでしょう。

 

特に古い家の場合は、既存部分と増築部分での耐震基準・構造強度に差異が出てしまう可能性があるため、十分注意して施工しなければなりません。

 

さらに、建築確認申請や各種登記手続きが発生するため、着工まで時間がかかったり、手続きをおこなうコストがかかったりします。床面積が増えることで固定資産税が上がり、家屋調査や諸費用なども必要になるでしょう。

増築をおこなう際の注意点

増築をおこなう際には、以下のような注意点があります。

 

増築をおこなう際の注意点
  1. 増改築や増築ができない家の例もある
  2. 増築費用が通常よりも高くなるケースがある
  3. 固定資産税が増額になる
  4. 登記や建築確認申請が必要になる
  5. 親から増築資金をもらう場合は贈与税がかかる

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

増改築や増築できない家の例もある

増築リフォームがしたいと思っても、増築できないというケースもあるため注意が必要です。

 

増築できない家のケース
  • 増築によって建築基準や法規制を遵守できなくなる(建ぺい率や容積率)
  • 増築によって日当たりや風通しなどの住環境が悪くなる
  • 増築によって耐震性に悪影響がある

 

詳しい内容については、以下の事で解説しています。
6畳増築リフォームにかかる費用相場はいくら?坪・場所・建物別の相場や安く抑えるコツ

増築費用が通常よりも高くなるケースがある

増築は、工事内容によって高くなる場合があります。具体的には以下の2つです。

 

増築費用が通常よりも高くなるケース
  • 2階に増築するケース
  • 水回りの工事をおこなうケース

 

2階に増築をする場合は、1階に増築するよりも費用が高くなります。1階部分の補強も同時におこなう必要があるため、2階に増築する際は費用が高めになるのです。

 

さらに、キッチンやトイレなどの水回りの工事も費用が高くなることがあります。これは、増築工事だけでなく配管工事や電気工事の費用も別途必要になるからです。

 

また、増築と同じタイミングで間取りを変更したり設備を新しくすることも多く、その場合は増築費用にプラスしてお金がかかることになります。

固定資産税が増額になる

増築によって床面積が増えた場合、増築前よりも固定資産税は増額になります。増築をおこなうと、その建物を改めて調査し直し、新たな評価額を付けられることになるからです。

 

固定資産税は、固定資産評価基準で決められているルールに基づいて評価額が算出され、この評価額に標準税率1.4%をかけることで固定資産税が算出されています。固定資産税のおおよその増額分は、工事費の40%×1.7%が平均です。

 

ただ、増築する面積や建物の構造などによって、増える金額は異なります。規模の大きい工事の場合は年間10万円を超える増額になりますが、小さな規模の増築などの工事では年間数千円の増額で済む場合もあるでしょう。

登記や建築確認申請が必要になる

増築をする際は、建築基準法や各種条例を遵守した内容かどうかが重要になります。場合によっては「建築確認申請」などの届出が必要なるケースがあるため、しっかり把握しておきましょう。

 

確認申請にはコストや時間がかかるので、余裕を持っておこなうことが大切です。また、増築工事で物件の面積が変動した際は、1ヵ月以内に「建物表題変更登記」をおこなう必要があります

親から増築資金をもらう場合は贈与税がかかる

親から増築資金を援助してもらう場合は、贈与税がかかります。贈与税は、増築する住宅の所有者ではない人が、費用を負担した場合に発生するためです。

 

通常の贈与の場合、110万円以上になると税がかかります。ですが、「相続時精算課税制度」を使用すると2,500万円までは控除され、住宅取得等のための資金として認められた場合3,500万円までは無税となります。

 

親から費用を援助してもらう方もいらっしゃると思うので、贈与税が発生するということにも注意しておきましょう。税金については専門家でないと分かりにくいことが多いため、税理士に相談することをおすすめします。

増築をしなくても家を広くおしゃれにできる方法はある!

