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オシャレな寝室をリノベーションで手に入れよう|施工例とともに解説

寝室をオシャレにしたいけど分からない、失敗したくないという想いをお持ちではないでしょうか?私たち株式会社ユニテが30年間様々な経験から、オシャレな寝室をリノベーションで手に入れる方法や施工例をまとめてみました。

監修者
一級建築士/O.Fumihiro
一級建築士
O.Fumihiro

株式会社ユニテ 設計部

設計部門の責任者として年間20棟以上の新築住宅設計を手掛ける。

【 保有資格 】

一級建築士 / 建築施工管理技士一級 / 宅地建物取引士 / 応急危険度判定士

「オシャレで快適な寝室をリノベーションで手に入れたい!」と思っている方もいるのではないでしょうか。


オシャレな寝室といっても、一人ひとりこだわりがあります。
実際に、リノベーションでオシャレな寝室を手に入れた方の施工事例やこだわりのポイントを見ることで、自身に必要な工事がわかります。

 

今回は、オシャレな寝室を手に入れた事例を3つご紹介します。
家族好みのオシャレな寝室を手に入れるヒントも解説していますので、寝室のオーダーに迷っている方は参考にしてみてください。

オシャレな寝室を手に入れよう!施工事例3つ

実際にユニテで寝室のリノベーションを行った事例を3つご紹介します。
施主様のこだわりが詰まった、オシャレな寝室です。

【事例1】照明が音楽と連動!?リラックスできる寝室

【富山県黒部市 N様邸】

こだわりポイント ・スピーカー搭載、音楽のなる照明
・白を基調とした配色x木目調のデザイン
・大きな窓とベランダで開放感ある空間に
費用 1,990万円(全面リノベーション)

 

N様邸は、カフェ風×オールドアメリカン風をイメージしたリノベーションの事例です。
施主様は30代のご夫婦で、築40年以上の祖父母の家を受け継ぎ、リノベーションをご依頼されました。

 

最大の特徴は、奥様がこだわられた「音楽のなる照明」です。
寝室の照明にはスピーカーが搭載されており、Bluetooth(無線)を利用してスマートフォンと接続することで、寝室中に音楽を流すことができます。
寝る前のリラックスした時間に好きな音楽を聴けるのは、とても素敵ですね。

また、白を基調とした配色に木のぬくもりのバランスも良く、大きな窓とベランダは開放感があります。

 

N様邸のリノベーション事例については、カフェ風×オールドアメリカン風な家で解説しています。

【事例2】白を基調としたオシャレな寝室

【富山県高岡市 旧モデルハウス】

こだわりポイント ・白を基調とした木目調の内装デザイン
・落ち着いた色調と少ない色数で落ち着きを与える
・設備の配置によって動線を意識できる仕上がり
費用 1,200万円(全面リノベーション)

 

こちらは元デザイン事務所だった建物をリノベーションした、効率よく生活を送りたい子育て世代向けの住まいです。

 

寝室は、デザイン事務所の時代に応接間として使用していた部屋をチョイス。
N様邸と同じように白を基調とした壁と、木目調のフローリングを使用しています。
オシャレながらも落ち着いた印象になっています。

 

また、ベッドやその他必要な設備の配置など、寝室内の動線も意識した仕上がりです。
より詳しく知りたい方は、くつろぎを生む家事ラク間取りの住まい(旧高岡モデル)をご覧ください。

【事例3】年を重ねても快適に使えるオシャレな寝室

【富山県富山市 K様】

こだわりポイント ・寝室含む生活スペースを1階に移動
・収納スペースに困らないウォークインクローゼット
・娘さんの好きな青色をあしらった空間
費用 1,590万円(全面リノベーション)

 

富山市にお住まいのK様邸は、母娘2人暮らしのためにリノベーションしました。
「年を重ねても快適に使える」「好きと暮らす」というコンセプトをもとに、寝室などの生活スペースを2階から1階に移動しています。

各寝室には、折れ戸のついたクローゼットを配置し、収納スペースたっぷり。
特に、ブルーが好きな娘さんのご要望もあり、清潔感溢れるブルーをアクセントとして使用しました。
淡いブルーには鎮静作用があるとされているため、好きなお色を配色しながらもリラックスして過ごせるように設計しています。

