
断熱性の低い玄関ドアを使用していると、玄関や廊下が冷えやすく、結露によるカビやヒートショックの危険性が高まります。解決策は、断熱ドアの取り付け。この記事では、断熱ドアの特徴や注意点をお伝えします。
目次
冬の朝、「廊下に出た瞬間寒いと感じる」「リビングは暖かいのに、玄関まわりだけ冷気を感じる」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
家の中が寒くなる原因は、実は「玄関の断熱不足」にあるかもしれません。
玄関は外気の影響を受けやすく、室内の温度だけでなく、衛生面や健康面にも影響を及ぼします。開口部から熱が逃げることで、家全体の温度差まで広がってしまうケースも少なくありません。
この記事では、玄関が寒い理由と断熱性能の関係性について、リフォーム・リノベーションの専門家の視点から、詳しく解説していきます。
「玄関の寒さをどうにかしたい」「断熱ドアって本当に効果あるの?」
そんなお悩みを解消いたしますので、ぜひ参考にしてください。
家の寒さや結露は「玄関ドア」が原因?断熱性が低いと起こる悪影響とは
家の中で玄関が占める面積はほんのわずかですが、実は室内の温度に大きく影響を及ぼす場所のひとつです。玄関の断熱性が低いと、廊下やお手洗い、そして脱衣所でも、不快な暑さやひんやりとする寒さを感じるかもしれません。
まずは、玄関や廊下が外気の影響を受けやすい理由や、断熱性能の重要性について詳しくみていきましょう。
玄関や廊下が冷えやすい具体的な原因
玄関が外気の影響を受けやすい主な理由は、以下の3つです。
- アルミ製の玄関ドアが多い
- 老朽化している場合がある
- 開口部である
まず、住宅の老朽化によって建物がゆがむと、ドアの建て付けが悪くなり、しっかり閉めても「ドアと枠のすき間」から外気が入り込みます。これは気密性の低下が原因で、玄関の冷えに直結するものです。
また、古い木製ドアやアルミ枠は熱伝導率が高く、冷気を通しやすい特徴があります。特にアルミは木材より約1,750倍も熱を伝えやすいため、閉めていても外の冷たさがダイレクトに室内へ伝わってしまうでしょう。
さらに、玄関は大きな開口部であるため、夏は熱気が、冬は暖気が出入りしやすい場所です。こうした要素が重なり、玄関は家の中でも特に季節の影響を受けやすい空間になっています。
玄関ドアの断熱が家の快適さを左右する理由
玄関は単なる出入り口ではなく、家全体の温度バランスを左右する重要なポイントです。断熱されていない玄関ドアは、冬は暖気を逃し、夏は熱気を呼び込んでしまいます。
また、浴室や廊下との温度差が生じやすくなることで、結露やカビの原因にもなってしまうでしょう。そのため、窓と同様、玄関ドアの断熱化が快適な住環境づくりのカギとなるのです。
まずはセルフチェック!自宅玄関の冷気侵入度は?
「自宅の玄関がリフォーム・リノベーションすべきかわからない」という方のために、断熱性能をチェックできる簡易チェックリストを作成いたしました。ぜひ以下のチェック項目を参考にして、改善すべき玄関かどうかをチェックしてみてくださいね。
| 内容 | チェック |
|---|---|
| ドアと枠の取り合い部分から光が漏れていないか (光漏れ=気密ラインの破断) |
|
| ドア下枠(敷居)付近に手をかざすと、外気の流入を感じないか (下部は最も気密欠損が発生しやすく、冷気が侵入しやすい) |
|
| ドア本体・ハンドル周辺に結露が発生していないか (断熱性能が不足している場合、外気温が伝わり表面温度が低下しやすい) |
|
| ドアを閉めると「カタカタ」「スカスカ」した感覚があるか (室内の気密性が低下している可能性が高い) |
|
| 玄関土間や靴箱付近に“局所的な冷え”が発生していないか (床下・外壁との取り合いなど、部分的な断熱欠損が疑われる) |