「増改築・増築リフォームのデメリットが気になる…」「今の家だと増築は難しそう」という方も、諦める必要はありません。増築しなくても家を広くおしゃれにできる方法は、主に2つあります。

 

増築しなくても家を広くおしゃれにする方法
  1. リノベーションで間取り変更をおこなう
  2. インテリアを工夫する

 

たとえば、増築すると建ぺい率や容積率がオーバーしてしまう場合でも、既存の床面積を維持するリノベーションなら施工できる場合があります。また、再建築不可物件でも、建物の構造を変えない範囲でのリフォームなら実現可能です。

 

さらに、日照や景観規制によって外側への増築が難しいという場合も、建物内での間取り変更や内装リフォームなら、問題なくおこなえます

 

ここからは、上記2つの方法についてそれぞれ詳しくみていきましょう。

リノベーションで家を広くおしゃれにする方法

まずは、リノベーションで家を広くする方法からみていきましょう。

 

具体的には以下のような工夫をすることが出来ます。

 

リノベーションで家を広くおしゃれにする方法
  1. 間取りを変える
  2. 壁を取り払いパーテーションを設置する
  3. 窓の数を増やす
  4. 内装の色を明るくする

間取りを変える

既存の家を広く使いたいなら、間取り変更がおすすめです。

 

リノベ前 リノベ後

キッチンとリビングが別々の空間になっている

キッチンとリビングを同じ空間にし、開放感のあるLDKに

収納スペースがなく物が雑多になってしまう デッドスペースやただの押入れを大容量の収納スペースにしたり、壁面収納を設置

 

 また、開放感を出すために吹き抜けを採用するのも1つの方法です。

壁を取り払いパーテーションを設置する

壁を取り払い、パーテーションによって間仕切りをすることで、既存の空間でも広く使うことが可能です。ただ壁を取り払い広い空間にしただけでは、逆に家具の配置が難しくなってしまったり、雑多な印象になってしまったりするため注意しましょう。

 

パーテーションなどの可動式扉を設置することで、開閉によって空間に広がり・仕切りができるため、限られた空間を有意義に活用できます。

 

たとえば以下のように、壁の代わりにパーテーションを用いるのがおすすめです。

〈パーテーションを開けてワンルームとして〉

〈閉めれば落ち着く個室に〉

窓の数を増やしたり採光性のあるドアにする

家を広く見せるには、窓の数を増やしたり、採光性のあるドアを取り入れたりするのも効果的です。窓は外につながるものだけでなく、室内窓でも同等の効果が期待できます。視線が抜ける場所を作ることで空間が広く感じるのです。

 

以下の写真をご覧ください。

いずれも空間に抜けが生まれ、広がりがあるように感じませんか?家を広く見せたい場合は窓や採光性のあるドアを取り入れてみてくださいね。

内装の色を明るくする

家を広く見せたいときは、内装の色を明るくしましょう。なぜなら、淡く明るい色は空間を広く見せてくれる効果があるからです。寒色系よりも暖色系のほうが、また、鮮やかな色よりも彩度が低めの落ち着いた色合いのほうが、より広く見せてくれると言われています。

柔らかい雰囲気で空間に広がりがあるように感じますね。部屋を広く見せたい場合は壁や床を明るい色にしたり、意外と広い面積を占めているカーテンを薄い色にするのがおすすめです。

 

また、全体的に明るい色を使用し、ポイントとして暗い色を用いるとより奥行きが出て広い空間を演出できるという工夫もあります。

 

こちらはキッチン裏とカップボードをダークトーンのブラウンにすることで奥行きを演出できていますね。このような工夫もぜひ取り入れてみてください!

インテリアで家を広くおしゃれに見せる方法

インテリアを工夫することでも、家を広く見せることは可能です。空間の広さは同じでも、配置や配色で視覚的に広い印象を作ることができます。

 

インテリアで家を広くおしゃれに見せる方法
  1. 背の低い家具を配置する
  2. インテリアの色を統一させる
  3. 鏡を活用する

 

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

背の低い家具を配置する

家具は目線よりも低いものにすることで圧迫感を軽減させ、広く見せることができます
反対に背の高い家具や棚は圧迫感が増してしまうため注意しましょう。

 

以下の事例では、比較的背の低い家具でまとめています。

背の低いものを部屋の隅や壁に沿って配置することで、さらにスペースを広く使うことが出来ますね。お部屋を広く見せたいときは、家具の高さにも気を付けてみてください。

インテリアの色を統一させる

空間を広く見せるには、インテリアの色を統一させるのも1つの方法です。部屋の中に何色もの色があるよりも、少ない色数にしたほうがすっきりとした印象になります。少ない色数でも、似たような色の系統でまとめるのがおすすめです。

