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吹き抜けリビングの間取り施工事例6選|メリットや注意点も紹介

この記事では、ユニテの施工・設計例をもとに具体的な吹き抜けリビングの間取りとメリットを紹介しています。開放的なリビングを手に入れたい方や間取りに悩む方にとって役立つ情報となっています。

監修者
一級建築士/O.Fumihiro
一級建築士
O.Fumihiro

株式会社ユニテ 設計部

設計部門の責任者として年間20棟以上の新築住宅設計を手掛ける。

【 保有資格 】

一級建築士 / 建築施工管理技士一級 / 宅地建物取引士 / 応急危険度判定士

吹き抜けリビングは、1階部分に天井を設けず、2階を連結させるスペースを持ったリビングのこと。おしゃれで意匠性が高く、近年人気の間取りです。しかし、以下のような理由から、間取りのレイアウトに悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

 

開放的な間取りの吹き抜けリビングを手に入れたい!
一軒家に吹き抜けリビングを作るメリットって?
吹き抜けにするときのベストな間取りは?

 

そこでこの記事では、吹き抜けリビングの間取りについて、当社ユニテの施工・設計例をもとにご紹介します。吹き抜けリビングを設置するメリットについてもご紹介しますので、ぜひこの記事を手引きとしてご活用ください。

吹き抜けリビングを採用した間取りの施工・設計実例6つ

吹き抜けリビングは、おしゃれな印象を与え、リビング全体を開放的に演出する空間デザインの1つです。理想のリビングをつくるためには、間取りを考慮した施工・設計が欠かせません。


 
弊社ユニテでは、多様なご要望に合わせた吹き抜けリビングの施工例がございます。まずは、弊社ユニテが手掛けた吹き抜けリビングの異なる以下6つの施工・設計実例からみていきましょう。

 

弊社ユニテの吹き抜けリビング施工・設計実例パターン
  1. リビング階段との組み合わせ
  2. 小上がりのある和室との組み合わせ
  3. 平屋の天井を吹き抜け風に高くする組み合わせ
  4. 古民家や日本家屋との組み合わせ
  5. ペットとの生活を意識した設計
  6. 暖房機器との組み合わせ

 

ぜひ、自身の理想に近い吹き抜けリビングを実現するための間取りの参考にしてみてください。

リビング階段との組み合わせ

リビング階段を採用した吹き上げリビングは、無駄のないハイセンスな家づくりを求める方に最適な間取りです。

 

リビング階段は廊下や玄関に階段を造作しないでいいことから、省スペースになるメリットがあります。また、リビングを経由して階を移動するため、家族のコミュニケーションが取りやすいのも魅力的です。

 

まずは、リビング階段の吹き上げを採用した施工事例を2つ紹介していきます。

吹き抜けリビング階段の間取り施工事例①

「開放的な空間で好きなように暮らしたい」という施主様のご要望にお応えし、リビング階段の間取りを採用した施工事例です。広々としたスペースを確保しつつ、すべての空間がひとつなぎになるような間取りを採用しています。

 

LDKに隣接する和室や2階のホビールームまで空間がつながっているため、常に家族の気配を感じながら暮らせる心地よい距離感を演出しました。

 

詳しい施工内容については、以下をご覧ください。
吹き抜けリビングとホビールームが一体になった家

吹き抜けリビング階段の間取り施工事例②

解放感のある吹き抜けリビングと、ヘリンボーン柄のおしゃれな無垢床を採用した施工事例です。素材にこだわりつつもベーシックな空間設計でバランスを取り、シンプルで解放感のあるリビングに仕上げています。

 

内装の家具も木目調×ホワイト系カラーをベースにしているため、ごちゃごちゃせず洗練された印象です。スチール製の手すりをあしらったリビング階段が、吹き抜けリビングを間延びさせず、おしゃれなアクセントとしても機能しています。

 

以下は1階・2階の間取り設計図です。

詳しい施工内容については、以下をご覧ください。
ヘリンボーン無垢床のナチュラルアンティークの住まい

小上がりのある和室との組み合わせ

小上がりはフロアよりも高い場所に設置された座敷席のことで、LDKの一角に設置されることが一般的です。吹き抜けリビングに小上がりの和室を組み合わせることで、空間を開放的にし、明るさと広がりを持たせた間取りが得られます。

 