|
| 冬期、玄関付近だけ室温が極端に低い(温度差が大きい) (開口部まわりの断熱ラインが途切れている可能性) |
玄関断熱リフォームのメリット
ここからは、玄関断熱リフォームのメリットについて詳しくみていきましょう。
主なメリットは以下の5点です。
- 玄関の温度差を小さくして一年中快適に
- 光熱費の節約につながる省エネ効果
- 家族の健康を守るバリアフリー効果
- 結露やカビを防いで玄関を清潔に保つ
- デザイン性・防犯性もアップできる
玄関の温度差を小さくして一年中快適に
一年を通して快適な玄関環境を整えたい方に、断熱リフォームは大きなメリットをもたらします。断熱ドアは外気の影響を受けにくく、冬場でも玄関・廊下の温度が下がりにくいのが特徴です。
次の表は、同じ条件下で、ドアごとの冬場の玄関・廊下の温度を比較したものです。
| 玄関・廊下の温度 | |
|---|---|
| 断熱性能・高 | 13.5度 |
| 断熱性能・中 | 12.7度 |
| アルミ製ドア | 10.7度 |
同条件で比較すると、アルミ製ドアでは約10.7度だった玄関温度が、断熱性能の高いドアでは13.5度まで上昇することがわかります。わずか3度の差でも体感は大きく、10度はコートが必須の寒さ、13度は秋口の過ごしやすい気温に相当する温度です。
また、断熱ドアは太陽熱の侵入を抑えるため、夏の玄関や廊下の温度上昇も軽減できます。日当たりが良く、夏場に玄関が熱気でこもりやすい住まいでは特に効果的です。玄関を断熱リフォームすると、季節ごとの不快な温度差が大きく改善されます。
光熱費の節約につながる省エネ効果
断熱玄関ドアは外気の侵入を防ぎ、室内の熱も逃さないため、冷暖房の使用量を抑えられるメリットがあります。
次の表は、東京の約32平米の部屋で実験を行い、年間の電気代を比較したものです。
| 断熱性能 | 電気代 |
|---|---|
| 断熱等級7 | 56,857円 |
| 断熱等級4 | 91,990円 |
断熱等級7のドアと断熱等級4のドアを比較したところ、年間の電気代に約35,000円の差がありました。等級4は法律で基準化されており、室温8度以下にならない程度を目安としています。等級7は、より快適な室温を維持できる最高ランクです。
現在の玄関ドアに断熱性能が不足している場合、断熱リフォームでさらに大きな光熱費の節約が期待できるでしょう。
家族の健康を守るバリアフリー効果
断熱ドアを導入すると、外気の影響を受けやすい玄関や廊下と、リビングの温度差が小さくなります。そのため、ヒートショックのリスクが下がるメリットがあるのです。
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、血管や心臓に大きな負担がかかること。これにより、心筋梗塞や脳梗塞などが引き起こされ、場合によっては命にも関わります。
特に冬場の寒い時期、玄関から入った冷気は玄関や脱衣場にも流れていきます。そのため、入浴時に身体が温まると、急激に血圧が低下してしまうのです。
断熱性の高い家なら、住宅内の各スペースの温度差が小さくなり、ヒートショックのリスクを軽減します。断熱ドアを導入すれば、玄関や廊下の温度低下の防止につながり、日々の生活の安全性も高まるのです。
結露やカビを防いで玄関を清潔に保つ
冬場の玄関ドアは外気で表面が冷え、室内温度との温度差で結露が発生しやすくなります。結露は湿気を生み、カビの原因になってしまうでしょう。毎朝拭き取る方法もありますが、細かい水分までは取りきれず手間もかかってしまうのが悩みです。
カビが発生しやすい状況を放置していると、以下のようなリスクがあります。
- 室内が不衛生になる
- アレルギーやぜんそくを引き起こす
