外壁面に発砲ウレタンの断熱材を吹付する下地となります(※こちらは2階の様子になります)。
通常は透湿防水シートを外側から外壁面に張るのですが、今回はお隣さんと接続している町屋の住宅のため室内よりベニヤを当てて外部に漏れないようにいたしました。
壁の断熱材を吹付た後は電気配線になります。天井に束ねておいた配線を電灯のスイッチやコンセントのための配線を壁に下ろします(※こちらは1階の様子になります)。
断熱材の吹付の前に配線すると断熱材の中に埋まります。そうすると施工中に位置を変更したり、いずれ再度改装をする際には配線の移動が困難になるため、当社では後から配線するようにしております。
グラスウールやロックウールには生活音を吸収するなどのメリットもあるそうです。余談ですが、一般住宅、集合住宅において部屋の間や天井裏に排水管を敷設する場合には、消音効果のあるグラスウールなどで覆います。店舗ビルなどにおいては防火用に被覆材が必要となりますが、同時に結露防止の意味もあるかと思います。
以上、施工中の様子をご覧いただきましたがいかがでしたでしょうか。
断熱材は完成後に壁の中となるため、どのように施工しているのか皆さん気になるところだと思います。このように写真を残すことには様々なメリットがあります。
写真についてもまたいずれ施工ブログ内でお伝えできたらと考えております。
★次回は、『ユニットバス組立と室内内装工事』編をご覧いただきます。