
マンションに書斎を作る方法を、DIYとリノベーションの2つの視点から解説。方法に加え、間取りや構造上の制約、管理規約、地震対策などマンション特有の注意点も紹介。自分の暮らしや働き方に合った書斎づくりのヒントを見つけてください。
目次
「マンションに書斎を作りたいけど、費用はいくら?」
「リノベとDIY、どっちがいい?」
在宅ワークの定着や趣味時間の充実を背景に、「マンションに書斎を作りたい」と考える人が増えています。しかし実際に検討し始めると、わからない点や不安点が浮かんできますよね。
マンションは戸建てと違い、間取りや構造、管理規約などの制約も多く、事前に知っておくべきポイントがあります。
とはいえ、工夫次第でリビングの一角や押し入れを活用した書斎づくりも可能ですし、本格的なリノベーションで理想のワークスペースを実現することもできます。
この記事では、マンションに書斎を作るために事前に知っておきたい情報をまとめています。
- DIYでマンションに書斎を作る方法
- リノベーションで書斎を作る方法
- マンションに書斎を作る費用
- マンションに書斎を作るときの注意点
自分の暮らしに合った書斎づくりのヒントが見つかれば幸いです。
マンションに書斎を作る2つの方法
マンションに書斎を作る方法は、大きく次の2つに分かれます。
- DIY(手づくり)
- リノベーション
費用や工期、自由度が異なるため、それぞれのメリット・デメリットを理解することで、自分の理想に合った方法を選びやすくなります。
DIY(手づくり)をする
手づくりやDIYは、費用を抑えながら気軽に書斎を作れる方法です。既存の空間に家具を置いたり、簡易的な仕切りを設けるだけなので、大がかりな工事をせずに始められます。
模様替え感覚で取り入れられるため、「まずは試してみたい」という人にも向いているでしょう。
一方で、防音性や集中力の面では限界があり、生活音や視線が気になるケースも少なくありません。また、スペースや寸法を誤ると使いづらくなることもあります。
短時間の作業や趣味用途、将来的にリノベーションを検討している人の“仮の書斎”として活用するのがおすすめです。
具体的な方法は、本記事の「DIYでマンションに書斎を作る方法」で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
リノベーションを依頼する
リノベーションは、間取り変更や造作家具によって、本格的な書斎を作れる方法です。壁や建具を設けることで生活音を遮りやすく、長時間でも集中できる環境を整えられます。
配線や収納を計画的に配置できる点も、うれしいポイント。その分、費用や工期はかかりますが、暮らし全体を見直しながら設計できるため、在宅ワーク中心の生活や長期的な住まいづくりを考える人に適しています。
将来的な家族構成の変化も踏まえて計画することで、書斎を多目的に使える空間にすることも可能です。
具体的な施工例は、本記事の「リノベーションで書斎を作る方法」で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
DIYでマンションに書斎を作る方法
DIYでマンションに書斎を作る方法は以下のとおりです。
- 部屋を新設する
- 半個室を作る
- 小あがりスペースを作る
それぞれの方法について、詳しく説明しますね。
本棚を設置する
本棚を使った書斎づくりでは、背の高い本棚を設置することで、収納と作業スペースを同時に確保できます。視線を遮る配置にすれば、リビングの一角でも集中しやすくなるでしょう。
さらに、デスクと本棚を一体でレイアウトすることで、作業効率も向上します。ただし、地震時の転倒リスクがあるため、耐震金具やつっぱり棒で固定することが重要です。
安全対策を行うことで、快適さと安心感を両立した書斎空間になります。
仕切りを作る
パーテーションや可動式ボードで仕切りを作る方法も効果的です。
完全な個室ではありませんが、視覚的に区切ることでオン・オフの切り替えがしやすくなります。
素材や高さによって印象が変わるため、圧迫感を抑えたい場合は半透明タイプや腰高サイズがおすすめです。折りたたみ式や移動可能なタイプを選べば、来客時に片付けることも可能。
一方、防音性は高くないため、オンライン会議が多い場合は注意しましょう。
押し入れを有効活用する
押し入れやクローゼットを書斎として活用する方法もあります。奥行きを活かしてデスクを設置すれば、省スペースで集中できる環境が整います。
壁に向かって作業する形になるため、視界に余計な情報が入りにくく、集中しやすいのもメリットです。照明やコンセント位置の工夫は必要ですが、生活動線から切り離された空間になるため、静かに作業したい人に向いているでしょう。
将来的に元に戻しやすい点も魅力です。
リノベーションで書斎を作る方法
以下のような施工をすれば、マンションに書斎を作れます。
- 部屋を新設する
- 半個室を作る
- 小あがりスペースを作る
それぞれの方法について、詳しく説明しますね。
部屋を新設する
空き部屋や間取り変更によって書斎専用の部屋を作る方法です。
防音性や集中力を重視した設計が可能で、在宅ワーク中心の人に最適です。オンライン会議が多い場合も、生活音を気にせず仕事に集中できる点が大きなメリットといえます。
一方で、居住スペースが減るため、家族の生活動線や収納量とのバランスを考慮した計画が必要です。将来的に子ども部屋や趣味室として使う可能性がある場合は、その点も考慮した設計にしておくと安心です。
