
リノベーションのこうした失敗の多くは、打ち合わせ前の準備不足が原因です。本記事では、リノベーションの打ち合わせの流れと回数の目安や、成功させるコツを解説。リノベーションの打ち合わせに持参したいものや、準備しておきたいポイントもご紹介します。
目次

株式会社ユニテ 設計部
設計部門の責任者として年間20棟以上の新築住宅設計を手掛ける。
【 保有資格 】
一級建築士 / 建築施工管理技士一級 / 宅地建物取引士 / 応急危険度判定士
「イメージしていたものと違う提案が出てきた」「話がなかなか進まなかった」。リノベーションのこうした失敗の多くは、準備不足が原因です。
事前に準備しておくだけで、打ち合わせがスムーズに進み、納得のいく家づくりにつながります。
この記事では、リノベーションの打ち合わせについて以下のポイントを解説。
- リノベーションの打ち合わせ前に準備しておきたいポイント
- リノベーションの打ち合わせに持参したいもの
- リノベーションの打ち合わせの流れと回数の目安
- リノベーションの打ち合わせを成功させる3つのコツ
これからリノベーションの打ち合わせを控えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
リノベーションの打ち合わせは「準備」で決まる
リノベーションがうまくいくかどうかは、打ち合わせの質で決まります。そして、打ち合わせの質は事前の準備で大きく変わります。
準備が足りないまま打ち合わせに臨むと、要望がうまく伝わらず、思っていたのと違う仕上がりになってしまうことも。
リノベーションの希望を具体的に言葉にできるかどうかで、打ち合わせの質が変わります。
打ち合わせの準備不足で起きた失敗例
- 夫婦で意見が合わず、打ち合わせが進まなかった
事前に要望を共有せずに打ち合わせに臨んだ結果、その場で夫婦の意見が対立。話がまとまらず、追加の打ち合わせが必要に。
- イメージが伝わらず、違うプランが出てきた
「おしゃれにしたい」など抽象的な要望しか伝えられなかったため、提案されたプランが思っていたものと違っていた。
- 予算を決めておらず、見積もりが2倍に
予算の上限を決めずに要望を出し続けた結果、見積もりが想定の2倍に。大幅なプラン変更が必要に。
こうした失敗を防ぐためにも、事前の準備が欠かせません。ここからは、具体的な準備方法をご紹介します。
リノベーションの打ち合わせ前にやるべき5つの準備
リノベーションの打ち合わせ前に準備しておくべき、5つのポイントを解説します。
- リノベーションの目的を明確にする
- 現在の住まいの不満点をリスト化する
- 理想のイメージ画像を集める
- 希望・要望リストを作成し優先順位をつける
- 予算の上限を決める
1.リノベーションの目的を明確にする
「何のためにリノベーションするのか」という目的をはっきりさせましょう。
目的が曖昧なままだと、デザイン・間取り・設備の方向性などがバラバラになりやすいです。
たとえば「子どもが生まれるので子育てしやすい家にしたい」「老後を見据えてバリアフリーにしたい」「家事動線を見直して効率よく暮らしたい」など、具体的な理由を言葉にしましょう。
目的がはっきり伝わると、担当者もあなたに合ったプランを提案しやすくなります。
2.現在の住まいの不満点をリスト化する
今の住まいで「使いにくい」「ストレスを感じる」と思う場所をリスト化しましょう。
不満点を整理することで、リノベーションで優先的に改善すべきポイントが見えてきます。
「キッチンが狭くて作業しにくい」「収納が足りない」「動線が悪くて家事がやりにくい」「冬場の浴室が寒い」など、日常生活で感じている不満を書き出しましょう。
夫婦それぞれが感じている不満は違うことも多いので、お互いに書き出した内容を共有しておくのがおすすめです。
3.理想のイメージ画像を集める
理想の住まいに近いイメージ画像を集めておくと、打ち合わせがスムーズに進みます。言葉だけでは伝わりにくいイメージも、画像があれば設計者に伝わりやすいからです。
InstagramやPinterestなどのSNSや、住宅誌などを活用して、気に入った写真を保存しておきましょう。「このキッチンの色味が好き」「この収納の形がいい」など、どの部分が気に入っているかをメモしておくと、より効果的に伝わります。
ユニテは富山県を中心に、多くのリノベーションを行っています。ユニテのおしゃれなリノベーション事例もぜひ参考にしてみてください。
【2024年版】気分が上がる!おしゃれなリノベーション事例27選
4.希望・要望リストを作成し優先順位をつける
やりたいことをすべて書き出したら、優先順位をつけて整理しましょう。
予算には限りがあるため、すべての要望を叶えられるとは限りません。予算オーバーになったときに何を削るかを事前に決めておきましょう。
おすすめは「絶対に叶えたいこと」と「予算次第で叶えたいこと」に分ける方法です。
たとえば「絶対に対面キッチンにしたいけど、床暖房や書斎スペースは予算次第でいいかな!」と分けておくと、打ち合わせで調整しやすくなります。
最初は予算を気にせず要望を出し切りましょう。「絶対に叶えたいこと」と「予算次第で叶えたいこと」に分けたら、それぞれに優先順位をつけて調整すると良いです。
5.予算の上限を決める
リノベーションにかけられる予算の上限を夫婦で決めておきましょう。