 

寝室だけでなく、生活スペースをすべて1階に集約することで理想のお家づくりを実現したK様邸の詳細は、築40年 "好き"と暮らす清潔感溢れる住まいから確認できます。

オシャレな寝室の種類

一言にオシャレといっても、人によって感覚は異なるものです。
一般的に、オシャレな寝室は以下のように分けられます。

 

オシャレな寝室の種類
  1. シンプル
  2. 自分好み
  3. ゴージャス
  4. ヴィンテージ
  5. 和テイスト

 

それぞれ詳しくご紹介します。

1.シンプル

事例でも紹介したような、白やナチュラルカラーで統一した寝室です。
ナチュラルカラーは、シンプルながらも清潔感が溢れる寝室づくりに欠かせない色で、部屋を明るく見せてくれる効果もあります。

お客様によっては、照明や天井・寝具や壁もシンプルな色に統一する方や、ナチュラルカラーに淡い色を組み合わせる方もいらっしゃいます。

2.自分好み

「自分好み」は文字通り自分のこだわりを寝室にも反映させる方法です。
事例1のような音のなる照明を使用したり、自分または家族お気に入りのインテリアを飾るなどが挙げられます。

色使いであれば事例3でご紹介した、娘さんが好きなブルーをあしらったリノベーションも当てはまります。
お子さんがいるご家庭であれば、絵本を置くスペースや人形を飾るスペースを設けてもよいですね。

3.ゴージャス

ホテルやモデルルームのようなゴージャスなオシャレ寝室も人気です。
広々とした寝室にドレッサーや大きなベッド、照明器具とインテリアを工夫することで実現できます。
客人を通すことがあまりない、自分たちだけの特別な空間だからこそ実現できるオシャレな寝室のひとつです。

また、家具やベッドにゴールドを採用することで、おしゃれにまとまるだけでなくよりゴージャスな寝室に近づけます。

4.ヴィンテージ

年代を感じさせる木材を使用した、オシャレな寝室です。
木材やアンティーク調の設備を採用することで、ヴィンテージ感が出しやすくなります。

また、インナーテラスを取り入れることで日の光が入りやすくなり、よりリラックスした寝室が実現可能です。
お昼寝の誘惑もありそうですね。

5.和テイスト

和テイストや和モダンもオシャレな寝室デザインの選択肢に入れられます。

障子を採用し、間接照明や紙でできた照明を使用することで、ホテルや旅館にある和洋室の寝室にすることも夢ではありません。

 以下のように自然素材を盛り込みながらも、今どきの照明や家具を取り入れることで、和モダン空間の完成です。

 

和テイストの寝室リノベーション例
  • 桐の無垢フローリング
  • 珪藻土塗を使用した壁
  • 壁や天井を漆喰で仕上げる

オシャレな寝室にかかる費用相場

リノベーションでは、1つの部屋だけでなく間取り変更を含む住まい全体の工事を行うことが一般的であるため、寝室部分だけの費用を算出することは困難です。
ここでは寝室をオシャレにするために必要と考えられる、施工内容ごとの費用相場を以下にまとめました。
 

施工内容 費用相場
壁張り替え 1㎡あたり800〜1,500円
床張り替え 1畳あたり3〜6万円
洋室を和室に変更 40〜80万円
和室を洋室に変更 25〜100万円
間取りの変更 20〜350万円
間仕切り壁の設置 1か所につき8〜25万円
間仕切り壁の撤去 1か所につき7〜23万円

 

寝室のリノベーションは、上記の施工内容を組み合わせて費用を算出しますので、上記はあくまで目安です。
また、工事費用の他、自身の追求するオシャレに応じたインテリア費用も加算されます。

 

寝室を含む戸建てリノベーション費用の相場については、【失敗しない】戸建てリノベーション費用はいくら?相場や施工事例・安くするコツを徹底解説で詳しく解説しています。
 

リノベーション前に知っておきたいオシャレな寝室づくりのコツ

寝室は、日々の疲れを取るためのリラックス空間です。
オシャレを追求しすぎるあまり、自身や家族が休まらない空間になってしまえば元も子もありません。
オシャレな寝室づくりは、以下を念頭に置きながらプランを立てると失敗しにくくなります。
 