- 木材が傷み建物が劣化する
断熱玄関ドアに替えると外気の影響を抑え、表面温度と室内温度の差を小さくできるため、結露が発生しにくく、カビも防止可能です。また、玄関だけでなく勝手口やリビング扉にも断熱ドアを導入すると、家全体を清潔に保ちつつ健康リスクも軽減できます。
デザイン性・防犯性もアップできる
最近の断熱玄関ドアはデザインが豊富で、家の印象を一新できます。玄関ドアのリフォームで、断熱性能だけでなくデザインにもこだわれば、家の印象をぐっとおしゃれに変えられるでしょう。
さらに、防犯性能も向上しているものが多く、リフォーム時にスマートキーや最新ロック機能を取り入れる人も増加中です。見た目と安全性の両方を兼ね備えた玄関にすることで、快適で安心な暮らしが実現します。
玄関を外気から守る「断熱ドア」の基本と選び方
ここからは、具体的な断熱リフォームの内容についてみていきましょう。断熱ドアの基本構造や選び方を把握しておくことで、失敗しない玄関の断熱リフォームが実現できます。
断熱ドアの構造|性能を高める4つの技術
室内を外気から守りたい場合は、断熱性の高いドアに取り替えることがおすすめです。
次の4つの要素が、ドアの断熱性を高めます。
| 断熱材 | 扉自体の気密性を高める |
|---|---|
| 断熱枠 | 隙間からの熱の逃げや侵入を防ぎ、室温を安定させる |
| Low-E複層ガラス | 断熱と遮熱効果が得られ、結露も防止できる |
| アルゴンガス入りガラス | さらに高い断熱性で室内温度を安定させる |
通常、ドアは中が空洞になっています。そこに断熱材が入ることで、ドアそのものに気密性が生まれ、外気の温度が室内に伝わりづらくなるのです。
玄関ドアに採光部としてのガラスがある場合は、断熱・遮熱性能の高い「Low-E複層ガラス」を採用することをおすすめします。Low-E複層ガラスとは、表面に金属膜をコーティングさせたものです。
また、「アルゴンガス入りガラス」は、内部にガスを封入することで断熱性能を高めたものを指します。少しずつガスが抜けるデメリットがあるため、20-30年以内には交換しないと断熱効果がなくなる点だけ注意が必要です。
熱貫流率(U値)とは?目安数値と比較データ
玄関の断熱性は「熱貫流率(U値)」と呼ばれる数値が指標になります。これは、どれだけ熱が伝わりやすいかを示す数値で、「値が小さいほど断熱性が高い=外気の影響を受けにくい」という意味です。
以下は、一般的な仕様との差を示したものです。
| 仕様 | U値の目安 | 特徴 |
| K2/K4仕様 | 約2.3W以下 | 高断熱(寒冷地や断熱重視の家庭向け) |
| D2/D4仕様 | 約3.4W前後 | 標準的な断熱性(温暖な地域向け) |
たとえばK4仕様はU値が2.33、K2仕様はU値1.64と、数字が下がるほど外気の影響を受けにくくなります。玄関の寒さ・暑さが気になるなら、U値の低いモデルを選ぶことで玄関まわりの快適性を大きく向上できるでしょう。
地域別に最適な断熱性能を選ぶ
断熱性能が高いに越したことはありませんが、値段も比較的高い傾向にあります。そのため、無駄な出費を抑えるためにも、まずは本当に必要な断熱性能がどのレベルかを明確にすることが大切です。
たとえば、比較的温暖な気候にお住まいの場合、あまり高い断熱性ドアは必要ではありません。一方で、比較的温暖な地域であっても日陰が多かったり水辺が近くにあったり、冷気が入ってきやすい場合は、断熱性の高いドアを探してもいいでしょう。
玄関ドアの断熱性は、お住まいの地域や環境を総合的に判断しながら決めることが大切になります。ご自身で判断できないという方は、一度リフォーム会社の無料相談を利用してみてください。
【地域別】あなたに最適な断熱性能はこれ!
