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【簡単】誰でもおしゃれな北欧リビングを再現できる!北欧スタイルの特徴・ポイントを解説

おしゃれな北欧リビングがしたいけど分からない、失敗したくないという想いをお持ちではないでしょうか?私たち株式会社ユニテが30年間様々な経験から、北欧リビングの再現の仕方や特徴・ポイントをまとめてみました。

監修者
一級建築士/O.Fumihiro
一級建築士
O.Fumihiro

株式会社ユニテ 設計部

設計部門の責任者として年間20棟以上の新築住宅設計を手掛ける。

【 保有資格 】

一級建築士 / 建築施工管理技士一級 / 宅地建物取引士 / 応急危険度判定士

「北欧スタイルのリビングを自分で再現する方法が知りたい」
「他の人はどうやって、北欧リビングをおしゃれに再現しているの?」
「北欧スタイルはナチュラルテイストと似ていると感じるけど、何が違うの?」
「最近よく聞く、北欧モダンって何?」

 

おしゃれな北欧リビングに憧れている方の中には、上記のような悩みや疑問を抱えていることが多いかもしれません。

北欧スタイルをどのように再現したらいいか分からないまま、結局憧れだけで終わってしまっては、もったいないものです。

 

この記事を読めば、理想に近い北欧リビングが誰でも簡単に再現できます。

この記事では、リフォーム会社がおすすめする北欧リビングコーディネートのコツを5つ紹介します。実際の北欧スタイルのリビングの施工事例もご紹介しますので、ぜひ役立ててください。

北欧リビングのコーディネート事例

ユニテが実際に手掛けた、北欧スタイルリビングの施工事例をご紹介します。どの事例でも、北欧スタイルならではの暖かみと、シンプルさを兼ね備えた部屋づくりを実現しています。

色使いや家具の配置やインテリアの選び方など、自身のリビングにも取り入れられるアイデアが得られるでしょう。

新築 M様邸

M様邸の北欧風リビングでは、温かみとシンプルさを兼ね備えた北欧スタイルを実現いたしました。

温かみのある木材を使用したフローリングと、白を基調としたシンプルな家具や色使いが特徴です。白い壁と木目調の家具が、上手く調和していますね。 ホーローの照明器具やグレーの壁は、温かみのある部屋にちょっとしたスタイリッシュさを加えています。

また、キッチンとダイニングはオープンプランになっており、家族のコミュニケーションを大切にするデザインです。

新築 U様邸

U様邸の北欧風リビングはナチュラルさだけでなく、開放感が際立つデザインを採用しました。高い天井と大きな窓から差し込む自然光が、リビング全体を明るく照らします。

加えて木目を活かした天井と家具が空間と上手く調和し、北欧風の温かみある空間を作り出しています。

また、木目を活かしながら照明器具や調度品でメリハリをつけたシンプルなデザインのキッチンにも注目です。

新築 I様邸

I様邸の北欧リビングでもU様邸と同様に、広々とした天井高と大きな窓が特徴を採用し、明るく開放的な空間を演出しました。

シンプルながらもおしゃれにデザインされたインテリアと、白を貴重とした壁、木目の美しい床材が調和し、より落ち着いた空間に仕上がっています。

またリビングエリアに飾られた深緑のラグやアート作品、植物がアクセントになり、北欧スタイルを引き立てています。

北欧スタイルの基礎知識

北欧スタイルは、なぜ多くの方の憧れなのでしょうか。北欧スタイルの基礎知識について理解が深まれば、「北欧風」とは何か、なぜ憧れるのかについても理解できるでしょう。

 

まず北欧は、主に、以下を指します。

  • デンマーク
  • ノルウェー
  • スウェーデン
  • フィンランド
  • アイスランド

 

北欧地域は厳しい寒さと日照時間の少ないという特徴から、自宅で過ごす時間が多くなる傾向にあります。 以上を踏まえて、次に一般的な北欧スタイルの特徴を見てみましょう

 

【北欧スタイルの特徴】
  • 木を贅沢に使った家具やインテリア
  • 白(薄い色や寒色)を基調とした配色
  • 差し色にビビッドカラーや柄物
  • 花や植物を模したデザイン(柄)

 

北欧スタイルのモットーは「部屋の中でも明るい気持ちになれること」と「室内をいかに快適にするか」です。北欧など日照時間が少ない地域では誰かと会う時も自宅へ招き、リビングや応接間でくつろぐ習慣があります。