小上がり和室については以下の記事よりご覧いただけます。
【実例付き】小上がり和室を設置するメリット!失敗しないためのコツと解決策

小上がり和室のある吹き抜けリビングの施工事例

吹き抜けリビングに小上がりを設けた施工事例です。小上がりと吹き抜け、階段の異なる3つの組み合わせを採用することで、和モダンなリビングを生み出すことに成功しました。落ち着きと和の温もりが加わるため、心地よさも感じられます。

 

さらに2.5階には、お子様の遊び場やリラックススペースとして活用できるロフト空間を設計いたしました。春にはお向かいの桜並木を眺めることができます。

 

詳しい施工内容については、以下をご覧ください。
吹抜けと2,5階のある開放的で楽しさ溢れる家

平屋の天井を吹き抜け風に高くする

年齢を重ねるごとに階段の移動負担を軽減させたいと考えている方の中には、平屋の住まいを吹き抜けリビング風に設計する方も一定数存在します。平屋の物件でも、天井を屋根の勾配に合わせることで、吹き抜けのような縦の広がりを持つ大空間が実現可能です。新築はもちろん、建物の構造によってはリノベーションで取り入れることもできます。

平屋の天井を吹き抜け風に高く施工した事例

弊社ユニテの施工事例では、3〜3.5メートルの天井高を持つ平屋に吹き抜けという間取りを取り入れたお客様もいらっしゃいます。高さを活かした開放感あふれるリビングを演出できるほか、建物の構造によっては大きな窓やスキップフロアの設置も可能です。

 

詳しい施工内容については、以下をご参考ください。
平屋 3.5mの高天井のリビングとスキップフロアがつながる家

古民家や日本家屋と吹き抜けの組み合わせ

昔ながらの日本家屋には、吹き抜けに似た要素や間取りが採用されていることがあります。レトロでありながらもモダンな雰囲気を持つ空間ができるため、日本家屋特有の和テイストがお好みの方にとって、まさにピッタリの組み合わせではないでしょうか。

古民家に吹き抜けの間取りを採用した事例

築90年以上を誇る古民家を持つ施主様のご依頼で、襖や天井の梁という間取りはそのままに、寒さ対策として断熱材を追加した実例です。冬でも快適に過ごせるよう天井を4〜5メートル下げて、薪ストーブの効率を最大限に生かす工夫も提案・設計させていただきました。


 
ご紹介のリノベーション事例は、以下より詳しくご覧いただけます。
【富山市】趣のある昔ながらの和室を薪ストーブのある洋室に

ペットとの生活を意識した設計

吹き抜けリビングの間取り次第では、家族の一員であるペットの快適な生活をサポートできます。特に猫は高い場所が好きで、自由に動き回るのを楽しむ生き物です。吹き抜けのリビングは、そんな猫たちにも最適ではないでしょうか。

ペットとの生活を意識した吹き抜けリビングの間取り設計事例

猫たちが快適に過ごせる空間を実現した、吹き抜けリビングの間取り設計事例です。リビング内に階段を設置するという間取りのほか、キャットウォークを採用することで猫たちの移動や遊び場を同居させました。

 

詳しい施工内容については、以下を参考にしてください。
愛猫と暮らす家

暖房機器との組み合わせ

吹き抜けを採用したリビングでは、暖房のデザインと空間デザインを考慮した設計がおこなわれることもあります。吹き抜けリビングの最大のデメリットである「寒さ対策」の一環として、ペレットストーブやパネル式冷温水空調システムの設置は欠かせません。

 

ペレットストーブとは、木の粉を固めた木質ペレットを燃やす暖房システムのことです。リビングの間取りを考慮した暖房器具の置き方はもちろん、暖房器具のデザインなどによって空間設計は変わります。そのため、暖房をどこに配置するかなどの細かな配慮が、リノベーション成功のポイントとなるのです。

間取りが活きる!一軒家に吹き抜けリビングを採用するメリット

吹き抜けリビングには、以下のメリットがあります。

 

吹き抜けリビングのメリット例
  1. 家族の気配を感じられる
  2. 開放感が生まれる
  3. 部屋が明るくなる
  4. 洗濯物を干す場所が増える
  5. 風水でもよいとされている
  6. 中二階を設置できる

 

上記のメリットを存分に活かすことで、吹き抜けリビングの間取りを検討する材料になるでしょう。

家族の気配を感じられる

吹き抜けのあるリビングは上下の階が直接繋がっている間取りですので、採用すると常に家族の気配を感じ取れます。

子どもたちは2階で遊んでいても声や笑い声が1階のリビングに届きますし、その逆も然りです。

 