断熱ドアを選ぶ際に、まず基準となるのがお住まいの地域の環境です。まずは図を基準に、一般的に望ましいとされるドアを検討してみてください。そのうえで、より高い快適性を期待される方は、基準より高めの断熱性能を選ぶといいでしょう。
| 地域 | 分布図 | 必要な断熱性能 |
|---|---|---|
| 極寒地域 (北海道~東北内陸部) |
Ⅰ・Ⅱ地域 (紫色) |
K値2.3以下の高断熱仕様 |
| 寒冷地域 | Ⅲ・Ⅳ地域 (赤色) |
k2仕様(K値3.4以下) |
| 比較的温暖な地域 | Ⅴ~Ⅶ地域 (オレンジ・水色) |
K4仕様(K値4.0以下) |
ここからは、各地域別のおすすめの断熱ドアについて説明していきます。また、富山近郊にお住まいの方に適した断熱性についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Ⅰ・Ⅱ地域(紫)
Ⅰ・Ⅱ地域は、北海道や東北内陸部にあたる極寒エリアです。ここで快適に過ごすには、K値2.3以下の高断熱仕様が必須になります。
具体的には、次のような特徴を持つドアがおすすめです。
- 厚さ6mmの断熱材入りドア
- アルゴンガス入り複層ガラス
- Low-Eの複層ガラス
外気温の影響を大きく受ける地域なので、玄関もしっかり断熱して、冬の冷え込みをしっかりカットする性能が求められます。
Ⅲ・Ⅳ地域(赤)
Ⅲ・Ⅳ地域は、東北沿岸部や関東・中国地方の内陸部にあたる寒冷エリアです。この地域には、k2仕様(K値3.4以下)の断熱ドアが適しています。
kはドアの断熱性能の指標のひとつで、冬の冷え込みをしっかり抑えてくれるのが特徴で、基本構造は以下の通りです。
- 厚さ4mmの断熱材入りドア
- Low-Eの複層ガラス
極寒ほどではないが寒さの厳しい地域なら、快適さと性能のバランスが取れたK2クラスの断熱ドアをおすすめします。
Ⅴ~Ⅶ地域(その他)
Ⅴ〜Ⅶ地域は、関東沿岸部・近畿・四国・九州北部〜沖縄などの比較的温暖なエリアです。この地域ではアルミ製ドアでも対応はできますが、K4仕様(K値4.0以下)の断熱ドアを選ぶと快適さがぐっと上がります。
k4仕様の断熱ドアの構造は以下の通りです。
- 厚さ4mmの断熱材入りドア
- 複層ガラス
上記の構造タイプなら冷暖房効率が上がり、夏の日射熱や冬の底冷えもしっかり軽減できます。温暖地でも玄関の温度差が気になる人には、導入する価値があるでしょう。
富山近郊にお住まいの方
富山県は冬の冷え込みが厳しく、積雪も見られる地域です。わたしたちユニテでは、玄関ドアの断熱性は「k4仕様」を標準としています。(LIXILのドア引戸カタログでも、富山県はK4仕様の項目が標準設定です)
ただし、お客様が以下の項目を重視する場合は、K2仕様に上げるのを検討することをおすすめしています。
- 超高断熱・快適性優先
- 将来の省エネ・補助金取得を視野に入れている
また、日当たりの少ない玄関、北風が当たりやすい立地、水辺が近い環境などは、冷気の影響を強く受けやすいです。その場合は地域区分に関わらず、ワンランク上の断熱性能を選ぶことで、後悔のないリフォームが実現できるでしょう。
わたしたちユニテでは、お住まいの環境を総合的に判断しながら、最適な断熱ドアをご提案いたします。まずは一度、弊社の無料相談をご利用ください。
【お問合わせはこちら】
玄関を断熱ドアに変える際の注意点
玄関を断熱ドアに変える際に注意すべきことは以下の3つです。
- 安さだけで選ぶと失敗する
- 引き戸は断熱性が下がる?メリットとデメリット
- 玄関だけでなく家全体の断熱バランスも考慮
安さだけで選ぶと失敗する
断熱ドアは10万円台から30万円前後まで幅広く、つい安さで選びたくなる人も多いでしょう。一般的に、価格と断熱性能は比例するものです。そのため、安いタイプを選ぶと「思ったほど暖かくない…」なんて失敗につながることも。
結果的に冷暖房費がかさんで、逆に損する可能性もあるので、十分注意しましょう。
引き戸は断熱性が下がる?メリットとデメリット
玄関の仕様によって室温は大きく変わります。引き戸は便利ですが、下部のレール付近にすき間ができやすく、開き戸より外気の影響を受けやすい点がデメリットです。
一方で、デッドスペースが少なく空間を広く使えることや、狭い玄関でも設置しやすいこと、ケガ防止につながるといった多くのメリットもあります。プライバシーの面でも優れているため、使い勝手は良いといえるでしょう。