 

一般的に、室内に閉じこもりがちな暮らしは気分が滅入りやすいといわれています。加えて日照時間の短い北欧地域は、特に冬場の自宅時間を重要視しているようです。

そのため気持ちが明るく穏やかになるよう、室内は「暖かさ・明るさ」を人工的に再現したうえで、機能性も大切にする工夫が施されています。

北欧スタイルの起源

北欧スタイルは、第二次世界大戦後に広まったとされています。特にデンマークでは、木など自然素材を大切にする文化が根付いているそうです。そのため北欧の自然素材を大切にする伝統が、現代の北欧デザインにも影響を与えています。

また、1920年代のドイツのバウハウスに代表されるモダニズム運動が北欧諸国にも波及し、合理性と機能性を重視するデザインが発展したそうです。

北欧テイストとナチュラルテイストの違い

「北欧テイスト」「ナチュラルテイスト」は、どちらも自然を意識した柔らかでシンプルな印象を持っています。

さらに、アースカラーや木目のインテリアなどをメインにしている点が似ているため、混同されることも多いようです。

 

しかし2つのテイストは、以下のようにコンセプトにおける明確な違いがあります。

 

北欧テイスト ナチュラルテイスト
  • 白を基調としたテイスト
    (白い木肌の木材がメイン)
  • 人工的ながらも自然の温かみや明るさを意識
    (温かみのある照明色・ビビッドカラー)
  • 丸みを帯びている柔らかな印象のインテリアデザイン
  • ブラウンを基調としたテイスト
    (茶色の木目が際立つデザイン)
  • 自然の風合いやありのままの雰囲気を意識
    (太陽光を意識した照明・観葉植物)
  • 派手なカラーリングはなく自然やありのままの雰囲気を重視
    (ブラウン・ベージュ・カーキなどのアースカラーを基調)
  • 無垢材などを使った直線的なデザイン

 

北欧テイストでは「人工的な自然」や「自然の温かみや明るさを味わえるデザイン」「丸みを帯びている柔らかな印象もの」を大切にしています。

一方でであるのに対し、ナチュラルテイストは「自然そのものの飾り気のなさ」「自然やありのままの雰囲気」を再現しています。 加えて「無垢材などを使った直線的なデザイン」が多い点も、ナチュラルテイストの特徴です。

北欧テイストと北欧モダンの違い

最近では、北欧テイストだけでなく、北欧モダンというスタイルも登場しています。以下にそれぞれの特徴をまとめましたので、参考にしてみてください。

 

北欧テイスト ナチュラルテイスト
  • 温かさとナチュラルさが基盤
  • 天然木が中心
  • 柔らかな曲線を取り入れたデザイン
  • 温かみのある色を使用
  • アクセントカラーはビビットカラーが中心、多用することもある
  • クールで直線的な要素を含むが北欧の温かみを残す
  • ガラス、金属などの無機質素材が中心
  • 直線的なデザインが多い
  • アースカラーやモノトーンを基調
  • アクセントカラーは3色程度に抑える

 

北欧テイストは天然木の温かみと柔らかな曲線を使用したアイテムが特徴で、シンプルさと快適さを兼ね備えています。

 

一方の北欧モダンでは北欧の温かみを保ちつつも、ガラスや金属などといった無機質を取り入れた現代的なスタイルです。

そのため北欧らしさを求めながらも、クールなデザインを取り入れたいという方に適しています。

【重要度順】北欧リビングのインテリアの選び方

ここからは、北欧リビング作りに欠かせない「北欧風インテリア」の選び方について、ポイントを3つご紹介します。

 

インテリア選びのポイントを、費用のかからない順および全体の印象が出やすい順に、以下のようにピックアップしました。

 

【北欧インテリア選びの着目点】
  1. ファブリック
  2. 色使い
  3. デザイン

 

なるべく費用をかけずに北欧風リビングを再現するためには、上記のポイントを押さえたインテリア選びが重要です。詳しく見てみましょう。

北欧インテリアの選び方1. ファブリック

できる限り費用をかけずに北欧風を再現したい方は、インテリア用語で布製品全般を指す「ファブリック」に着目しましょう。

インテリアコーディネートにおけるファブリックは、部屋全体の印象操作ができるため、おすすめです。

ファブリックには以下のようなインテリアが該当します。
 

【ファブリックの例】
  • ラグ
  • カーテン
  • クッション
  • ソファーや椅子の張地・カバー
  • ウォールデコ(ファブリックパネル・アートなど)

