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おしゃれなルーフバルコニーにするには?後悔しないために知っておきたい点も解説

おしゃれなルーフバルコニーはおうち時間を充実させることができます。おしゃれなルーフバルコニーにする方法を当記事で解説。 おしゃれなバルコニーを検討している人は参考にしてください。

監修者
一級建築士/O.Fumihiro
一級建築士
O.Fumihiro

株式会社ユニテ 設計部

設計部門の責任者として年間20棟以上の新築住宅設計を手掛ける。

【 保有資格 】

一級建築士 / 建築施工管理技士一級 / 宅地建物取引士 / 応急危険度判定士

「ルーフバルコニーのおしゃれな事例が知りたい!」

 

「ルーフバルコニーをおしゃれにするコツや注意点はなんだろう?」

 

おしゃれなルーフバルコニーを採用し、おうちの中でも特別な空間として楽しみたいですよね。

 

この記事では、ルーフバルコニーをおしゃれにするコツについて徹底解説。

 

SNSで人気があるような、おしゃれなバルコニーを検討している人はぜひ参考にしてください。

 

ルーフバルコニーの特徴

ルーフバルコニーの特徴について以下から解説します。

ルーフバルコニーとは

ルーフバルコニーとは階下の屋根の上に設置された屋外スペース。

 

ルーフとは「屋根」という意味であり、ルーフテラスと呼ばれることもあります。

 

ベランダやバルコニーなどの違いは以下になります。


 

名称

詳細

ルーフバルコニー

2階以上に設置、屋根なし

ベランダ

2階以上に設置、屋根あり

室外から飛び出ているスペース

バルコニー

2階以上に設置、屋根なし

室外から飛び出ているスペース

テラス・デッキ

1階に設置

地面の一部を高くする

デッキ

室内から続くようなスペース

 

ルーフバルコニーは階上にあるため、他のスペースよりも広く有効活用することができます。

ルーフバルコニーのメリット

ルーフバルコニーのメリットは以下です。


 

①開放的な生活にできる

ベランダやバルコニーよりもスペースが広い

②日当たりがよい

屋根がないため日当たりがよい

③部屋が広く見える

部屋続きにすることで開放的な空間に

④おうち時間が有意義になる

おしゃれなテーブルやイスを置くことでカフェに、人工芝を敷いてテントを張りキャンプなどを楽しめる

⑤外から部屋を覗かれにくい

部屋の前にバルコニーがあるため距離ができることにより防犯性UP

⑥広いスペースを確保できる

布団やシーツなどの大きなものもスペースを気にせず干せたり、家庭菜園やガーデニングができる

 

ルーフバルコニーを採用することでおうち時間を楽しめたり、効率よく生活することができます。

ルーフバルコニーのデメリット

ルーフバルコニーのデメリットは以下です。

 

①定期的なメンテナンスが必要

屋根がないため天気の影響をうけやすい

 

埃やゴミがたまりやすいため定期的にお手入れが必要

②防水・排水機能に注意

防水、漏水処理を行っていないと雨漏りの原因に

③一般的な屋根よりも工事費や維持費が高くなりがち

一般的な屋根よりも工事費用やメンテナンスに必要な維持費が高くなる

 

ルーフバルコニーは定期的なお手入れやメンテナンスが必要であることがデメリット。

 

排水溝にゴミや枯葉が詰まらない様に清掃を行い、雨漏りや劣化を予防しましょう。

ルーフバルコニーをおしゃれにするコツ

ルーフバルコニーをおしゃれにするコツは以下の6つです。

 

  • 床材をおしゃれにする
  • 手すりのデザインにこだわる
  • 日よけを工夫する
  • 眺めのいい方向に開くように工夫する
  • 雨よけを設置して雨天でも楽しめるようにする
  • 子どもやペットがいる家庭は壁をしっかり立ち上げる

 

以下から詳しく解説します。

 

床材をおしゃれにする

床のデザインにこだわることで、ルーフバルコニーの雰囲気全体をおしゃれにすることができます。

 

床材の特徴については以下です。
 

天然木や人工木

ナチュラルで柔らかい雰囲気

人工芝

緑を感じアウトドア気分に

陶器タイル

外国風でおしゃれな雰囲気

 

自分のイメージにあった床デザインを選択し、おしゃれなルーフバルコニーを設計しましょう。

 