オシャレな寝室づくりのコツ
  • 睡眠前にリラックスできる空間になっているか確認する
  • 寝室の位置を考慮する
  • インテリアも考慮する

 

詳しく見てみましょう。

睡眠前にリラックスできる空間になっているか確認する

リノベーション後の寝室が、睡眠前にリラックスできる空間になっているかどうかを確認しましょう。
厚生労働省の資料「健康づくりのための睡眠指針2014」第6条では、安眠のための環境づくりの重要性を以下のように示しています。

第6条.
良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。 
自分にあったリラックス法が眠りへの心身の準備となる
自分の睡眠に適した環境づくり

引用:厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針2014」

 

人が良い睡眠を取るためには、寝る前の雰囲気に気を配ることも大切です。

以下のような具体例が上げられます。

 

入眠を手助けする雰囲気づくりの例
  • 寝室内の温度管理を十分できるようにする
  • 壁紙の色や照明などで落ち着いた雰囲気を出す
  • 白の配色は反射しすぎない程度にする

 

特に、白の多用は注意が必要です。
人気のカラーである白は清潔感があり光を反射しやすい特性上、明るくなりすぎてしまい、かえって眠りづらいと感じることもあります。

施工事例のように、自身や家族が長時間いて心地よいと感じるデザインを検討しましょう。

寝室の位置を考慮する

リノベーションの場合、住まい全体の間取りの中で寝室を配置する場所にも気を配ることをおすすめします。


部屋の向きによっては朝日の差し込み具合により安眠できなかったり、道路や人通りの多い場所に接しているために、騒音で寝れないこともあります。

どうしても寝室の位置を変えられない場合は、二重窓を使用したり、遮光カーテンを取り入れるなど、設計だけでなくインテリア面・設備面にも細かな工夫が必要です。

インテリアも考慮する

オシャレな寝室は、インテリアを考慮しながら設計すると理想に近づきやすくなります。
寝室に生活感を出したくない方は、ウォークインクローゼットを採用したり、暗い部屋では落ち着けないという方は見た目もオシャレな間接照明を採用するなど、インテリアを含めた寝室設計も大切です。

インテリアコーディネーターやカラーコーディネーターの資格を持ったスタッフが在籍する施工店であれば、イメージに合ったインテリアも一緒に提案してくれます。

富山県でオシャレな寝室のリノベーション工事を検討している際はユニテにご相談ください

富山県周辺でオシャレな寝室へのリノベーションを検討している方は、ぜひ部屋づくりのプロが在籍する「ユニテ」にお気軽にご相談ください。

ユニテには、以下の有資格者が在籍しています。

 

ユニテに在籍する有資格者
  • 一級建築士
  • インテリアコーディネーター
  • 二級インテリア設計士

 

イメージや要望に合った寝室設計だけでなく、追求されるオシャレな寝室にピッタリのインテリアも一緒にご提案します。

年間1000件以上のリノベーションを行うユニテは、寝室を含めた部屋づくり経験も豊富です。
まずは、施工実績豊富なユニテに在籍するプロの判断を仰ぎながら検討してみてはいかがでしょうか。
お気軽にお問い合わせください。

まとめ

寝室は、家族が日々の疲れを癒しながら、リラックスして過ごせる空間です。
来客を通さないからこそ、こだわりを追求しやすくなります。

オシャレな寝室は一般的に、以下のように分類できます。

 

オシャレな寝室の種類
  1. シンプル
  2. 自分好み
  3. ゴージャス
  4. ヴィンテージ
  5. 和テイスト

 

オシャレな寝室のデザインが決まったら、費用だけでなく以下のコツを抑えられているかを確かめましょう。
設計士など有資格者のスタッフと確認しながら寝室づくりを進めると、失敗しづらくなります。

 

リノベーション前に知っておきたいオシャレな寝室づくりのコツ
  • 睡眠前にリラックスできる空間になっているか確認する
  • 寝室の位置を考慮する
  • インテリアも考慮する

 

オシャレな寝室を設計して、あなただけのくつろぎ空間を作りましょう。