 

特にラグやカーテンは、部屋全体の印象を大きく変える重要なアイテムです。北欧テイストのラグやカーテンを取り入れるだけでも、リビングの印象が大きく変えやすいといえます。

 

昨今の北欧テイストでは、壁をインテリアで装飾する「ウォールデコ」も人気を集めています。

ファブリックで北欧スタイルを再現するためには、選ぶ際に以下に着目すると選びやすいです。

 

【ファブリック選びのポイント】
  • 北欧風の柄を把握する
  • 鮮やか、カラフルな色合いかモノクロかを選ぶ

 

北欧柄は「幾何学模様」と「植物や花を模した柄」が基本です。以下のように、目指しているリビングのイメージをもとに選ぶファブリックを工夫すると、より北欧らしさが再現できるでしょう。

 

【ファブリック選びに参考になるリビングイメージ例】
  • カラフルな柄物で賑やかにする
  • モノクロの幾何学柄をメインにシックにまとめる
  • 花や植物などの自然を基本とした色やデザインを室内に取り入れる

 

選び方に迷ったら、上記を思い出したり、北欧発祥のファブリックブランドを参考にしたりすることをおすすめします。

北欧インテリアの選び方2. 色使い

北欧風のインテリア選びは、色使いも重要なポイントです。

北欧インテリアの基本色を見てみましょう。

 

【北欧インテリアに多い色使いの例】
  • 薄いグレー
  • 北欧ブルー
  • ビビッドカラー(青・黄色など)

北欧インテリアは「白」がベースですので、リビングの壁紙やインテリアを白基調で統一するのが、1番簡単な再現方法だといえます。

さらに薄いグレーや「北欧ブルー」と呼ばれるブルーグレーと組み合わせてみるのも、おすすめです。

併せて、鮮やかな青や黄色などのビビットカラーの小物や、家具を差し色として配置してみることもおすすめします。

 

なおカラーコーディネートの方法については後述しますので、ぜひ最後までご覧ください。

北欧インテリアの選び方3. デザイン

ファブリックと色使いを踏まえた上で、より北欧風を追求したい方なら、インテリアのデザインにもこだわりましょう。

北欧風の家具に多く見られるデザインは以下の通りです。

 

【北欧風デザインの例】
  • 丸みを帯びたデザイン
  • 木のぬくもりを感じるデザイン
  • 木とファブリックを掛け合わせたもの
  • テーパードレッグ

 

北欧家具やインテリアは、温もりを感じるデザインが多いです。

そのため、曲線的な柔らかいデザインや木材をメインに使ったものを選ぶのがおすすめです。

前述の通り、デンマークをはじめとする北欧は、木材に恵まれた地域です。その影響から、木を使った家具やインテリアが多いという特徴があります。

 

スチールや革などのクールなイメージの素材よりも、ファブリックや木材を組み合わせて作られているものを選ぶと、北欧の雰囲気あるリビングを作りやすいでしょう。

 

また、家具の脚のデザインにもこだわると、より北欧らしさを演出できます。

テーブルやチェストなど脚のある家具を選ぶときは、先端にむかうほど細くなる「テーパードレッグ」のものをチョイスしましょう。

北欧リビングを左右する!5つのメインインテリア

どのようなインテリアを配置するかによっても、リビングの雰囲気は大きく左右されます。 ここからは、北欧風リビングに欠かせない以下5つのインテリアについて、選び方のポイントを確認しましょう。

 

【リビングの主なインテリア】
  • ラグ・カーテン(ファブリック)
  • 照明
  • テーブル
  • チェスト・キャビネット(収納家具)
  • 壁飾り

 

リビングのインテリアアイテムごとに詳しく解説しますので、実際の家具選びのヒントにしてみてください。

ラグやカーテン

出典:KLIPPAN公式サイト


北欧リビングを実現するためには、前述した「ファブリック」の中でも、空間の印象をガラッと変えるラグやカーテン選びが重要です。

以下の例を参考にしたデザイン・カラーのものをチョイスしてください。

【北欧の雰囲気を出すラグ・カーテンのデザイン】
  • ベージュなどのアースカラー
  • グリーン・イエロー・ブルー
  • モノトーン・モノトーン柄
  • 北欧柄