手すりのデザインにこだわる

手すりのデザインにこだわることで、ルーフバルコニーの雰囲気をおしゃれにすることができます。

 

ルーフバルコニーの手すりのおすすめデザインは以下です。

 

  • ステンレス・アイアン:モダンな印象
  • 木製の手すり:ナチュラルであたたかい印象
  • 直線のデザイン:洗礼されたスタイリッシュな印象
  • 曲線を取り入れたデザイン:柔らかい印象

 

床のデザインとマッチしたものを選び、おしゃれなルーフバルコニーを設計しましょう。

日よけを工夫する

日よけは日差しを遮るだけでなく、バルコニーの空間をおしゃれにできるアイテムです。

 

日よけの主な種類とデザインは以下になります。

 

オーニング

可動式の日よけや柔軟に日差しをコントロールできる

シェードセイル

大きな布を張り巡らせるタイプの日よけで、カジュアルかつモダンな雰囲気を作る

パラソル

移動が簡単で必要な場所に日陰を作ることができる

 

日よけはおしゃれなデザインのものを選ぶとインテリアのアクセントにもなります。
 

日を遮りたい箇所やデザインを工夫することで快適かつおしゃれなルーフバルコニーを実現できるため工夫しましょう。

眺めのいい方向に開くように工夫する

バルコニーの設置位置や向きは、眺めを最大限に活かすために工夫が必要。空をうまく活用することで開放的でおしゃれなルーフバルコニーを実現することができます。

 

工夫方法としては以下の2つがあります。

 

  • 視界が開けている方向に向かってバルコニーを設置
  • 異なる高さからの眺望を楽しむため段差やデッキを検討

 

バルコニーの利用シーンが広がり、空間がおしゃれになるため視界も工夫しましょう。

雨よけを設置して雨天でも楽しめるように

雨の日でもバルコニーを快適に利用できるようにする工夫が必要。

 

雨よけも選び方によってはおしゃれなルーフバルコニーにすることができます。

 

雨よけの選び方とメリットは以下です。
 

固定式の屋根

透明なポリカーボネート製の屋根を設置すると雨を防ぎつつ自然光を取り入れられる

シェードやカーテン

必要なときにだけ使えるためバルコニーの開放感を損なわない

 

雨の日でも明るく快適な空間を作りたい人は、雨よけにもこだわりましょう

子どもやペットがいる家庭は壁をしっかり立ち上げる

安全対策として子どもやペットがいる家庭では壁の設置が重要です。

 

壁の高さは高さは子どもやペットが乗り越えられないような高さを選びましょう。

 

視界を遮らない透明な素材や、風通しの良い格子状のデザインを選ぶことで、開放感を損なわず安全を確保することができます。

 

デザイン性をUPしたいならプランターや装飾品を検討し、壁もおしゃれなデザインを選びましょう。

 

これらのポイントを取り入れることで、安全でおしゃれなルーフバルコニーを作り上げることができます。

ルーフバルコニーのおしゃれな目隠しは?

ルーフバルコニーは外から見えやすいため、目隠しが必要です。

 

おしゃれなバルコニーにするためのおすすめ目隠しは以下になります。

 

  • 格子フェンス
  • パーテーション
  • サンシェード

 

以下から詳しく解説します。

 

格子フェンス

格子フェンスは、木材や金属で作られた縦横の格子状のもの。

 

プライバシーを確保しながらも、風や光を取り込みやすいことがメリットです。デザインが豊富で、バルコニーのスタイルに合わせやすいのが特徴です。

 

フェンスに植物を絡ませたり、装飾をすることでよりおしゃれなルーフバルコニーにすることが可能に。


自分好みのバルコニーを作りたい人に格子フェンスはおすすめです。

パーテーション

パーテーションはデザインの選び方で、ルーフバルコニーをおしゃれにすることができます。

 

パーテーションの人気素材は木。木の温かさを感じることができ、自然的な空間が好みの人に選ばれます。

 

木のパーテーションの中でもストライプ・ボーダー・チェックなど様々なデザインがあるため、好みのものを選びましょう。

 

サンシェード

シェードとはカーテン生地で作られた生地をたたみ上げて開閉できるアイテムです。

 

長さを調節できるため、視線や太陽の光を調節できることがメリット。

 