ただし、しっかり断熱したい場合は高断熱仕様の引き戸を選ぶか、思い切って開き戸へ変更することも検討することをおすすめします。
引き戸リフォームの詳しい内容については、以下の記事もご覧ください。
「玄関や室内ドアを引き戸にリフォームするには?予算や注意点を解説」
玄関だけでなく家全体の断熱バランスも考慮
玄関に外気が侵入する要因は、玄関ドアの熱伝導率だけではありません。
たとえば外、壁や床を通じて、夏は外の熱が室内に侵入し、冬は室内の暖かい空気が外に漏れることもあります。冷えを根本から解決したい方は、玄関全体のリフォームを検討してもいいでしょう。
もちろん、断熱ドアの導入が無意味なわけではありません。玄関ドアは表面面積が大きい開口部です。この断熱性を高めるだけでも、体感温度の差は大きく改善できるでしょう。
玄関断熱ドアの導入費用・工期・補助金
ここからは、玄関ドアの断熱リフォームを検討している方へ向けて、実際の費用相場やかかる期間、活用できる補助金について詳しく解説していきます。
玄関断熱ドアの交換にかかる費用相場
玄関断熱ドアの交換にかかる費用相場は、以下の通りです。
| 施工規模 | カバー工法(既存枠利用) | 壁を壊す全面交換 |
|---|---|---|
| 費用相場 | 50万〜80万 商品代+工事費 |
80万円以上 |
| ユニテで施工した場合 | 商品代:35~45万 工事費:20万弱 ※グレード・デザインで変動 |
100万前後 |
なお、壁を壊す全面工事の場合、以下が施工範囲になります。
- 玄関引き戸面の外壁(端から端)を解体
- 新規外壁材張り
- 新規玄関・引き戸(LIXILエルムーブ)取付け
- 玄関タイル張り
一般的には、玄関工事費を含めて50万円前後で導入できる場合がほとんどですが、選ぶ設備や施工範囲・規模、素材によっては大きく変動するため、注意が必要です。
以下は、リノベーション内容ごとの費用相場になります。玄関のフルリノベーションをお考えの方は、あわせて参考にしてみてください。
| リノベーション内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 玄関ドア交換 | 約30~50万円 |
| 断熱性の高いドアに交換 | 約50~100万円 |
| 開き戸から引き戸へ | 約50~100万円 |
| 壁面収納造作 | 約10~40万円 |
| 土間収納造作 | 約30~50万円 |
| 玄関の増改築 | 100万円以上 |
| 土間を含む玄関の全面リノベ | 100万円以上 |
詳しい内容については、以下の記事で解説しています。
「玄関をリノベーションして快適でおしゃれな空間に!費用・注意点・施工例を紹介」
「玄関で「ステキ」と言わせるリノベーション!理想の空間を叶えた事例を紹介」
玄関断熱ドアの施工にかかる期間
断熱ドアの設置は、通常1日で完了します。そのため生活への支障はなく、仮住まいを探す手間や費用もはぶけるのが利点です。
しかし、相談や見積から施工までは一定期間かかるため、早めにリフォーム会社に相談しておくことをおすすめします。
【2025年最新】玄関断熱リフォームに使える補助金制度
断熱ドアに取り替えたいけど費用面が心配な方は、補助金を検討するのがおすすめです。
ここでは断熱ドアの設置の際に使える補助金を、3つ紹介します。
- 子育てグリーン住宅支援事業
- 先進的窓リノベ2025事業
- 断熱リフォーム支援事業
1.子育てグリーン住宅支援事業
エネルギー高騰や物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯を中心に、省エネ機能の導入を促進するための事業です。
リフォームをお考えの場合は、以下のSタイプもしくはAタイプの補助を受けられます。
| 条件 | 補助額 | |
|---|---|---|
| Sタイプ | 必須工事3をすべて実施する | 1戸60万円まで |
| Aタイプ | 必須工事のうち、2種を実施する | 1戸40万円まで |
必須工事
・開口部の断熱性能を高める施工
・構造体の断熱性能を高める施工
・エコ住宅設備の設置
2.先進的窓リノベ2025事業
既存住宅の省エネ化と二酸化炭素の排出量削減を目指して実施されている補助金です。
高断熱窓やドアを設置する際に利用できます。
| 条件 | 高い断熱性能を持つ窓やドアの設置 |