 

アースカラーのラグなら簡単に北欧ナチュラルな雰囲気を再現できるため、特にカラーコーディネートが難しいと感じる方におすすめです。

 

ただし地味になりすぎないよう、インテリアやクッションなどにカラフルな差し色や柄物をプラスするのがポイントです。

 

また、以下の視点で色味やデザインを検討するのも良いでしょう。

 

  おすすめ 具体例
ラグを差し色にしたい 自然を連想させる色
  • 森をイメージしたグリーン
  • 明かりのような温かなイエロー
  • 空や水を連想させるブルー
スタイリッシュな印象にしたい モノトーンカラー
モノトーン柄のファブリック
  • グレー
  • 水玉模様
  • 花模様
  • 幾何学模様
インテリアの雰囲気を白で統一している 鮮やかな北欧柄のラグやカーテン -
【上級】全体の配色をシンプルにまとめている ファブリックを主役にしたコーディネート -

照明

出典:IKEA公式サイト

 

北欧には有名な照明デザイナーが多いため、リビングにもおしゃれで目を惹く照明が使われています。

そのため、北欧リビングを追求するなら照明にこだわることも視野に入れましょう。

北欧テイストにマッチするおしゃれな照明の種類には、以下のようなものがあります。

【北欧リビングにぴったりな照明の例】

 

種類 木材基調 ホワイト調 ペーパークラフト風 ホーロー 裸電球
目的 雰囲気に馴染ませたい 雰囲気に馴染ませたい 個性的なデザインにしたい アクセントにしたい レトロな雰囲気を出したい
イメージ




 

北欧デザイナーの作る照明デザインは個性的な物が多い点が特徴です。個性の強いものは木目・ホワイト調のものを選ぶと、雰囲気に馴染みやすくなります。

 

加えて、ホーローで作られたランプシェードも北欧スタイルに馴染みやすい照明の1つです。アクセントにしたいならカラフルな色合いのもの、落ち着いた雰囲気ならモノトーン・スモーキーカラーのものをチョイスするといいでしょう。

また、ランプシェードのない裸電球のペンダントライトは、おしゃれなレトロ感を出したい方におすすめです。

テーブル

出典:Boconcept公式サイト

 

テーブルは、ソファーと同様、リビングのメインとなるインテリアです。特にダイニングは存在感があるだけでなく、毎日使うものですので、お気に入りのものを選びましょう。

 

北欧リビングの王道は、以下のような「木目調のダイニングテーブル」です。

出典:カールハンセン&ソン公式サイト

 

より雰囲気にこだわるなら、天然木を使ったダイニングテーブルをチョイスしましょう。木の温もりだけでなく、経年とともに風合いが変化していくのを感じられるため、使えば使うほど愛着が沸くはずです。

ローテーブルで北欧リビングを極めたいなら、ナチュラルな木製のものや木目調のものを選択するとよいでしょう。

 

またガラステーブルにしたい場合でも、ホワイトオークや白い塗装をしたものなら北欧リビングに馴染みやすくなります。その際はクールな印象になりすぎないよう、ファブリックに明るさと温かさをプラスするのがおすすめです。

チェスト・キャビネット

出典:IKEA公式サイト

 

リビングのメインは基本的にテーブルやソファーになるため、収納家具はメイン家具を引き立てる、シンプルなデザインのものをチョイスしましょう。

おすすめは白を基調としたチェストやキャビネットです。周りのインテリアの邪魔をせず、北欧テイストにも自然と馴染むため、コーディネートしやすいです。

さらに白い家具は部屋を広く感じさせる効果があるため、大きめの収納家具を置いたとしても圧迫感が出にくく、おすすめです。

シンプルすぎて物足りないと感じるなら、白い塗装に天然木をプラスしたデザイン性の高い収納家具を選ぶとよいでしょう。

壁飾り

出典:IKEA公式サイト

 

リビングの壁面を飾ることで、空間に温かみや個性をプラスできます。北欧風のアートポスターやフレームを飾るだけでも、雰囲気がガラリと変わるでしょう。 特に幾何学模様や抽象的なデザインは、一般的な北欧スタイルだけでなく、北欧モダンのリビング作りにもぴったりです。

 