おしゃれなサンシェードやルーフバルコニーの雰囲気に合わせたものを選ぶとよいでしょう。

 

ルーフバルコニーをおしゃれにするためのおすすめインテリア

ルーフバルコニーをおしゃれな雰囲気にするにはインテリアも重要になります。

 

ルーフバルコニーをおしゃれにできるおすすめインテリアは以下です。

 

  • ソファなどのアウトドア家具
  • プランターや家庭菜園
  • 照明
  • 日よけアイテム

 

以下から詳しく解説します。

ソファなどのアウトドア家具

ルーフバルコニーにアウトドア家具を設置することで、屋外でくつろぐことができます。

 

おすすめのアウトドア家具は以下になります。

 

  • ガーデンソファ
  • ガーデンチェア
  • コンパクトなテント
  • ハンモック

 

家具は雨水に濡れても大丈夫な素材を選ぶことで、メンテナンスや雨天時にも安心です。

 

ルーフバルコニーの雰囲気に合わせて必要な家具を選びましょう。

プランターや家庭菜園

ルーフバルコニーは日当たりがよいため、プランターや家庭菜園もおすすめ。

 

緑があることで自然的で癒される空間になり、野菜を育てることで日々の生活に楽しみができます。

 

ルーフバルコニーでプランターや家庭菜園を行う際には以下に注意が必要です。

 

  • 台風時は飛ばないように対策が必要
  • 野菜は日当たりがよすぎるため日焼に注意
  • 背の高いプランターは壁付けや支柱を使う

 

台風や野菜が大きくなった場合を想定し、事前に対策をしておきましょう。

照明

ルーフバルコニーの照明にこだわることで、夜の雰囲気を好みに演出することができます。

 

おすすめの選び方は以下になります。

 

  • 温かい雰囲気:オレンジなどの明るい色
  • 幻想的な雰囲気:青色などのブルーカラー

 

また、照明のデザインは雰囲気を変えることができます。

 

アウトドア系が好みの人はランタンなど、洋風が好みの人はランプなど照明のデザインは雰囲気を変えることができるため好みのものを探しましょう。

日よけアイテム

日よけアイテムも選び方によっては、ルーフバルコニーをおしゃれにすることができます。

 

おすすめの選び方は以下になります。

 

アイテム名

雰囲気

特徴

パラソル

リゾートのような雰囲気

設置場所を変更できる

タープ

アウトドアのような雰囲気

布製の屋根であり紫外線から守る

シェード

アウトドアのような雰囲気

防水性があるため雨には強い

 

使う目的や好みのデザインで日よけを選びましょう。

ルーフバルコニーのリノベーションはユニテにお任せ!

富山県でルーフバルコニーでお悩みの方ははぜひユニテへご相談ください。

 

当社では年間1,000件のリノベーションのご依頼を頂いており、住まいづくりの経験が豊富。

 

ユニテでは女性アドバイザーも在籍しており、お客様の些細な要望もしっかりと汲み取り理想のマイホームを実現することが可能です。

 

まずは実績豊富なプロと一緒に検討することをおすすめします。

 

ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

おしゃれなルーフバルコニーのまとめ

おしゃれなルーフバルコニーにするためのコツは以下になります。
 

①床材をおしゃれにする

ルーフバルコニーの雰囲気を左右する

②手すりのデザインにこだわる

床のデザインとマッチしたものを選ぶ

③日よけを工夫する

デザインや日を避けたい箇所を工夫する

④眺めのいい方向に開くように工夫する

空を活用し開放的な空間にする

⑤雨よけを設置して雨天でも楽しめるように

雨の日でも明るく快適にするため可動式のカーテンか固定式のシェードなどを検討

⑥子どもやペットがいる家庭は壁をしっかり立ち上げる

安全かつおしゃれにするために高さのあるもの+デザインしやすい壁がおすすめ

⑦目隠しを工夫する

フェンスやパーテーションなどおしゃれなデザインでしっかり視界を遮るものを選ぶ

⑧インテリアを工夫する

アウトドア家具やプランターなどを検討

 

おしゃれなルーフバルコニーを実現するにはアイテムや位置などを工夫する必要があります。

 

様々な視点から工夫をする必要があるため、お悩みの方は専門業者へ相談を検討しましょう。