|---|---|
| 補助額 | 改修費の半額を補助(上限:1戸200万円) |
3.断熱リフォーム支援事業
断熱性を高めることを目的にリフォームする際に利用できる補助金です。「トータル断熱」と「居間だけ断熱」の2種類があり、断熱ドアを玄関に設置する場合は「トータル断熱」を利用できます。
| 条件 | 高性能の建材を用いた断熱リフォーム |
|---|---|
| 補助額 | 改修費の3分の1以内を補助(上限:1戸120万円) |
補助金を受けるときの注意点
補助金を利用して断熱ドアを設置したい場合は、できるだけ早く申し込みをするようにしましょう。
補助金制度は、年度予算に達した時点で募集を締め切るものが多いです。来年度まで待つと募集が再開される場合がありますが、なかには次回募集時期が未定の場合もあります。
もし日本全国を対象とした補助金を活用できない場合は、お住まいの自治体の補助金を探してみましょう。自治体の窓口での相談か、一般社団法人「住宅リフォーム促進協議会」が運営している支援制度検索サイトで検索してみてください。
なお、リフォーム・リノベーション時の住宅ローン控除については、以下の記事で詳しく解説しています。
「リノベーションで住宅ローン控除は受けられる!条件や注意点を解説」
玄関断熱ドアの施工事例
一言で断熱ドアといっても、仕様やデザインはさまざまです。
リフォーム会社では、室温に関する悩みだけではなく、家に合ったデザインを選び、防犯面も考慮しながら、ひとりひとりにピッタリな断熱ドアを提案しています。
ここでは、弊社が行った3つの断熱ドア導入事例を紹介します。
- 【事例1】外気の侵入を防ぎつつも採光は叶えた例
- 【事例2】デザインを変え、より高い断熱性を確保した例
- 【事例3】ガラス引き戸でもより暖かい空間を叶えた例
【事例1】外気の侵入を防ぎつつも採光は叶えた例
(左)ビフォー (右)アフター
玄関ドアなど、各開口部からの隙間風がひどく、室内の冷えやすさと結露の発生が悩みだった、こちらの住宅。
玄関ドアには、断熱性の高い引き戸を採用しました。
リフォーム前と似たデザインのドアを選ぶことで、光を取り入れながらも寒さが気にならない空間です。
合わせて、家全体の窓に内窓を設置。隙間風の悩みがなくなり、寒さや結露といった悩みが解消されました。
【事例2】デザインを変え、より高い断熱性を確保した例
(左)ビフォー (右)アフター
玄関ドアが古くなったことをきっかけに、窓のないドアに取り替え。
窓部分がなくなることで、さらに断熱性が高まりました。
窓がなくなることで、外の人影が見えなくなってしまうため、インターホンをモニター付きのものに変更。
防犯性を保ちながらも、より暖かく快適な空間を叶えました。
【事例3】ガラス引き戸でもより暖かい空間を叶えた例
(左)ビフォー (右)アフター
玄関ドアが老朽化しており、さらにガラス製の引き戸ということで廊下まで冷え切っていると、ご依頼を受けました。
引き戸の下の部分にはモルタル補修をし、隙間風を防止。一枚ガラスのドアをペアガラスのドアに変え、断熱性を高めました。
外壁やタイルと合った色味のドアを選ぶことで、デザイン性と断熱性の高さにご満足いただいております。
また、その他の玄関リノベーション事例については、以下の記事もご覧ください。
富山県の玄関断熱リフォームならユニテにご相談ください
ユニテは、大規模なリフォームから部分的改修まで、幅広い施工が可能です。
「断熱ドアに取り替えたいけど、結局どれがいいか分からない」
「家の外装にあったデザインの断熱ドアがいい」
「家全体の断熱性を高めたい」
など、断熱ドアの性能から家全体のバランスを踏まえたうえでの改修も行います。
まずは、今お持ちのお悩みやご不安を、お話しください。
しっかりとお話を伺いながら、ベストなリフォーム案をご提案いたします。
まとめ
玄関を断熱ドアに変えるだけで、冬の冷え込みや夏の暑さを大きく軽減でき、家全体の快適さがグッと上がります。ただし、値段だけで選ぶと断熱効果が物足りなくなることもあるため、性能とのバランスを見ることが大切です。
また、引き戸・開き戸の違いでも室温に差が出るので、メリット・デメリットを踏まえて自宅に合うタイプを選びましょう。しっかり事前にチェックしておくことで、より満足度の高い玄関リフォームが実現できます。
ぜひご自宅に合う断熱ドアを選んで、室内の快適かつ安全な環境を作ってみてください。