また時計も北欧リビングを目指すにあたり、大切なアクセントアイテムだといえます。デザイン性の高い時計を選ぶことで、機能性とおしゃれさを兼ね揃えたインテリアとして活躍してくれるでしょう。

北欧リビングに欠かせない!コーディネートの5つのコツ

北欧リビングを再現する際には、以下のコツを押さえてコーディネートすることをおすすめします。

 

【北欧リビングコーディネートのコツ】

 

コツ 優先度 難易度

1.【基本】コーディネートの方向性決め

★★★ ★☆☆

2.【基本】リビング全体の配色決め

★★★ ★★☆
3.【基本】周りの家具との色味合わせ ★★☆ ★★☆
4.【上級】自然色を取り入れる ★★☆ ★★★
5.【上級】差し色を取り入れる ★☆☆ ★★★

 

インテリアの配色・バランスによって、北欧リビングのポイントである「明るくシンプルで自然の中にいるようなリラックス感」を演出できます。

 

特に、1〜3までの基本の手順を押さえておけば、初心者でもスムーズに北欧リビングを再現できるでしょう。

4〜5は上級者テクニックですが、北欧リビングを極めたい方はぜひ挑戦してみてください。

1.コーディネートの方向性を決める

北欧リビングといっても、さまざまなテイストがあります。

理想の北欧リビングを実現するためには、インテリア選びの前に必ずコーディネートの方向性を決めておくとよいでしょう。
 

以下は北欧リビングテイストの参考例です。

 

【北欧リビングテイストの例】
  1. ナチュラルなテイスト(リラックス感を出す)
  2. シックなテイスト(おしゃれ感を出す)
  3. ヴィンテージテイスト(高級感を出す)

 

王道の北欧テイストにリラックス感をプラスしたければ、ナチュラル感を強めにする「北欧ナチュラル」がおすすめです。北欧カラーを基調にしつつ、揃えるインテリアを木目調にしたり、観葉植物を置いたりしてみましょう。

併せて、北欧ブルー・グレーでカラーを統一して、涼し気な印象を作れば、生活感のないおしゃれなリビングが再現できます。

彩色を抑えてモノトーンで統一するなら、より落ち着いた雰囲気を演出できるでしょう。

このように、どのようなリビングにしたいのか、コーディネートの方向性を明確にしておくことが大切です。

2.リビング全体の配色にこだわる

リビングのインテリアを決める際には、リビング全体の配色も意識しましょう。インテリア用語には、デザインの配色決めに用いられる「配色比率」という指標があります。配色の黄金比と配色例、リビングの配色参考例は、以下の通りです。

  配色比率 配色例 リビングでの配色参考
ベースカラー 7割
  • 薄いグレー
  • 北欧ブルー
  • 寒色系の色味
  • 木目などのナチュラルカラー
  • グレー
  • ブラック
メインカラー 2.5割
  • メインのインテリア
アクセントカラー 0.5割
  • ビビットカラー
  • 柄物
  • 小さな雑貨
  • 小物
  • クッション

 

北欧リビングの王道は、白を基調とした涼しげな配色です。涼しげなカラーに対し、インテリアで温もり感を出すのが、北欧スタイルの特徴です。l

薄いグレーや北欧ブルーなど、白に近い寒色のカラーリングをベースに持ってくると、北欧らしい雰囲気が出やすくなります。

 

また木目などのナチュラルカラーやグレー、北欧ブルー、ブラックなどをベースカラー、またはメインカラーに配置する方法もあります。 

 

アクセントカラーに存在感ある色や柄が使われる北欧スタイルは、多用しすぎると雑多な印象になってしまいます。あくまでもワンポイントとして配置することを心掛けてください。

3.周りの家具と色味を合わせる

リビング全体の配色が決まったら、配置するインテリアの配色決めをおこないます。インテリアの色味にも統一感を持たせることが、北欧スタイルのコーディネートのコツです。

以下は、色味の合わせ方の一例になります。

 

【カラーコーディネートの例】
  • 木目・ブラウンなどのアースカラー(ナチュラル)
  • 木目・ブラウン・ブラックなどシックなカラー(ヴィンテージ)

 

配置する大型家具をすべて「白または木目調」で揃えれば、簡単に統一感が出せるため、おすすめです。

再現したいテイストによって、カラーリングを変更するのもよいでしょう。先述した配色比率を参考にする際には、使いたい色を3色に絞ると、北欧スタイルを意識したリビングが作りやすくなります。