予算が曖昧なまま進めると、打ち合わせを重ねるうちに見積もりがどんどん膨らみ、最終的に大幅なプラン変更を迫られることがあります。
「総予算800万円・予備費200万円」のように、設定しておくと、想定外の出費にも対応しやすくなるのでおすすめです。工事を進める中で劣化が見つかり、追加の補修が必要になるケースもあります。総予算の10〜20%程度は予備費として見ておきましょう。
中古物件を購入してリノベーションする場合は、物件価格とリノベーション費用のトータルで予算を考える必要があります。
予算に対する考え方は夫婦で違うことも多いので、打ち合わせ前にしっかりすり合わせておきましょう。
リノベーションの費用を詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になります。
戸建てのリノベーション費用はいくら?実例や失敗しないための方法も解説
リノベーションの打ち合わせに持参したいもの
打ち合わせ当日に持参したいものをリストにまとめました。忘れ物がないようにチェックしてから打ち合わせに出かけましょう。
- 物件の図面
リフォームしたい範囲や箇所を事前に書き込んでおくと、話がスムーズに進みます。
図面がない場合は、不動産会社やマンション管理組合に問い合わせましょう。
- 参考画像・写真
スクリーンショットや雑誌の切り抜きなど、イメージを伝えるための資料です。
- 要望リスト
「絶対に叶えたいこと」と「予算次第で叶えたいこと」の優先順位を記載したものを持参しましょう。
- 予算・資金計画のメモ
総予算、上限額、ローン利用の有無などをまとめておきます。
- 管理規約(マンションの場合)
工事に関する制限を確認するために必要です。
- 筆記用具・メモ帳
打ち合わせ内容を記録するために必ず持っていきましょう。
リノベーションの打ち合わせの流れと回数の目安
打ち合わせの全体像を事前に把握しておくと、心構えができて安心です。一般的なリノベーションの打ち合わせの流れと回数の目安は以下の通りです。
- リノベーションの打ち合わせ回数:平均5~8回
- リノベーションの打ち合わせ期間:平均3~4ヶ月
リノベーションの打ち合わせは何回くらい必要?
リノベーションの打ち合わせ期間や回数は、規模や内容などによって異なりますが、5〜8回が一般的な目安です。
打ち合わせ以外にもショールームで実物を確認したり、現地で寸法を再確認したり、メールや電話でのやりとりが発生することもあります。
回数はあくまで目安なので、納得いくまで担当者とすり合わせましょう。
リノベーションの打ち合わせの基本的な流れ
ここでは、リノベーションの一般的な流れをご紹介します。担当者と一緒に、理想のプランを固めていきましょう。
リノベーションの一般的な流れ
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リノベーションの打ち合わせを成功させる3つのコツ
準備だけでなく、当日どう伝えるかも打ち合わせの成功を左右します。ここでは、打ち合わせを成功させるためのコツを紹介します。
- 要望は「理由」とセットで具体的に伝える
- 疑問や不安はその場で解消する
- 打ち合わせ内容は必ずメモに残す
①要望は「理由」とセットで具体的に伝える
「何をしたいか」だけでなく「なぜそうしたいか」という理由も一緒に伝えましょう。理由が分かると、担当者はより適切な提案や代替案を出しやすくなるからです。
たとえば「玄関に土間を作りたい」だけでなく、「趣味の自転車を置いてメンテナンスできるスペースが欲しいので、玄関に土間を作りたい」と伝えると、担当者がイメージしやすくなります。
「おしゃれにしたい」など抽象的な表現は避け、画像や素材名を使って具体的に伝えるのがポイントです。
②疑問や不安はその場で解消する
打ち合わせ中に感じた疑問や不安は、遠慮せずその場で質問しましょう。分からないまま進めてしまうと、完成後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。
「この素材は汚れやすくないですか?」「この間取りで冷蔵庫は入りますか?」など、気になることは何でも聞いてください。
工事が始まってからでは変更できない箇所も多いので、納得いくまで確認することが大切です。
③打ち合わせ内容は必ずメモに残す
打ち合わせの内容は、必ずメモに残しておきましょう。その場では分かっていても、時間が経つと「あれってどうなったっけ?」と忘れてしまうことはよくあります。
打ち合わせノートを作り、日付・決定事項・次回までの宿題・質問したいことなどを記録しておくと便利です。
メモを残しておくことで、後から「言った・言わない」のトラブルを防ぐこともできます。業者によっては議事録を共有してくれる場合もあるので、確認してみてください。
リノベーションはユニテへご相談ください
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ユニテでリノベーションを行ったお客様の声
リノベーションは打ち合わせの準備から始まる
リノベーションの打ち合わせは、事前の準備で結果が大きく変わります。
準備が整ったら、まずはリノベーション会社に相談してみましょう。住宅に関することなら、ユニテへお気軽にお問い合わせください。
しっかり準備して、リノベーションの打ち合わせを成功させましょう。