吹き抜けのあるリビングは上下の階が直接繋がっている間取りですので、採用すると常に家族の気配を感じ取れます。子どもたちは2階で遊んでいても声や笑い声が1階のリビングに届きますし、その逆も然りです。


 
また家族がそれぞれの時間を持ちながらも、他の家族の存在を常に感じられます。食事やテレビを楽しむ間も家族の動きや声が背景として存在し、一日中家族と一緒にいる心地よさがあるのがメリットです。結果として、一緒に過ごす時間が増え、より深い絆が築かれるでしょう。家族の絆を重視する方には、理想的な空間ではないでしょうか。

開放感が生まれる

吹き抜けリビングは感覚的な広がりと高さが強調される設計のため、まるでリゾートホテルにいるかのような開放感を日常生活の中に取り入れられます。さらに、リビング階段と組み合わせることで1階と2階がシームレスにつながる間取りとなり、1つの大空間のようにすることも可能です。


 
吹き抜けのある家では日常の中で見上げたり見下ろすことが増えるため、毎日の生活にちょっとしたワクワク感を生み出せます。

部屋が明るくなる

人は自然光に囲まれて生活することで、心身ともに健康的なリズムを保つことができるといわれています。吹き抜けリビングを採用すれば、生活そのものに明るさと活力をもたらしてくれるでしょう。

 

適切な採光は私たちの気分や生活リズムに不可欠ですので、その恩恵を毎日の生活の中で感じられるのは大きな魅力です。たとえば2階部分や吹き抜け上部に大きな窓や天窓を配置すれば、1階のリビングに直接光が届く間取りにできます。

 

部屋全体を均一に明るくするだけでなく、特定の時間帯に太陽の角度を活用して、部屋に美しい採光をもたらすことが大切です。ただし、リビングの間取りや方位次第では、夏場に適切な日除けが必要になるため注意しましょう。

洗濯物を干す場所が増える

吹き抜けリビングには、家事の助けとなる隠れたメリットがあります。吹き抜けの高い天井と開放的な空間、採光を利用することで、洗濯物の乾燥に最適な環境を生み出すのです。

 

たとえば、大きな布団やカーテンのような大物の洗濯物は乾きにくいですが、吹き抜けリビングをうまく活用することで効率よく乾燥できます。見た目に関しては賛否両論あるかもしれませんが、多くの洗濯物があるご家庭や子どもが多いご家庭にとっては大きなメリットとなるでしょう。

風水でもよい間取りとされている

吹き抜けリビングは、風水的にも幸運をもたらす可能性があるようです。風水の観点から見ると、かつては家に「穴」や「欠け」が生じるのは好ましくない要素とされてきました。


 
しかし近年の風水解釈では、吹き抜けが「光を多く取り入れる」や「家族の絆を深める」など野点から「幸運の間取り」として受け入れられるようになってきているようです。吹き抜けリビングの間取りを適切に設計すれば、現代の風水の観点から見ても、家の運気アップをもたらしてくれるかもしれません。

中二階を設置できる

一軒家に吹き抜けリビングを採用することで、中二階(スキップフロア)が設置できます。中二階は1階と2階の間に位置しているため、限られたスペースを有効活用できるメリットがあるのです。家族がそれぞれの用途で快適に過ごせる、多機能で魅力的な設計が実現します。

 

例えば、子供の学習スペースや趣味を楽しむエリアとして活用することが可能です。さらに、吹き抜け部分に窓を設置すれば、中二階にも自然光が届くので、明るく開放感のある空間を確保できるでしょう。

吹き抜けを作るベストな間取りの種類

ここからは、吹き抜けを作るベストな間取りを3つ紹介していきます。

 

吹き抜けに適した間取りBEST3
  1. 吹き抜け×リビング
  2. 吹き抜け×リビング階段
  3. 吹き抜け×玄関

 

吹き抜けを採用した間取りは、上記3種類から選ぶのがおすすめです。また、リビングを吹き抜けにするのが難しいという場合は、玄関に吹き抜けを作る方法もあります。それぞれ特徴を紹介しますので、実際に検討する際の知識としてお役立てください。

吹き抜け×リビング

吹き抜けは解放感や採光性に優れた間取りです。家族団らんスペースに吹き抜けを採用することで、明るく広々とした雰囲気に仕上げることができます。吹き抜けリビングの間取りは、住宅密集地・狭小住宅地などに家がある・建てる場合に特におすすめです。吹き抜けリビングで視線を上に誘導することで、実際のリビングよりも広く見せることができます。