配色比率を完璧に再現する必要はありません。可能な範囲で意識してみるだけでも完成度に違いが出ますので、ぜひチャレンジしてみてください。

4.自然感を取り入れる

室内にいても自然の温もりを感じられるよう工夫されているのも、北欧スタイルの特徴です。

そのため自然を取り入れることを意識すると、より完成度が高くなります。

自然感の取り入れ方の例は以下の通りです。

 

【自然感を再現する方法】
  • 木目調やブラウンカラーを意識
  • 観葉植物や生花、ドライフラワーを配置する

 

北欧テイストをより強く意識するなら「冬の森」を意識した小物やインテリアを取り入れるのがよいでしょう。

生花以外で選ぶのであれば、枝や葉っぱをメインにしたものや白樺、コケ(フィンランドモス)を使った「グリーンインテリア」がおすすめです。

ただし自然感を再現する際は、ナチュラル感が強くなってしまわないように注意しましょう。

5.差し色にビビットカラーや柄物を取り入れる

北欧テイストのベースは、全体的に淡い色合いや落ち着いた雰囲気で統一されています。

そのため
「北欧風ではなくナチュラルっぽい印象になってしまった」
「寒色でクールな印象を柔らかくしたい」

と悩む方もいるほか、コーディネートによっては「どこか物足りない」と感じる方もいるでしょう。

その場合は差し色を追加すると、印象がガラッと変わります。

ただし「可愛いから」といってカラフルなものや柄物をたくさん配置してしまうと、ごちゃついた印象になるため、注意が必要です。

ビビッドカラーやカラフルな柄物は、あくまでもリビングインテリアのスパイス程度に留めておくと、失敗しにくくなります。

北欧リビングにおすすめ!有名ブランドとデザイナー家具

最後に、北欧リビングにおすすめの「北欧発祥ブランド・有名デザイナー家具」について紹介します。

すべてのインテリアをブランドで揃えるには費用がかかるといえますが、リビングに配置すれば、一気に北欧テイストの雰囲気を出せるでしょう。

また最近の北欧発祥ブランドのECサイトは、国内で運用しているものも多いです。購入が難しい場合でも、実際に北欧風インテリアを自身でチョイスする時には、大いに役立つ資料となるでしょう。

 

気になるブランドがあったら、ぜひ一度チェックすることをおすすめします。

北欧発祥ファブリックブランド

北欧風と聞くと、花や植物柄や幾何学模様を思い浮かべる方が多いでしょう。

北欧風のファブリックブランドは多数存在していますが、以下は北欧発祥のファブリックブランドの一例です。

【北欧のおすすめファブリックブランド】
  • マリメッコ
  • アルメダール
  • ヨセフフランク
  • クリッパン
  • フィンレイソン

 

特に「マリメッコ」は、バッグや衣服などのファッションの分野でも根強い人気を誇るブランドで、鮮やかで大胆な花柄の「ウニッコ」が有名です。

 

また、リビングに可愛い雰囲気をプラスしたい場合は、北欧発祥のキャラクターアイテムやファブリックを配置するのもおすすめです。

フィンランド作家トーベ・ヤンソンの「ムーミン」や、スウェーデンの有名デザイナー「リサ・ラーソン」は、北欧好きなら誰もが知っています。

北欧発祥のキャラクターアイテムを配置すれば、リビングによく馴染むアクセントにもなるはずです。

北欧家具の有名ブランド

北欧リビングを極めるなら、北欧家具で有名なブランドを知っておいて損はないでしょう。

北欧家具でおすすめする有名ブランドは以下の通りです。日本で購入できるブランドも多いため、気になった方はチェックしてみてください。

【北欧家具のおすすめ有名ブランド】
  • カールハンセン&サン
  • アイラーセン
  • ヘイ
  • フリッツハンセン
  • アルテック
  • PPモブラー

 

素材にこだわって作られているため決して安い買い物ではありませんが、一生使うつもりなら、この機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

北欧家具のルーツ

 

北欧家具のルーツは装飾美にこだわって作られた「デコラティブ」なデザインだといわれています。

かつては貴族が好んで使っていた、デザイン性の高いものが主流でした。しかし冒頭で述べたバウハウスなどの影響で高品質・高いデザイン性に機能性や実用性が追加されていきます。