長期的な暮らしを見据えて計画することで、満足度の高い書斎になります。
半個室を作る
壁やガラス間仕切りで半個室を作る方法は、圧迫感を抑えつつ集中空間を確保できる点が特徴です。
完全に閉じない設計のため、自然光や空調を取り込みやすく、リビングと一体感のある空間づくりが可能です。
また、視線や音をほどよく遮れるため、「仕事中でも家族の様子を感じたい」というニーズにも応えられます。将来的に用途を変えやすいのもメリットで、ワークスペースから学習スペースへ転用するケースも少なくありません。
柔軟性を重視したい家庭に向いています。
小あがりスペースを作る
小あがりを活用した書斎は、床の高さを変えることで空間に自然な区切りを生み出せます。床下収納と組み合わせることで、書類や仕事道具をすっきり片付けられる点も魅力です。
また、畳や木材など素材選びによって、落ち着いた雰囲気を演出できます。椅子に座らず作業するスタイルが合う人や、短時間の作業・読書を中心に使いたい人に適しています。
書斎としてだけでなく、くつろぎスペースとしても使える汎用性の高さが特徴です。
マンションに書斎を作る費用
書斎づくりの費用は、方法によって大きく異なります。事前に相場を把握することで、予算計画が立てやすくなります。
手づくりとリノベーション、それぞれの相場をまとめてみました。
手づくりの場合
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※上記の費用は、書斎スペースを作るための工事・家具設置を中心とした目安です。
椅子やデスク周りの小物、照明、文房具などの雑費は含まれていません
リノベーション
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マンションに書斎を作るときの注意点
マンションでDIYやリノベーションで書斎を作る際には、事前に気を付けておくべき点があります。
- 地震対策を考える
- 間取りを思い通りにできない場合がある
- 管理規約を確認する必要がある
- 騒音問題が発生する場合がある
- 予算オーバーの可能性がある
それぞれの注意点ついて、詳しく解説していきます。
地震対策を考える
マンションで書斎を作る際は、必ず地震対策を考える必要があります。
特に手づくりの場合、本棚やボードを仕切りとして使うと、壁に固定されていないため不安定になりやすく、転倒リスクが高まります。
以下の方法で本棚や仕切りを固定するようにしましょう。
また、マンションの高層階ほど揺れが大きくなる傾向があるため、「重いものは低い位置に置く」「可動家具は固定する」といった基本的な対策も欠かせません。
安全性を確保することで、安心して集中できる書斎空間になります。
間取りを思い通りにできない場合がある
マンションでは、希望通りに間取りを変更できないケースがあります。
理由は、建物の構造上、撤去できない耐力壁や梁、柱が存在するためです。これらは建物全体を支える重要な要素であり、リノベーションでも自由に動かすことはできません。
事前に図面を確認し、構造に詳しいリノベーション会社や設計士に相談することで、制約の中でも最適な書斎プランを見つけやすくなります。
管理規約を確認する必要がある
マンションでリノベーションを行う際は、必ず管理規約を確認する必要があります。
管理規約には、工事可能な範囲や使用できる床材、工事時間帯などが細かく定められており、内容によっては希望する工事が制限されることもあります。
例えば、床の防音性能に関する規定や、配管・配線の変更可否などは特に注意が必要です。
規約書を事前に読み込み、不明点は管理会社に相談することで、後から工事のやり直しやトラブルが発生するリスクを減らせます。
騒音問題が発生する場合がある
リノベーションで書斎を作る場合、工事中の騒音問題にも配慮が必要です。壁の解体や造作工事、電動工具の使用などにより、一定期間は大きな音が発生します。
多くの場合、管理会社が工事のお知らせを掲示・配布してくれますが、それだけだと気づかない住人もいます。可能であれば、上下階や隣接住戸の住民に事前にあいさつをしておきましょう。
予算オーバーの可能性がある
書斎リノベーションでは、当初の想定より費用が膨らむ可能性があります。工事を進める中で、下地の補修や配線の追加、防音対策など、見積もり段階では想定していなかった作業が発生することがあるためです。
そのため、予算はギリギリで組むのではなく、あらかじめ10〜20%程度の余裕を持たせておくと安心です。
余裕のある資金計画を立てておくことで、「本当は入れたかった設備を諦めるといった後悔を防ぎ、満足度の高い書斎づくりにつながるでしょう。
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現実的なプランニングを検討するので、初めてのリノベーションでも安心して相談できます。
まとめ
マンションに書斎を作る方法は、手づくり・DIYとリノベーションの2つに分けられます。
費用を抑えて気軽に始めたいなら、家具配置や仕切りを工夫した手づくりが向いています。一方、集中力や快適性を重視するなら、リノベーションで理想の空間を形にする選択も有効です。
いずれの方法を選ぶにしても、地震対策や管理規約、住人への配慮といったマンション特有の注意点を押さえることが重要です。自分の働き方やライフスタイルを整理し、無理のない計画を立てることで、満足度の高い書斎づくりが実現します。
この記事を参考に、あなたに合ったマンション書斎の形を見つかれば幸いです。