吹き抜け×リビング階段

家の中心であるリビングに階段を配置した吹き抜け構造です。通常、階段は移動の手段として見られがちですが、リビング階段はただの通路ではなく、空間の主役としての役割を果たします。階段を採用した広く開放的な空間は、オシャレなリビングを求める方々からも好評です。

 

リビング階段を設置すると、毎日の生活の中で上下階の移動をする際に、必ずリビングを通ることになります。日常のささやかな出来事も共有しやすくなり、リビングが家族団らんの大切な場所となるでしょう。

 

具体的な施工の内容や間取りが気になる方は、以下の記事もぜひご覧ください。
リビング階段の設計・事例集!リノベーション・新築で選ばれる魅力とは?

吹き抜け×玄関

「リビングに吹き抜けを作るとにおいや音が気になるかも…」と不安に思う方には、玄関に吹き抜けを採用する間取りもあります。家の顔とも呼ばれる玄関を吹き抜けにすることで、来客に広々とした印象を与えられるでしょう。

 

また、玄関は設置する位置によっては暗くなりがちな場所です。吹き抜け構造にして高窓を設置すれば、自然光が差し込む明るい玄関になります。ただし、玄関を開け閉めするたびに冷たい外気が入り込み、冷暖房効率を下げてしまうため、ほかの部屋との配置に工夫が必要です。

吹き抜けリビングの間取りをおしゃれにする工夫

ここからは、吹き抜けリビングの間取りをおしゃれにするコツを4つ紹介していきます。

 

吹き抜けリビングをおしゃれにする工夫
  1. 吹き抜けの形や大きさにこだわる
  2. 照明にこだわる
  3. 窓の配置や形状にこだわる
  4. スキップフロアを取り入れる
  5. 吹き抜けの形や大きさにこだわる

吹き抜けの形や大きさにこだわる

吹き抜けリビングをおしゃれにするためには、まず形や大きさにこだわることが重要です。一般的に吹き抜けは正方形や長方形が多いですが、間取りに合わせて三角形や変則的な形にすることで個性を演出できます

 

吹き抜けの大きさは部屋全体の広さとのバランスを考慮し、圧迫感を避けつつ開放感を引き出すよう調整することが大切です。また、配置やデザイン次第で光や風の通りが変わるため、機能性と美観を両立した設計を心がけましょう。

照明にこだわる

天井が高い吹き抜け空間では、照明器具へのこだわりも重要なポイントです。たとえば、ペンダントライトを使うと、垂直方向のデザイン性が強調できます。また、壁面や天井に間接照明を取り入れることで、空間全体を柔らかく照らすことも可能です。

 

さらに、複数の照明を組み合わせることで、エリアごとの明るさを調整しつつ、機能性とデザイン性が両立できるでしょう。メンテナンスの手間を考慮して、長寿命のLED照明を選ぶことも大切です。

窓の配置や形状にこだわる

吹き抜けリビングにおける窓の配置や形状、大きさにこだわることも、空間全体のデザイン性を高めるポイントです。壁面や天窓を活用すれば明るさや開放感が増し、部屋の印象をより洗練されたものにできます。

 

また、外観にもアクセントを加え、住宅全体の魅力を引き立てることも大切です。ただし、窓が大きすぎたり配置が不適切だったりすると、冷暖房効率が悪化する恐れがあります。断熱性能の高いガラスや、建物の強度に配慮した設計を重視しましょう。掃除やメンテナンスのしやすさも考慮すると安心です。

スキップフロアを取り入れる

吹き抜けリビングにスキップフロアを取り入れることで、限られた住宅面積を効率よく活用しながらおしゃれな空間を演出できます。

 

スキップフロアは、フロアの高さをずらして中間階層を作る設計手法です。リビングに繋がるワークスペースや、収納スペースを確保できます。また、高低差による視覚的な広がりが生まれ、家全体に動きが出るのもメリットです。

 

スキップフロアを採用した間取りは、設計の難易度が高い傾向があります。そのため、経験豊富な住宅会社に相談して、構造の安全性やデザイン性を考慮した計画をすることが大切です。

吹き抜けリビングの間取りの注意点

吹き抜けリビングの間取りは、建物の構造によっては耐震性が下がってしまう可能性があるため、設計時は十分注意しましょう。

 