そして、より求め買いやすい価格で提供する方向にシフトしたことで、家具産業が発展したといわれています。

現代の北欧家具は「ナチュラルでシンプルなデザイン」が主流です。良質な素材と機能性はそのままに、「より普遍的で飽きのこないデザイン」で長く愛されるよう工夫されています。

北欧照明の有名ブランド

北欧には優れたインテリアデザイナーが多く活躍しています。

以下は北欧照明の有名ブランドの一例です。

【北欧照明のおすすめ有名ブランド】
  • ルイス・ポールセン
  • ノーマン・コペンハーゲン
  • レ・クリエント
  • イケア

 

「ルイス・ポールセン」は、伝統的な北欧デザインを現代インテリアに実践しているデンマークの照明ブランドです。PHランプシリーズの「PH 5」は、現在も世界中から愛されています。

 

「ノーマン・コペンハーゲン」の「norm69」も有名です。69枚の薄い板を組み立てると松ぼっくりのような立体的なペンダントライトになります。薄い素材が光を透過することで、ふんわり優しい明かりが再現できるのが特徴です。

 

「レ・クリエント」のランプシェードは、日本の折り紙から着想した美しいデザインをしているため、日本の暮らしの風景に良く馴染むブランドです。

 

ただし、費用を抑えて北欧風の照明を再現したいなら「イケア」を利用することをおすすめします。

イケアは、北欧風インテリアがリーズナブルな価格で購入できる、スウェーデン発祥の家具量販店です。

イケアの作る照明は伝統的な北欧デザインを取り入れている良質なものが多いため、費用を抑えつつ、雰囲気のある照明が調達しやすいといえます。

北欧の有名なデザイナー家具

北欧インテリアの一つひとつは、決して安価ではありません。しかし多少費用をかけてもよければ、北欧の有名なデザイナー家具を1つ置くだけでも十分な雰囲気作りができるでしょう。

北欧のデザイナー家具には、特に世界中で愛されている名作チェアが数多く存在しています。

 

以下は、一部を一覧にしたものです。

デザイナー 作品
アルネ・ヤコブセン セブンチェア
アントチェア
スワンチェア
ヴェルナー・パントン パントンチェア
ハンス・ヨルゲンセン・ウェグナー PP501 ザ・チェア
コーア・クリント サファリチェア
プロペラスツール
エーロ・アールニオ ボールチェア
フィン・ユール ペリカンチェア
45 チェア

 

北欧を代表するデザイナーといえば、まず「アルネ・ヤコブセン」の名前が挙がるでしょう。

中でも「セブンチェア」は世界で最も売れているスタッキングチェアとして有名です。

デザイナー家具は高額なため、費用を抑えたい方はデザイナー家具の復刻版「*リプロダクト製」のものを見つけることをおすすめします。

 

*リプロダクト製:特許期間が過ぎて製造権が一般化されているデザインに敬意を示し、再生産したもののこと。オリジナルと対比して「ジェネリック家具」とも呼ばれることもある。

 

巨匠の優れたデザインを再生産したリプロダクトなら、安価なものも多く存在します。

「予算に限りはあるけど欲しい北欧デザイナーズインテリアがある」という場合は、リプロダクト品を探して、リビングに取り入れてみましょう。

富山県で北欧スタイルのリビングを作りたい方はユニテへご相談ください

北欧スタイルのリビングを実現したい方は、ぜひユニテにご相談ください。お客様の生活スタイルや理想の暮らし方を詳しくお伺いし、ご予算に合わせた最適なご提案をさせていただいております。

北欧リビングに関心がある方やインテリアのご相談も、大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

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北欧リビングについてのまとめ

本記事では、北欧リビングの事例や特徴、インテリアの選び方、コーディネートのコツなどについて解説しました。

北欧リビングを作るための基本は「白をベースにコーディネートし差し色で温もりをプラスする」のがポイントです。

基本を押さえておけば、簡単に北欧テイストを再現しやすくなります。

 

北欧リビングをより追求したいなら「北欧の暮らしや風土」を理解しておくこともおすすめです。北欧スタイルのコンセプトが把握できていれば、リビングコーディネートの軸もブレることはないでしょう。

ご紹介した内容を参考に、ぜひ自身の理想の北欧スタイル風リビングを完成させてみてください。