 

上記の事例では、白と淡い木の色を基調として少ない色数でまとめています。

鏡を活用する

鏡を活用することでも、部屋を広く見せることができます。なぜなら、鏡は部屋が続いているように錯覚させる効果があるからです。おしゃれなカフェなどでも使われているテクニックで、鏡は壁やインテリアに取り入れることができます。

 

部屋を広く見せたい方は、ぜひ鏡を取り入れることも検討してみてください!

増築をしないおしゃれなリノベーション事例

上記の増築をしなくても広く、おしゃれにすることができる工夫を施した事例を、「間取りを変更しないケース」と「間取りを大幅に変更したケース」に分けてご紹介します!

間取りを変更しないケース

間取りは変更していませんが、設備を新しいものに入れ替えたり、クロスや床材を張り替えることで全く異なった雰囲気になっていますね。

間取りを大幅に変更したケース

以前はキッチンとリビングが別の空間になっていましたが、一つのお部屋にすることでより広く快適に過ごせる家になりました。

おしゃれな増築に関するよくある質問にユニテが答えます

最後に、おしゃれな増築に関するよくある質問を紹介していきます。

 

おしゃれな増築に関するよくある質問
  • 庭に一部屋増築する場合はいくらかかりますか?
  • 4畳〜6畳の増築はいくら必要ですか?
  • 新築だけど増築したい…改築できますか?

 

リフォーム・リノベーション業に30年以上携わってきた弊社ユニテが、わかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

庭に一部屋増築する場合はいくらかかりますか?

庭の全部、あるいは一部を潰して一部屋増築する場合の費用目安は以下の通りです。
 

浴室の増築

75~250万円前後(1坪程度の場合)

トイレの増築

70~200万円前後(0.5坪程度の場合)

離れの増築

1畳:25~65万円

2畳:50~140万円

6畳:200~300万円

8畳:210~400万円

 

ただし、以下のような要素がある場合は、費用相場よりもコストが高くなります。

 

  • 収納や窓の数にこだわる
  • 内装にもこだわる
  • 上下水道を引く必要がある(配管工事)

4畳〜6畳の増築はいくら必要ですか?

4畳・6畳の増築にかかるコストは以下の通りです

 

4畳

200万円

270~330万円

6畳

300万円

400~500万円

 

増築の場合と増改築の場合で費用相場は変動するため、予算組みの際は注意してください。 

新築だけど増築したい…改築できますか?

「新築で家を建てたのに、さっそく後悔や不満が出てきてしまった…」という方は意外と多いものです。もちろん、新築の状態であってもリフォームやリノベーション、増築工事はできます。ただし、間取りを変更したり窓を増設したりするような、建物の構造に関わるリフォームの場合は注意が必要です。

 

物件の引き渡し時には、売主に買主に対する「瑕疵担保責任」が発生します。引き渡し後の10年間において、契約書にない構造的な欠陥があった場合、2,000万円を上限に責任を負うことが義務付けられているためです。

 

しかし、基本構造を変えるような改築をしてしまうと、この保証が受けられなくなる可能性があります。新築を建てたあとすぐに増築したくなったら、まずは保証内容の契約書をしっかり確認し、信頼できるリフォーム・リノベーション業者へ依頼しましょう。

増築・改築をお考えの方はユニテにお任せください!

増築すべきか、リノベーションすべきか、どれがいいのか分からないという方でも当社の経験豊富なプロがお客様の状況を判断し、最適なご提案をさせていただきます。

 

増築をしたい方、リノベーションをしたい方、どちらにすればよいか分からないという方も、ぜひユニテにご相談ください!

 

お問合わせはこちら

まとめ

おしゃれな増築をするには、以下3点に気を付ける必要があります。

 

  • 現在の家との調和を取る
  • 増築後の外観イメージをしっかりと持っておく
  • 床材にこだわる

 

また、家を広くする方法は増築だけではありません。ご希望やご自宅に適した工事を一緒に考えていきましょう!