家の構造は、縦方向の揺れには柱や壁が、横方向の揺れには床が重要な役割を果たしています。そのため、2階部分の床や壁が減る吹き上げ構造は、適切な工夫をしないと揺れに耐える力が弱くなってしまうのです。

 

特に、木造住宅で吹き抜け構造を採用する場合は、「耐力壁を確保する」「ラーメン構造を採用する」などの対策が必要になるでしょう。ラーメン構造とは、柱や梁を使用せずに床と壁を接合した、耐震性に優れた構造のことです。主に商業施設など、大規模な建物の吹き抜け構造に使われています。

吹き抜けリビングの間取りに関するよくある質問

ここからは、吹き抜けリビングのよくある質問に、リノベーション・リフォームの専門家である弊社ユニテがお答えしていきます。

 

吹き抜けリビングの間取りに関するよくある質問
  • 吹き抜けリビングのデメリットは?
  • 吹き抜けリビングの間取りは何帖が最適?
  • 吹き抜けリビングのどこにエアコンを設置すべき?
  • 30坪の一軒家に間取りリビングを作るのは狭い?

吹き抜けリビングのデメリットは?

吹き抜けリビングには、以下のようなデメリットがあります。

 

吹き抜けリビングのデメリット
  • 音とにおいが気になる
  • 維持管理が大変(掃除や電球交換など)
  • 部屋が寒い
  • 階段から転落に対する不安

 

吹き抜けリビングで快適に住むためには、間取りを採用する前にまずデメリットを把握しておくことが大切です。

 

詳しい内容については、以下の記事をご覧ください。
吹き抜けリビングに後悔したくない!家づくりで知っておくべきデメリットと対策方法をご紹介

吹き抜けリビングの間取りは何帖が最適?

吹き抜けの広さは、家全体の面積や設計意図により異なりますが、一般的には全体の10%程度が目安です。たとえば、30帖のリビングであれば吹き抜けは約3帖程度がバランスが良いとされています。広すぎる吹き抜けは冷暖房効率が悪くなり、狭すぎると開放感が得られないためです。

 

また、家族構成や生活スタイルに応じて、十分な採光や通風が確保できる広さを選ぶことが大切になります。設計段階で専門家に相談すると良いでしょう。

吹き抜けリビングのどこにエアコンを設置すべき?

吹き抜けリビングでのエアコン設置は、冷暖房効率とメンテナンス性を考慮することが重要です。一般的には、エアコンを床から1.8m〜2.4mの高さに設置することが推奨されます。

 

また、1階と2階の中間地点や、吹き抜けに面した壁に設置すると、広い空間全体に効果的に空気を循環させることが可能です。さらに、シーリングファンを併用すれば、冷暖房効率を高めるとともに、上下階の温度差も軽減できます。

 

実際に設置する場合は、専門家に相談し、家の構造に合った位置を選びましょう。

30坪の一軒家に吹き抜けリビングを作るのは狭い?

30坪の一軒家でも、工夫次第で吹き抜けリビングが実現可能です。30坪(約100㎡)は全国平均よりやや狭めですが、4人以下の世帯には十分な広さとされています。

 

吹き抜けを設けることで天井が高くなり、空間に開放感が生まれるので、視覚的に広さを感じやすくなるでしょう。また、天窓を設置すれば自然光が取り入れやすく、リビング全体が明るくなるため、さらに広々とした印象を与えられます。

富山県内の吹き抜けリビングリノベーションならユニテにお任せください

富山県で吹き抜けリビングのリノベーションを考えている方は、一級建築士が在籍する弊社ユニテにぜひご相談ください。吹き抜けリビングを中心としたリフォーム経験も豊富な当社ユニテでは、過去にさまざまな施工を手掛けてきております。

 

お客様への徹底したヒアリングを行っているため、吹き抜けリビングが初めての方でも安心してご相談いただけるのが強みです。

 

そのほかにも無料の相談会やイベントも随時開催しております。
資料請求もできますので、まずは以下より、お気軽にお問い合わせください。

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まとめ

吹き抜けリビングはおしゃれで開放感あふれる空間デザインが魅力です。リビングと吹き抜けの間取りをうまく組み合わせて設計すれば、家族の絆を深める一助となるほか、光をリビングに取り入れて明るい印象を与えられます。


 
実際の施工例を参考に自身の求める雰囲気やデザインを具体化し、写真付きで施工会社に相談できるようになれば、理想の吹き抜けリビングを実現する一助となるでしょう。この記事を参考に、自身の理想とした吹き抜けリビングを探してみてください。